ポケモンに関するさまざまなトリビア……。
この記事ではそんなネタの中からひとつ、紹介していきます。
ポケモンのあまり知られていなかった事実が明らかになるかも?
ヤドンはなぜヤドンという?
ピンク色のボディに、ぼーっとしたなんともいえない表情で人気のポケモン、ヤドン。
初代から登場しているこのポケモンは、みずタイプとエスパータイプで進化するとヤドランとなることでも知られている。
こちらが進化後のヤドラン。
進化してもしていなくても表情がちょっと抜けているというか、おバカっぽいところがなんともチャーミング。
ちなみにヤドランの分類は「やどかりポケモン」だけども、進化前、ヤドンの分類は「まぬけポケモン」となっている。
君、まぬけポケモンだったんだね… pic.twitter.com/TnndARDpub
— あかつき@固定みて!! (@redmatsulove) 2016年8月29日
まぬけポケモンって……。
尻尾を川に入れてエサを釣っているがそのうちなにをしているか忘れてしまって、
川べりに寝そべったまま1日を終えちゃうのは確かにまぬけではあるけども!
でもそんなところもまたかわいいじゃないか。
このまぬけポケモンって分類した人には若干の悪意を感じずにはいられない……。
まあそこは置いておくとして、ヤドンというポケモンの名前について。
いったいなぜヤドンはヤドンというのか、その由来を考えたことはあるだろうか?
いくつか説はあるようだけど、これはおそらく「ヤドカリ」に鈍い、という意味合いの「鈍感」を合わせて、
ヤドカリ+ドンカン=ヤドン
という説が濃厚なようだ。
ではここで新たな疑問。
ヤドンという名前は、外国でもヤドンのまま使われているのだろうか?
その謎に、迫ってみた。
ヤドンのひどすぎる外国での名前!ドストレートにもほどがある!
ポケモンの中にはピカチュウなど、海外でもそのままのネーミングで使われているポケモンもいる。
ならばヤドンも……?
と思ったが、どうやらヤドンという名前は、外国では違った名前で呼ばれているそう。
ということで、アメリカでヤドンがなんと呼ばれているか調べてみた。
判明したヤドンの英名!
すると、このような名称であちらでは呼ばれていることが分かった。
Stagey slowpoke! #pokemon #pokemongo #theatre #crucible pic.twitter.com/dbajSLu39Z
— Kerry F (@Kerry91) 2016年12月12日
Slowpoke……遅い豚!?
と思ったが、豚肉のスペルはpork。
実はこのSlowpokeというのは、「のろま」という意味の英単語なのだ。
そう、つまりヤドンはあちらの国では、「のろま」と呼ばれているということ!
ちょっとド直球すぎませんかねえ……。
いや、たしかにヤドンは図鑑にも「うごきがのろくまぬけ」とか書かれているから間違ってはいないんだけれども。
もう少しオブラートに包むというかなんというか。
でもまあ、文化の違い的なことなのかもしれない。日本だとドンカン、の一部を混ぜて表しているのに対して、
あっちでは直接的にのろま、と表現しているだけで結局どっちも言っている内容としてはかなり近いわけだし。
進化後はどうなってる?
ちなみに、ヤドンの進化先であるヤドラン。
こちら、日本名であるヤドランの由来はおそらく、
「宿らん」というところから来ているのではないかと推測される(もちろんいくつかある中の一説にすぎない)。
そしてこのヤドランも当然、海の向こうでは別の名前になっていた。
その名称がこれ。
The highest CP for wild pokemon goes to Slowbro. It costs only 1 berry+1 Ultraball. #TeamMystic @PokemonGo_ID @PokemonGO_INA @Mystic_ID pic.twitter.com/aYDAXLitlD
— Isaac Newton Jr (@IssacNewtonJr) 2016年10月3日
Slowbro、と書かれている。
Slowは言わずもがな「遅い」という意味だけど、このbroとはどこからきたのか?
これはbrotherのbroである、との見方が多いようで、
ヤドランは見てお分かりの通り、ヤドンにシェルダーがくっついている形のポケモンだ。
この様子をbrotherと表現したものだと思われる。
なんだかあちらでブラザー、というとちょっとかっこいい感じもしてくるから不思議だ。
まあ、それをいうとそもそもシェルダーがしっぽに噛み付いた姿が進化系だというヤドラン自体も相当不思議だけど。
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