序盤からの攻撃に特化したカードが多いオリンポス勢力。
短期決戦型の傾向が強い。
今回はこのオリンポス勢力のカードやガーディアンなどについて解説していきたいと思う。
特徴
勢力基本地形は「海洋」を扱う。
オリンポス勢力は序盤からの攻撃に特化した勢力である。
そのため、召喚後すぐに攻撃することができる「速攻」を唯一持っている勢力ユニットが存在する。
自分のユニット強化系や相手ガーディアンに直接ダメージを与えるカードなども多い傾向にある。
また、短期決戦故に低コスト帯のカードが多い割合である。
中盤以降からHPの高いユニットを並べてくる「アスガルド」や「トリニティ」とは相性が悪い。
逆に同じ低コスト主体の「ルクソール」や「イズモ」とは相性が良い。
ガーディアンやデッキの方向性によってまた違ってくるのであくまで目安として思っておこう。
勢力ガーディアン(OLYMPUS)
・ユニット生成のアテナ。
・地形生成のポセイドン。
・ダメージ生成のハデス。
これらの3種類である。
アテナ(Athena)
初期から使用可能である。
ガーディアンパワーは「海風の梟」である。
この海風の梟は「海梟グラウクス(A1H1のステータスで、海洋にいるとき、速攻を持つ)」を1体出す効果である。
海梟グラウクス自体のステータスはそれほど高くないが、海洋上で召喚すれば速攻を持つユニットになる。
そのため、残りHPが少ない相手ユニットへのとどめやガーディアンへの攻撃で決め手の一手として成り得ることが可能である。
壁としても使えるが、勢力の性質上、守りというよりかは攻めの姿勢で使っていきたい。
海洋を生成するカードと合わせて使いたい。
ポセイドン(Poseidon)
ストーリーのオリンポスステージ2をクリアすると使用可能になる。
ガーディアンパワーは「猛る海」である。
地形がない自フィールド1マスを海洋にする効果である。
海洋の数に応じて効果が変動するカードがあるため、それらを活かす場合はこちらのガーディアンが最適である。
あくまで地形がない自フィールドのみなため、すでに別の地形があったり、相手フィールドに作ることができないので注意。
海洋があることによって威力を高めるカードや効果を発揮するカードと合わせて使いたい。
ハデス(Hades)
ストーリーのオリンポスステージ3をクリアすると使用可能になる。
ガーディアンパワーは「死角の一撃」である。
ユニット1体かガーディアン1人に1ダメージ与える効果である。
ダメージ量は多くない。
しかし、どんな相手にもダメージを与えることができる。
そのため、様々な局面で活かせるので、腐りにくいガーディアンパワーである。
敵味方の指定がないため、自分のユニットにもダメージを与えることができる。
なので、ダメージを負うことで効果が発動する自ユニットに対し使うことで能動的に発動させるといった動きもできる。
基本的には相手ユニットの処理にこの効果を回していきたい。
地形にあまり影響を受けずに闘えるカードと合わせて使いたい。
☆5:レジェンダリー
いま現在収録されている☆5:レジェンダリーカード3種類を紹介したいと思う。
ギガントマキア
スペル/コスト5
・ターン終了時まで、全ユニットのATK+2する。
自分フィールドにユニットがいるほど効果を発揮する。
相手ユニットも強化してしまう欠点はある。
しかし、相手ユニットの数が少ないときに発動すればこちらへの被害も抑えることができる。
使用タイミングとしては、とどめとして使うか、高HPの敵ユニットを殲滅するときなどに使いたいところ。
ATKが最大で合計+12されるため、例えば自ユニット6体いてすべて相手ガーディアンに直接攻撃したらほぼほぼゲームエンドまでもっていける。
また、自ユニットのHPが残りわずかで相手に高HPユニットが並べられている場合もこのカードで盤面アドを取れるなら発動もあり。
やはり、理想はとどめとして使っていきたいところではある。
天空神ゼウス
ユニット:タイプ神/コスト8/A5H4
・召喚時、全相手ユニットに2ダメージ与える。
このカード1枚で盤面をひっくり返す可能性を秘めたカードである。
相手のフィールドをこれでがら空きにして他の自ユニットで相手ガーディアンに攻撃していきたい。
倒しきれなかった敵ユニットでもだいたいがHP残りわずかなはずなので、大型ユニットを処理することも視野に入れておこう。
コスト8で使用できる点も魅力である。
万魔帝テュポーン
ユニット:タイプ神/コスト10/A6H6
・召喚時、他の全ユニットに3ダメージ与える。
このユニット以外ではあるが、全体に3ダメージを与えることができる効果は強力である。
自分のユニットにもダメージを与えてしまうため、数が少ないとき、もしくは自分のユニットは生き残り相手ユニットは処理できるときに召喚していきたい。
ステータスはこちらの方が上だが、天空神ゼウスと効果が似ているため、デッキ内容によって採用する方を選ぶといいだろう。
考察:強化や直接ダメージなどを得意とする短期決戦型勢力
自ユニットの強化や相手ガーディアンへのダメージなどのカードが多く見受けられる勢力である。
短期決戦型なので低コスト帯が多く分布する。
長期戦になればなるほど不利になっていくので守りより攻めを意識したデッキ構築、デュエル運びを心がけていきたい。