安定感のあるカードが多いアスガルド勢力。
長期戦に適した勢力である。
今回はこのアスガルド勢力について紹介や解説をしていきたいと思う。
特徴
勢力基本地形は「氷河」を扱う。
アスガルド勢力は中盤からの頑強なユニットを活かした長期戦向きの勢力である。
ユニットやガーディアンのHPを回復させるのも得意とする。
また、氷河上ではATKやHPが上昇するカードなども多い傾向である。
そのため、中盤以降のユニットの耐久力や展開力は凄まじい。
中盤以降動くためにも序盤からどういった流れで運んでいくかも重要になってくる。
スペルを駆使して盤面を取ってくる「ルクソール」やマナブーストでこちら以上の大型を展開してくる「トリニティ」とは相性が悪い。
しかし、耐久力の高さから、低コストユニットを並べてくる「オリンポス」や「イズモ」とは相性が良い。
ガーディアンやデッキの方向性によってまた違ってくるのであくまで目安として思っておこう。
勢力ガーディアン(ASGARD)
・地形生成のロキ。
・ユニット生成のトール。
・回復生成のフレイヤ。
これらの3種類である。
ロキ(Loki)
初期から使用可能である。
ガーディアンパワーは「氷の眼差し」である。
地形がない自フィールド1マスを氷河にする効果である。
氷河によって恩恵を受けるユニットも多いため、序盤から地形を生成していきたいところ。
あくまで地形がない自フィールドのみなため、すでに別の地形があったり、相手フィールドに作ることができないので注意。
氷河を生成できることから、氷河によって恩恵を受けるカードと合わせて使いたい。
トール(Thor)
ストーリーのアスガルドステージ1をクリアすると使用可能である。
ガーディアンパワーは「死戦士の召集」である。
永劫戦士エインヘリヤル(A1H1のステータスで、氷河にいるとき、HP+1される)を1体出す効果である。
永劫戦士エインヘリヤル自体のステータスは高くないが、氷河にいるときHPが+1されるため、耐久力を上げることができる。
序盤は地形生成カードやこの効果で時間を稼いだりして、中盤以降につなげていきたい。
攻めよりも防御向けのガーディアンパワーである。
氷河を作り出すカードと合わせて使いたい。
フレイヤ(Freya)
ストーリーのアスガルドステージ3をクリアすると使用可能である。
ガーディアンパワーは「慈愛」である。
ユニット1体かガーディアン1人を1~2回復させる効果である。
回復量でこそわずかではあるが、アスガルド勢力には回復をトリガーに発動する効果を持つユニットも存在する。
また、1の差が勝敗を分ける状況も決して少なくない。
僅差な闘いほど発揮される効果であるといえよう。
やはり、回復をトリガーとするカードと合わせて使いたい。
☆5:レジェンダリー
今現在収録されている☆5:レジェンダリーカード3種類を紹介したいと思う。
これらのカード生成コストは、マナのかけら×2000である。
魔狼フェンリル
ユニット/コスト8/A4H5
・自ターン終了時、相手ユニット1体に2ダメージ与え、このユニットを2回復する。
場持ちの良いカードである。
相手ユニットにダメージを与えつつ、回復することができるため、耐久力に優れている。
また、このユニットは相手にユニットがいなくても2回復することができる。
そのため、回復するために相手ユニットを残しておくなどの必要はないのである。
毎ターン回復されることから、このユニットを相手に出された際は、一気にHPを削りきるようにしたい。
オーディンの軍略
スペル/コスト9
・「戦乙女の尖兵」を自フィールド前列に出す(戦乙女の尖兵/コスト5/A3H3)。
戦乙女の尖兵を並べることができるため、理想は3か所空いているときに使いたい。
展開力に優れているスペルである。
コストが9ではあるものの、それ以上のユニットを並べられるカードである。
攻めと守りの両方に使えるため、腐る場面もほとんどない。
できれば後列からのサポートを受けつつ、並べていきたいところ。
戦略神オーディン
ユニット:タイプ神/コスト10/A5H6
・召喚時、自フィールド全体に永劫戦士エインヘリヤルを出し、他の全ユニットにATK+1する。
一気に自分のフィールドを埋め尽くす、展開力とATK上昇を備えたカードである。
最大5体の永劫戦士エインヘリヤルを出すことができる。
永劫戦士エインヘリヤルが1体も出ない状況、つまりすでに5体のユニットが場にいるときは一気に攻めの切り札として使える。
逆の状況の時、つまり5体出される状況は守りとして使うことができる。
そのときの状況に応じた盤面を作り出せる優秀なカードである。
考察:耐久力に優れた長期戦型勢力
回復や氷河上での自ユニットの強化など持久面に優れた勢力である。
低コストはサポート系の傾向が大きく見られる。
1ターン目から中盤以降どのように繋げるかが重要になってくる。
ただ守るだけでなく、フィニッシュへの道筋を想定したデッキ構築を意識していきたい。