4/12から発売した「CHAOTIC COMPLIANCE(カオス・コンプライアンス)」。
初収録のサイキック族やデュアルを主にテーマとしたBOXである。
今回はこのパックに収録されているNカードの使い方などについて解説していこうと思う。
N枠(46種類)
「ジャベリンビートル」
「スーパー・ウォー・ライオン」
「ストーム・サモナー」
「スペースタイムポリス」
「惑星探査車」
「闇王プロメティス」
「灼熱ゾンビ」
「炎の女暗殺者」
「ボアソルジャー」
「スカイオニヒトクイエイ」
「セカンド・ブースター」
「プレートクラッシャー」
「迷走悪魔」
「大盤振舞侍」
「牙竜咆哮」
「超能力増幅器」
「おろかな転生」
「霊滅独鈷杵」
「サイコパス」
「ドミノ」
「救援光」
「受け継がれる力」
「ポイズン・ファング」
「邪気退散」
「ウェポンチェンジ」
「精神統一」
「ショット・ガン・シャッフル」
「磁力の指輪」
「ジャベリンビートルの契約」
「ライオンの儀式」
「カオスの儀式」
「絶滅の定め」
「サイコ・リアクター」
「機械王-B.C.3000」
「スリップ・サモン」
「血の沼地」
「デストラクション・ジャマー」
「押し売りゾンビ」
「女神の加護」
「トロイボム」
「オプションハンター」
「ジェネレーション・チェンジ」
「ロスト・ネクスト」
「二者一両損」
「反撃準備」
「攪乱作戦」
入手しておきたいカード
おすすめのカードをピックアップ。
炎の女暗殺者
☆4/炎属性/炎族/A1500/D1000/リバース
・自分のデッキの上から3枚ゲームから除外して発動する。
・相手LPに800ダメージを与える。
実質ノーコストで相手に800ダメージを与えることができる。
このカードは、バーンデッキによく採用される傾向にある。
先行ワンキルとしても有名なスキル「デュエルスタンバイ」+バーンカードを合わせたデッキと相性が良い。
以前にも増してそのデッキの安定性が上昇する結果となっている。
リバース故に速攻性に欠けるものの、バーンカードにしては大きいダメージ量になっている。
大盤振舞侍
☆3/光属性/戦士族/A1000/D1000
・このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、相手は手札が7枚になるようにカードをドローする(誘発効果)。
普通に使えば相手の手札補充を手伝うマイナスな効果と思われがち。
しかし、このカードを「死のマジック・ボックス」などで相手に送りつけて、自分がそのカードにわざと自爆特攻して自分がドローを加速するといった使い方ができる。
ほかにも、このカードは相手のデッキ切れを狙うことができる効果でもある。
最高で7枚ものカードをドローさせるため、デッキ破壊においてかなりの速さで削ることになる。
基本的に手札制限によって6枚までしか持っていることができないため、最低1枚ドローになるもののその状況はあまり多くみられない。
ステータスが低いのでダメージを与えにくいかもしれないがその低さを利用して「財宝への隠し通路」と相性が良い。
注意してほしい点はやはりドロー補助させてしまうことから返しの相手ターンで逆転の札を引かせてしまったが故に押し切られてしまわないように。
受け継がれる力
通常魔法
・自分フィールド上のモンスター1体を墓地に送る。
・自分フィールド上のモンスター1体を選択する。
・選択したモンスター1体の攻撃力は、発動ターンのエンドフェイズまで墓地に送ったモンスターの攻撃力分上昇する。
単純に攻撃力上昇を望むのであれば、コストを必要としない装備カードで十分である。
なので、対人戦向けというよりかはレジェンド周回向きといえるだろう。
ハイスコアデッキによく使われる「ユニオン・アタック」を持っていない人にはその代用になるカードである。
ユニオン・アタックと違い、自分の全モンスターの攻撃力合計まではいかないもののこちらは普通にダメージを与えることができる。
両カードともメリットデメリットはあるので、ハイスコアデッキの構築内容次第でどちらを採用するか選んでいくのがいい。
精神統一
通常魔法
・デッキから「精神統一」1枚を手札に加える。
・「精神統一」は1ターンに1枚しか発動できない。
このカード自体デッキ圧縮しかできない。
しかし、魔法カードなため魔力カウンターを溜めるカードと相性が良い。
なので主にハイスコア周回ケルベロスデッキに採用が適しているといえよう。
デッキ圧縮兼魔力カウンターとケルベロスデッキには一石二鳥である。
3枚目の精神統一はサーチ先が存在しないため発動自体できないので注意。
また、このカードの上位互換としてすでに武藤遊戯が「魔力掌握」を使用している。
いずれプレイヤーも「魔力掌握」を使えるようになるのだろうか。
デストラクション・ジャマー
カウンター罠
・手札を1枚捨てて発動。
・「フィールド上のモンスターを破壊する効果」を持つモンスターの効果、魔法、罠の発動を無効にし破壊する。
発動条件が限られているもののカウンター罠故にダメージステッ中も発動することができる。
また「天罰」に対しても発動することができるのでこのカードを事前に伏せておけば安心して効果モンスターを使っていくことができる。
欠点として手札コストが1枚ということ。
そして、破壊が確定していないカードに対して発動することができない。
例えば「ブローバック・ドラゴン」のように破壊できない場合がある効果に対しては無力であるため注意が必要である。
考察:やはりレアリティの低さが必ずしも強さに直結はしない
46種類のNカードが収録されているカオス・コンプライアンス。
やはりレアリティが低いからといって必ずしも強さに直結するとか限らない。
レアリティが高いカードは単体でも機能するカードが多いが、低いカードは他のカードと組み合わせるとより強さが発揮されていくと思う。
今後もレアリティ問わず注目していきたいと思う。
また、デッキ構築の参考になれば幸いである。