【FGO】これぞ東方の大英雄! アーラシュの取り扱い説明書

公開日:

執筆者:編集部

総合力こそ高レアに劣るものの、ある一点において高レアを上回る性能を持っているのが、FGOの低レアサーヴァントに多く見られる特徴。

星1レアのアーチャー「アーラシュ」などは、その典型でしょう。彼は、その尖った性能によって多くのユーザーから支持を集めています。

ゲーム最低レアでありながら、多くのFGOユーザーを惹きつけてやまないアーラシュの魅力。今回はそれを、可能な限りお伝えしたいと思います。

アーラシュの人となり

日本においてのアーラシュの知名度は、はっきり言って皆無。FGOではじめて知ったと言う人がほとんどでしょう。そこで、まずは彼の人となりを簡単に紹介します。

伝承におけるアーラシュ

出典は古代ペルシャ神話。アーラシュは、当時イラン人とトゥーラーン人の間で繰り広げられていた不毛な戦争を、究極の一射によって大地を割り国境を作ることで終わらせたと伝わっています。

しかし、人の業を超えたその一射の代償として、アーラシュの身体は四散し、命を落とすことになりました。

そんな彼の高潔な生きざまは、今なおその地に住む人々の信仰を集めています。

Fateにおけるアーラシュ

初登場は、Fateのスピンオフ小説の「蒼銀のフラグメント」。アーチャーとして召喚され、セイバーやランサーと共に、東京を焼き払おうとするライダーに戦いを挑みました。最期は自身の宝具を開放し、伝承通り身体が四散し消滅。

しかし、彼の今際の言葉が、物語の結末を大きく変えることに繋がります。

FGOにおけるアーラシュ

文句なしに大英雄ですが、それを鼻にかけることは無く、気さくで陽気な人柄の持ち主。

ストーリーでは第6章に登場。さりげない言葉の節々に思いやりを感じられる、作中屈指の大人な人物として描かれています。

獅子王との戦いのために主人公と共同戦線を張っていましたが、物語の佳境で、獅子王の放った聖槍から仲間を守るために宝具を開放。伝承をなぞる形で消滅していきました。

笑顔のアーラシュ

これを言えるのがアーラシュの魅力

アーラシュの性能

FGOにおけるアーラシュの性能を見ていきましょう。

アーラシュ

地味な見た目に反して強力な宝具を持つ

ステータス

HP (初期値/最大値):1424/7112
ATK(初期値/最大値):1057/5816

スキル

スキル1:「頑強」 CT:7
自身の防御力をアップ(3ターン)&自身の毒耐性をアップ(3ターン)

スキル2:「千里眼」 CT:8
自身のスター発生率をアップ

スキル3:「弓矢作成」 CT:8
自身のNPを増やす&自身のHPを回復

宝具

「流星一条(ステラ)」
敵全体に超強力な攻撃+自身に即死効果【デメリット】

雑感

耐久が低いため長期戦には向かず、攻撃力も低いため通常攻撃の火力も出ないと言う中途半端なステータス。

スキルも微妙で、「頑強」は自身の低耐久を補ってくれる一見良スキルですが、そもそもHPの低いアーラシュに耐久を求めても仕方ありません。

また、付随する毒耐性アップ効果が現状何の役にも立たないのも残念なところ。スター発生率を上げるスキル「千里眼」も、Qカードが1枚しかないアーラシュでは宝の持ち腐れでしょう。

しかし、そんなことは些事。アーラシュの強みは、その圧倒的な宝具火力にあるからです。

アーラシュの宝具「流星一条(ステラ)」は、全体攻撃唯一の「超強力」な攻撃。加えて、オーバーチャージで宝具火力を上昇させることも可能と来ています。

最大までオーバーチャージさせれば、星5すらも凌駕する圧倒的な宝具火力を敵に叩き込むことができます。

また、強化クエストをクリアすることで、待望のNPチャージスキル「弓矢作成」が解放されるのもポイント。自慢の宝具を格段に開放しやすくなります。

反面、自身に即死付与と言う強烈なデメリットが存在するのは注意事項。一応、ガッツを付与することで即死を回避できますが、そこまでする必要があるかどうかは微妙なところです。

アーラシュの運用例

やはり、素早く宝具を開放して敵を殲滅し、控えとバトンタッチしてもらうのが運用の基本となるでしょう。

このとき、星5概念礼装「カレイドスコープ」か最終開放した星4概念礼装「虚数魔術」を装備させられれば、スキル「弓矢作成」と合わせて自力でNPを100まで溜めることが可能になるため、利便性が大きく向上します。

イベントクエストや種火、宝物庫クエストの3ターン周回の強い手助けになること請け合いです。

ステラの威力

等倍バフなしでもこの威力

まとめ

超火力の宝具での雑魚の殲滅と、後衛とのバトンタッチを同時にできるのはアーラシュのみが持つ強み。

実はアフターサービスもばっちりで、当たり屋のような使用法に対する良心の呵責にも、「お前は間違っちゃいない」と消えゆくアーラシュ本人がフォローしてくれたりします。

このように、色々な意味で使いやすいサーヴァントなので、まだ育成していない人はなるべく早めに育成するのをおすすめします。

執筆者: 編集部