この記事ではDappsであり、Googleplayストアにてゲームアプリとして公開されている「くりぷ豚」の遊び方を紹介していきます。
2018/6/18から正式配信が開始されました。こちらの記事はオープンβ版のものになります。
くりぷ豚スマホブラウザ版
Dappsについては初回の記事をご覧ください。
→Dapps(分散型ゲーム)って何?ってところから「ビットペット」をはじめてみた
くりぷ豚とは
ブロックチェーン技術を用いた育成シミュレーションゲームです。
プレイヤーは代替え不可能なペットである「くりぷトン」を飼い、繁殖させたり今後実装される予定のゲームに参加させたりして遊びます。
くりぷトンにはオス・メスの概念がなく、様々な色や形を持って生まれてきます。
繁殖させて市場に出し、他プレイヤーに買ってもらうなど現在はブリーダーとしての遊び方が基本になっていますね。
マーケットでうまく売買をすればETHを稼げるので、取引所に送金→日本円に変えて儲けることもできます。
はじめにイーサリアムを用意
くりぷ豚を遊ぶためには以下の準備が必要です。
①仮想通貨(イーサリアム)の購入
仮想通貨取引所のアカウント開設とイーサリアムの購入
Android版のくりぷ豚の場合、ゲーム単独のウォレットを使うためメタマスクなどの外部ウォレットには対応していません。
外部ウォレットを使いたい方はメタマスクが使えるPC版を遊ぶか、「Trust」「Toshi」などのウォレットアプリをDLしたうえでスマホのブラウザ版を遊びましょう。
・くりぷ豚公式サイト
https://www.crypt-oink.io/
くりぷ豚への登録
くりぷ豚Android版
くりぷ豚スマホブラウザ版
最初にくりぷ豚をダウンロードし、秘密鍵(パスワード)を設定するとウォレットのアドレスが発行されます。
秘密鍵は各操作で頻繁に入力するのできちんと覚えておきましょう。
発行されたアドレスを使い、取引所からイーサリアム(ETH)を入金すれば完了です。
どのくらい入金すべき?
くりぷトンの最安値は0.005ETH(手数料を含めると0.0068ETH)となります。
購入と繁殖の最安値は同じくらいなので、だいたい0.02ETHあれば最低限の機能を体験できます。
遊びこみたいという人はもう少し入金してもいいかもしれません(入金手数料がかかるので一度にまとめて入金した方がいい)。
くりぷトンの購入
くりぷトンはマーケットで購入でき、他プレイヤーの豚が売られている所と公式が出している卸売マーケットがあります。
卸売の方が価格が安いのでまずはそこで2匹の豚を購入しましょう。
前述したように最安値は手数料を含めて0.0068ETHです。
くりぷトンの特性やステータス
くりぷトンには体系や目、耳、しっぽなど細かい特性が設定されていて、それによって見た目が変化します。
また、スピード・パワー・スタミナが五段階の星評価で設定されています。
このステータスは今後実装予定であるゲームモードで使われるようです。
お見合い
くりぷトンは手持ちの2匹、もしくは1匹を保持した状態でマーケットでお見合い相手を選ぶことで繁殖ができるようになります。
マーケットでお見合い相手を選ぶ場合は、所持者に対して謝礼金を払う必要があります(下記、トン活を参照)。
手持ちの2匹で行う場合は最初に母トン・父トンを選択します。くりぷトンに性別はないのでどちらにもセットできますが、これによって引き継がれる特性などが変化するようです。
選択後はまずお見合いの申請料として0.00072ETH。
さらに出産時に0.005ETH+手数料が必要になります。
婚活ならぬトン活
トン活は、お見合い相手として手持ちのくりぷトンをマーケットに設定するモードです。
選んでもらうと、あらかじめ設定しておいた謝礼金がプレイヤーに支払われます。登録したくりぷトンは消滅せずに残ります。
珍しい特性を持っているくりぷトンほど相手として選ばれやすくなり、謝礼金も高く設定できます。
マーケットへの登録
手持ちのくりぷトンをマーケットへ登録すると他プレイヤーに販売することができます。
マイリスト→くりぷトンのプロフィール画面から売りに出すを選び、始値・終値・推移時間を選びます。
価格を推移させないなら始値と終値で同じ数値を入れればOK。始値を高くして終値を低くすると時間が経つほど価格が安くなっていきます。
登録には0.0012ETHが必要になります。
感想・まとめ
以下に個人的な感想をまとめています。
ちなみに、「くりぷ豚」のゲーム内容が分かりやすくまとめられた漫画コーナーがアプリに収録されているので、そこを見て操作方法や遊び方を確認するといいかもしれません。
これは入金しなくても無料で見られます。
アプリ版の入金について
ゲームアプリという性質上、GoogleplayストアやappstoreからDLすることになるんですが、そこで一度起動させるとウォレットのアドレスが発行されます。
今作にはスマホで遊べるブラウザ版(現β)もあるんですが、スマホのアプリだけで操作を完結させることはできません。
また、ゲーム専用ウォレットを作る必要があるという点は、今後のアプリ系Dappsでもネックになりそうですね。
欲を言えば「MyEtherWallet」など日本語対応しているアプリのウォレットと連携し、他のゲームと財布を共有できるようになれば全然違ってくるかもしれません。
いっそのことGoogleplayやapple公式の仮想通貨ウォレットアプリとか出ればいいのに、って思います(筆者の妄想ですのであしからず)。
(2018/10/15 編集部追記)GO! WALLETを使うとスマホで簡単に遊ぶことができます。※まだiPhone限定
ゲームとして
ゲームとして見ても属性ごとに価値があるかないかがイマイチ不明。
ステータスも5段階星評価で数値としての幅が狭く、なぜこの豚が高いのか、なぜ安いのかがイマイチ分かりませんでした。
クリプトキティでは属性ごとにレアリティがあり、ビットペットではステータスに数値として幅があったので価値の目安になっていました。そういう指標がほしいところ。
良い点としては豚のグラフィックが可愛く、3Dながらファンシーな見た目と仕草をしています。
タップするとリアクションをとってくれるのでエサをあげてみたくなりました。
くりぷ豚スマホブラウザ版
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