【遊戯王デュエルリンクス】爆発力が凄まじい雑貨転生岩石デッキについて解説!

公開日:

執筆者:編集部

墓地を早く肥やして、メガロック・ドラゴンによる爆発力でフィニッシュするデッキである。

メガロック・ドラゴンは除外した数に応じてステータスが高くなるため、フィニッシャーとして申し分ない攻撃力を発揮することができる。

今回はこの雑貨転生岩石デッキについて解説したいと思う。

一撃必殺の雑貨転生岩石デッキを解説

雑貨転生岩石デッキのコンセプト

「魔導雑貨商人」によって墓地に岩石族を墓地に送りまくって、フィニッシャーの「メガロック・ドラゴン」によって一撃必殺の勝利を狙うデッキである。

墓地を肥やすことを優先するのか、闘いながら少しずつ肥やしていくかでまた構築内容が変わっていく。

メガロック・ドラゴン

☆7/地属性/岩石族/A?/D?

・このカードは通常召喚できない。

・自分の墓地の岩石族モンスターを任意の数だけ除外した場合のみ特殊召喚できる。

・このカードの元々の攻撃力、守備力は、特殊召喚時に除外した岩石族モンスターの数×700になる(ルール効果)。

このデッキのフィニッシャー的存在。

特殊召喚するために墓地の岩石族を除外するも好きな枚数を除外することができるため使い勝手が良い。

1体だけ除外してリリース要員として活用するのもあり。

3体除外することで下級モンスターを殴り倒せる数値になる。

5体除外すれば攻撃力3500ととても高い数値に化ける。

このカードは攻撃力、守備力と両方の数値を上げるため、表示形式を変更するカードにも強い。

ステータス表記が0ではなく?であるため、サーチが難しいカードではある。

魔導雑貨商人

☆1/光属性/昆虫族/A200/D700

・リバース

・魔法、罠カードが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、そのカードを手札に加える。

・残りのめくったカードは全て墓地へ送る。

枚数が不特定数ながらもモンスターを墓地に送れ、魔法罠を1枚ドローできる。

リバース効果であるため、速攻性には欠けてしまう。

デッキ内モンスターの割合をかなり偏った構築にすればそれなりの枚数を墓地に送ることも可能だろう。

この墓地へ送る枚数はやはり確率の問題なので、運に左右されてしまう部分はある。

このカードを使用する際、魔法罠を1枚ドローすることよりも墓地を肥やすことを目的で採用することが多い。

ちなみにめくった結果、魔法罠がなかった場合、めくったカード全てをデッキに戻しシャッフルする。

死者転生

通常魔法

・手札を1枚捨て、自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。

・そのモンスターを手札に加える。

普通に使えば2:1交換とあまりよろしくない。

この1枚のディスアドを負ってでも手札にほしいモンスターを対象に発動したい。

もしくは、手札1枚捨てるコストさえも墓地アドとして活かすことができる場合である。

墓地に落ちてしまった特殊召喚できないモンスターなどを回収するのにも役立つ。

このデッキの場合、主にメガロック・ドラゴンを対象に発動していきたいところである。

雑貨転生岩石デッキへの採用率の高いカード

他に採用率の高いカードをピックアップ。

磁石の戦士マグネット・バルキリオン

☆8/地属性/岩石族/A3500/D3850

・このカードは通常召喚できない。

・自分の手札、フィールドから「磁石の戦士α」「磁石の戦士β」「磁石の戦士γ」を1体ずつリリースした場合に特殊召喚できる。

①このカードをリリースし、自分の墓地の「磁石の戦士α」「磁石の戦士β」「磁石の戦士γ」を1体ずつ対象として発動できる。

そのモンスターを特殊召喚する。

召喚条件があるものの、高ステータスを誇っている。

1度、正規の方法で召喚に成功すれば蘇生制限を満たせる。

手札からでもリリースして特殊召喚することができる。

また、蘇生制限こそ満たせないものの、「磁石の戦士δ」のおかげである程度は召喚しやすくなっている。

今現在、収録されている☆8モンスターで、攻撃力、守備力、攻守合計値が1番高いモンスターである。

磁石の戦士δ

☆4/地属性/岩石族/A1600/D1400

・「磁石の戦士δ」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①このカードが召喚、特殊召喚に成功した場合に発動できる(誘発効果)。

デッキから☆4以下の「マグネット・ウォリアー」1体を墓地に送る。

②このカードが墓地へ送られた場合、「磁石の戦士δ」以外の☆4以下の「マグネット・ウォリアー」3体を自分の墓地から除外して発動できる(誘発効果)。

手札、デッキから「磁石の戦士マグネット・バルキリオン」1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。

まず、召喚、特殊召喚に成功したとき、デッキから墓地肥しができる。

二つ目の「磁石の戦士マグネット・バルキリオン」を特殊召喚する効果と噛み合っているため、非常に使いやすい。

この墓地肥しの効果は「磁石の戦士δ」を墓地に送ることもできる。

なので、磁石の戦士マグネット・バルキリオンを特殊召喚したい場合、墓地が十分肥えていれば、磁石の戦士δの効果で磁石の戦士δを墓地に送り、送られた磁石の戦士δの効果でマグネット・バルキリオンを特殊召喚すると良いだろう。

除外して特殊召喚する効果だが、同じ種類の磁石の戦士3体を除外でも特殊召喚することが可能である。

二つ目の効果はコストとして墓地に送ってもタイミングを逃すことなく効果を発動することができる。

雑貨転生岩石デッキの動かし方

基本的に魔導雑貨商人でひたすら墓地にモンスターを送って、死者転生で落ちたメガロック・ドラゴンを回収する。

そして除外しまくって特殊召喚した高ステータスのメガロック・ドラゴンで一撃必殺を狙う流れになる。

墓地肥しは基本、魔導雑貨商人になると思うがもちろん引けない時もある。

その時は、岩石族で優秀な下級モンスターである磁石の戦士たちで時間を稼ぐといった感じになるだろう。

今のところ、他に優れた岩石族がまだいないという理由もある。

魔導雑貨商人をサーチできるゴキポンも採用候補に入る。

しかし、ゴキポンは昆虫族なため、メガロック・ドラゴンの強化の餌になれないため、採用枚数は考えたい。

弱点や対策

まず、除去に弱いのが弱点である。

フィニッシャーがバレバレなので、メガロック・ドラゴンを狙い撃ちされたらどうしようもない。

魔導雑貨商人を引けなかったりするとうまく墓地を肥やせず、殴り負けしてしまうケースもある。

・魔導雑貨商人の効果発動を防ぐこと。

・除去をフィニッシャーに狙うこと。

雑貨転生岩石デッキと対戦した時はこの二つを意識してデュエルすると良いだろう。

考察:フルモンスターに限りなく近い構築で一撃必殺を!

死者転生とモンスターだけという偏った構築も可能。

とてつもない高ステータスのメガロック・ドラゴンを出せれば、攻守増減系のカードには強いため、殴り負けすることはあまりないだろう。

しかし、どうしても除去には弱い。

負ける時はあっさり負け、勝つ時はスピーディーに勝負が着くと思う。

安定性こそ高くないものの、一撃必殺の爽快感はなかなかのものでしょう。

執筆者: 編集部