圧倒的なサポート性能で、現環境トップに君臨すると言っても過言ではない孔明とマーリン。
その強さは、一部で「FGOは孔明ゲー、マーリンゲー」と揶揄されているほど。しかし、彼らのレアリティは星5。ましてマーリンは限定サーヴァントです。
だれでも手に入るサーヴァントではありません。なかには彼ら2人を迎えられず、フレンド欄を見ては血の涙を流している人もいるはずです。
そんな人のために、ぜひ紹介したいのが「エレナ・ブラヴァツキー」。一部ではポスト孔明・マーリンの最有力との声もあるほどです。今回は、そのエレナ・ブラヴァツキーについて、あれこれ見ていきたいと思います。
エレナ・ブラヴァツキーって何者?
「エレナ・ブラヴァツキー」の名は、おそらくほとんどの人にとって聞きなれないものでしょう。そこで、まずはエレナ・ブラヴァツキーという人物をざっくりと紹介します。
史実のおけるエレナ・ブラヴァツキー
「エレナ・ブラヴァツキー」は19世紀に実在した女性オカルティスト。若いころにロシア人貴族と結婚しましたがすぐに出奔し、以後は世界中を飛び回ってオカルトの知見を深める人生を送りました。
自伝によると日本にも来たことがあるようです。
在米期には、神秘の解明を目的とした神智学協会を設立。エジソンをはじめとした多くの著名人が参加したことで知られています。
FGOにおけるエレナ・ブラヴァツキー
外見は小柄な少女ですが、内面は面倒見が良く母親のような包容力を感じさせる女性。そのギャップが魅力的なサーヴァントです。エジソンやテスラとは生前からの知古で、2人のケンカの仲裁をする姿が、イベントや概念礼装で散見されます。
そんなエレナがはじめてストーリーに登場するのは、第5章のアメリカ。エジソン率いる合衆国軍の事実上のナンバー2として、ときに敵対しつつも、共にケルトの軍団に挑んでいくことになります。
エレナ・ブラヴァツキーの性能
サーヴァントとしてカルデアに現界したエレナ・ブラヴァツキーの性能を見ていきましょう。
ステータス
クラス:キャスター レア:星4 所持カード:QAAAB
HP (初期/最大):1901/11882
ATK(初期/最大):1438/8629
スキル
スキル1 「魔力同調」 CT:9
味方全体のNPを増やす
スキル2 「マハトマ」 CT:10
自身に毎ターンスター獲得状態を付与(5ターン)&確率で自身の宝具威力アップ(1ターン)
スキル3 「未知への探求」 CT:9
味方全体のQuickカードの性能をアップ(3ターン)&味方全体のArtsカードの性能をアップ(3ターン)&、伊方全体のBusterカードの性能をアップ(3ターン)
宝具
「金星神・火炎天主(サナト・クマラ)」 属性:Arts
敵全体に強力な攻撃&防御力ダウン(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉&クリティカル発生率ダウン(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉&弱体耐性ダウン(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉
エレナ・ブラヴァツキーの強いところと弱いところ
ポスト孔明・マーリンとも言われるエレナ・ブラヴァツキーの強いところと弱いところをまとめました。
強いところ① スキルが高性能
エレナのスキルはどれも超がつくほど優秀。NP付与にスター獲得、全カード強化と、サポートに欲しいスキルは全て揃っています。とくにスキルレベルが上がったエレナのスキルの性能は、孔明・マーリンと比べても遜色ありません。
強いところ② 宝具が全体攻撃
孔明・マーリンとの明確な違いが、全体攻撃宝具を持っている点。スキル「マハトマ」で威力の底上げも可能なので、ダメージもそこそこ期待できます。孔明・マーリンとは違った戦術を採用できるのは、明確な強みです。
弱いところ① スキルのCTが長い
エレナのスキルはどれも強力なのですが、CTが長いのが玉に瑕。孔明やマーリンのスキルと比べると、回転数で明らかに劣っているため、スキルの使用タイミングには気をつけたいところ。もっとも短期決戦がメインの現環境では、あまり気にならないかもしれません。
弱いところ② レアが星4
ある意味では最大の泣き所でしょう。ポスト孔明・マーリンでありながら、その2人にも匹敵するレアリティなのが大問題。人によっては、そもそもお目にかかれない可能性すらあります。
まとめ
孔明を期待して召喚を回す人にとって、エレナ・ブラヴァツキーを召喚してしまうことは、がっかり要素かもしれません。しかし、エレナの性能は、決して悪くはないのです。ポスト孔明としては十分な活躍を見せてくれるはずなので、孔明やマーリンがいない人はぜひ育ててみてください。
パーティの見栄えも良くなりますよ。