FEHでは比較的オーブを入手しやすい一方で、覚醒を行うのに必要な英雄の羽の取得が難しいためピックアップなどのガチャイベントを利用しながら、欲しいキャラクターを狙い打ちしていく必要があります。
そこで今回は現在開催中の蒼炎の世界でピックアップされているアイクの性能紹介とオススメ個体値、スキル継承について考察したいと思います。
現在開催中のガチャイベント:蒼炎の世界
4/26〜5/15までの期間中、新英雄達の排出率が高くなる蒼炎の世界が開催されています。ここではピックアップキャラの性能を簡単に紹介したいと思います。
特にアイクは今回は初めて実装されたスキルを所持しているので、これがリセマラランキングなどへ影響するのでしょうか。楽しみですね。
ステータス・所持スキルなど
赤属性の剣士として登場した、歩行系のユニットです。FE歴代主人公の中で最強ではないかと言われるほどの人気キャラクターですが、性能には反映されているのでしょうか。見ていきたいと思います。
ステータス(LV40)
- HP:42
- 攻撃:51
- 速さ:31
- 守備:32
- 魔防:18
- 総合:174
総合的に素晴らしい性能となっていますが、魔防がかなり低いですね。これでは魔法攻撃を行ってくる敵が脅威となります。ただ、スキルの組み合わせ次第では高い攻撃力を活かした対策を行うことも出来るので後半で説明したいと思います。
武器:ラグネル(継承:不可)
- 威力:16
- 射程:1
- 敵から攻撃された時、距離に関係なく反撃する
全射程反撃効果が付いていますので、タクミ、リョウマ、ヘクトルのような運用方法が可能となっています。弓や暗器のような物理遠距離であれば前線に立たせても一度の戦闘では倒れずに反撃できるので、様々な場面で活躍出来そうです。
奥義:天空(継承:可)
- 発動:5
- 敵の守備、魔防-50%扱いで攻撃
- 与えたダメージの50%自分を回復
発動までにかかる攻撃回数が5と長いですが、性能としては素晴らしい「天空」を持っています。敵の防御力を半減して、更に与えたダメージ分を回復出来るので自己完結型で優秀ですね。
防御力の最高値はドーガやヒナタの39ですので、バフや個体値などを考慮しない場合には最低でも15程度の回復は保証されているということです。発動までにかかる回数については次に紹介する新スキルの「剛剣」で短縮できるのです。
紋章スキルA:剛剣3(継承:可)New!
- 自身の攻撃による奥義発動カウント変動量+1
- 条件:攻撃が敵より1以上高い
- 同系統効果重複時、最大値適用
ややこしい説明文が書かれていますが、通常は攻撃を1回行うと奥義発動までのカウントが-1されます。さらに追撃を行なえば-2ということですね。
剛剣は通常攻撃1回で-2、追撃を行うと-4となるので、サクサク奥義を発動させていくことが出来るのです。つまり、天空を頻繁に発動できるので高いHPを保持しながらバトルに臨めるということです。
紋章スキルB:剣殺し3(継承:可)
- 自分は絶対追撃、敵は追撃不可
- 条件1:敵の武器種が剣
- 条件2:自分のHPが50%以上
こちらは追撃系の性能となっていますが、アイクのステータス「速さ」31という数値はそこまで高くありません。従って、敵からの追撃を受けやすく、自身は追撃できないというデメリットがあります。
この短所を補うためのスキルなのですが、武器種が剣でHPが50%以上という2つの条件が設定されているので、そこまで汎用性は無く、使い勝手が難しいですね。
オススメ個体値は?
アイクの強いポイントを列挙するとすれば、下記の3点です。
- ラグネルによる全射程反撃
- 天空による自己回復
- 剛剣による奥義発動カウント短縮
逆に弱いところは下記の2点だと思います。
- 魔防が18と低すぎる
- 速さがあまり高くない
これらのデメリットを解消するために、魔防や速さがUPする個体値を選択すれば良いのかというと、そうでは無いと筆者は考えます。
個体値は攻撃UP、魔防DOWN!
魔法攻撃が怖いと述べたにも拘わらず、魔防ダウンとは、何を血迷ったかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これで良いのです。
まず、攻撃UPの理由は剛剣の条件:「敵より攻撃が高い」を満すことで天空を2回戦闘する度に発動していくためです。
魔防ダウンの理由は、そもそも少し個体値で上げたところで太刀打ち出来無いので、もう捨ててしまおうという戦法です。スキル継承を的確に行うことで、ある程度の魔法キャラへも対応出来るようにしますのでこの後説明します。
スキル継承:オススメは切り返しと攻撃の威嚇
スキル継承によって魔防が低いことへの対策と剛剣の発動条件を満たしやすくしていきます。
紋章スキルB
- 切り返し:HP70%以上で絶対追撃
- 待ち伏せ:HP75%以下で先制攻撃
どちらを継承するかによって運用方法が変わってくると思います。待ち伏せは全射程反撃キャラに良く付けられていますが、アイクに合っているのは切り返しだと思います。
これは絶対に追撃されるので物理防御の低い敵が攻撃しにくい、つまり魔法系のキャラクターへの対策となります。
さらに剛剣との相性も良く、追撃によって1度の戦闘で奥義カウントが-4されるため、2回の戦闘に1回は天空でのHP回復が行えるということです。
紋章スキルC
- 攻撃の威嚇:周囲2マスの敵の攻撃-5
こちらは完全に剛剣発動用のスキルです。敵の攻撃を減らすことで確実に剛剣の効果が得られるようにしていくのです。この役割は他のキャラに任せても良いですが、自己完結型にしておいたほうがどこでも連れて行けますからね。
まとめ
4/26に新たに登場したアイクの評価や使い道について考察を行ってみましたが、いかがでしたでしょうか。筆者の主観が入っている箇所もありますが、そこはご了承ください。
とにかく剛剣と天空の組み合わせで高いHPを保持しながら、全射程反撃を行っていくという運用が出来るので、非常に優秀なキャラクターだと思います。この機会に是非とも入手しておきたいですね。