先日、イベントによって強化されたレッドアイズデッキ。
専用蘇生カードやサポートカードが充実し、より真紅眼の黒竜を召喚しやすくなった。
今回は大人気カードの一つである、レッドアイズデッキについて解説したいと思う。
レッドアイズデッキのコンセプト
専用蘇生やサポートにより、使いやすくなったレッドアイズ。
大人気カードであるレッドアイズを主軸においたデッキである。
「真紅眼の黒竜」必須
☆7/闇属性/ドラゴン族/A2400/D2000
このデッキの主軸である。
サーチや特殊召喚など、このデッキにおいて手段が豊富に用意されている。
デッキからサーチするのに「青竜の召喚士」。
手札からの特殊召喚は「黒竜の雛」。
墓地からの特殊召喚は「レッドアイズ・スピリッツ」。
など、こういった感じに豊富である。
アドバンス召喚する機会があまり無く、特殊召喚が主に召喚方法になる。
☆7の重さを感じさせないサポートカードの充実さがある。
「レッドアイズ・スピリッツ」必須
通常罠
・自分の墓地の「レッドアイズ」モンスター1体を対象として発動。
・そのモンスターを特殊召喚する。
「レッドアイズ」専用蘇生カードである。
蘇生モンスターにレベル制限が無いため、上級モンスターをこのカード1枚で特殊召喚できるのが魅力である。
レッドアイズ限定であるため、蘇生対象は主に「真紅眼の黒竜」か「真紅眼の凶星竜-メテオ・ドラゴン」になる。
罠カードであるため、速攻性は無いものの、奇襲性に優れている。
また、装備するといったこともないため、完全蘇生状態でフィールドに表示形式問わずに特殊召喚できる点も大きい。
万能蘇生カードであるため、ぜひ複数枚デッキに採用したい。
「黒竜の雛」必須
☆1/闇属性/ドラゴン族/A800/D500
・自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地へ送って発動できる。
・手札から「真紅眼の黒竜」1体を特殊召喚する。
このカード1枚で手札の真紅眼の黒竜を特殊召喚できる。
条件としてリリースではなく、墓地に送ることなので注意。
デッキからは特殊召喚することができず、手札のみなので真紅眼の黒竜とセットで手札になければ活かすことができない。
単体では使えないがやはり真紅眼の黒竜をこのカード1枚で特殊召喚できるのは魅力である。
レッドアイズの名を持つモンスターではないので注意。
青竜の召喚士
☆4/風属性/魔法使い族/A1500/D600
①:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキからドラゴン族、戦士族、魔法使い族の通常モンスター1体を手札に加える。
このデッキにおいて真紅眼の黒竜がサーチ対象である。
それほど引けなければかなり弱いデッキに成り下がってしまう。
フィールドから墓地に送られればサーチ効果を発動することができるため、使いやすいモンスターではある。
カードトレーダーによる入手なため、複数枚集めるのは大変だと思うが入手しといて損はしない。
レッドアイズデッキへの採用率の高いカード
採用率の高いカードをピックアップ。
真紅眼の凶星竜-メテオ・ドラゴン
☆6/闇属性/ドラゴン族/A1800/D2000
・デュアル
・このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカード以外の自分フィールドの「レッドアイズ」モンスターは戦闘、効果では破壊されない。
デュアルモンスターであるため、真紅眼の黒竜と同様、通常モンスターサポートカードを使用できる点は大きい。
また、このモンスター2体をフィールドに並べれば戦闘、効果に対して破壊耐性を持つロックができる。
その代わり、半上級モンスターであるため、並べるまでに手札消費しかねない。
蘇生カード等を駆使して召喚までサポートしていきたい。
しかし、ステータス面に不安が残る。
攻撃力が1800と下級モンスターに戦闘負けしてしまう数値である。
守備力も2000と決して高い数値とは言えない。
なので戦線維持するためにも強化したり防御カードで防いだりとサポートが必須になっていく。
それでも効果は強いのでこのモンスターを守る=他のレッドアイズモンスターも守れるといった感じになるため、フィールドに維持していきたい。
単体では役に立たない効果であるため、他にレッドアイズを出せる、もしくは存在する状況でフィールドに出していきたい。
王者の看破
カウンター罠
・自分フィールド上に☆7以上の通常モンスターが存在する場合に発動できる。
・魔法、罠カードの発動、モンスターの召喚、反転召喚、特殊召喚のどれか1つを無効にし破壊する。
このカードが発動できればほぼ全てのカードを無効にし破壊できる強力なカウンター罠である。
発動条件が☆7以上の通常モンスターと一見すると難しく捉えがちではある。
しかし、真紅眼の黒竜を召喚していくデッキなので、腐る盤面もそこまで少なくはないだろう。
発動条件が限られているが、発動できる状況になればかなり相手を制圧していくことができる。
弱点や対策
まず、コンボデッキであるので手札事故による負けパターンがつらい。
手札に真紅眼の黒竜ばかりで召喚をサポートするカードが無かったり、サポートカードばかりでそもそも召喚できなかったり。
相手のデッキ次第というよりかは、自分の引き次第の部分もある。
真紅眼の黒竜がフィールドにいる時に魔法罠のセットがあると少々厄介である。
王者の看破だったり、レッドアイズ・スピリッツだったりする場合が高い。
墓地にレッドアイズがいない状況で伏せカードを破壊していきたい。
考察:大人気のレッドアイズでデュエルを楽しもう
イベント限定のカードも採用されているため、完璧なデッキに仕上げるのであれば構築難易度は高い。
もし、作成できる人は作ってみると良いと思う。
レッドアイズを中心に回るデッキなので、使っていて楽しいと感じてもらえればと思う。
まだ作成できないという人は代替カードで代用するか、イベント復刻まで待つしかない。
強さよりも楽しみたい人におすすめのデッキかもしれない。