ファイアーエンブレムヒーローズの中でも結構、昔の方から出現したキャラクターです。
個人的な感想ですが、女性回復キャラクターにはどこか高飛車だったり、やたら気の強い女性が多いような気がします。
一応シスターと名乗ってはいますが、外見もシスターというよりはどこかの王女的な感じもします。
セリフもシスターのような慎ましい性格ではなくガツガツとしていて、怠け者でどこかのダ女神的な感じさえしてしまします(笑)
このセーラーというキャラクターですが、英雄召喚では主に星3つか星4つで出現し、星5つでの出現は今のところ、発見されていません。
回復や補助としての役割がメインとなっているので、かなり大事に扱ってあげないといけません。
逆を言えば、闘技場などで敵方にセーラーがいたら積極的に攻撃を仕掛けていきたいところです。
セーラーの長所と短所
最初にセーラーを星5つまで成長させた能力値を見ていこうと思います。
HP 33
攻撃 40
速さ 31
守備 21
魔防 33
このようになっています。一目見た通り守備が低いのとHPに不安があるところを除けば、小粒なりにバランスの良い仕上がりになっています。
魔防が比較的高いところと速さが30超えているところは、評価できるのではないでしょうか。
しかしセーラーの場合は主に回復や補助の役割が非常に大きいです。
星5で習得できる「アブゾーブ」は相手のダメージ分の50%を自分自身で回復できるので、いざとなったときは非常に重宝するでしょう。
セーラーの長所
回復役としては非常に優秀で、特に奥義スキルの「疾風の祝福」は自分を除くキャラクター全員に速さ+4されるので非常に使い勝手が良いです。
もちろん、「治療」だけでも回復効果+10とかなり大きいので、十二分に価値があります。
補助スキルも「攻撃の鼓舞」を覚えるのでただの回復役、というだけではないところに価値があると思います。
当然のことながら、前線で戦うことは向いておらずできる限り前線の味方キャラクターとは距離を開けておくと安全です。
セーラーの短所
能力値を見てもわかる通り、守備力が低すぎるということです。
星5つにも関わらず20前後しかないのは、攻撃力の高い関節攻撃キャラクター、特に弓矢のキャラクターのタクミやクレインなどの2回攻撃を
確実にしてくる敵に攻撃されたら、ほぼ一撃でアウトの可能性が非常に高いです。
攻撃力40で、敵に与えたダメージ分の半分を回復できる、「アブソーブ」を持っていますがよほど自分がピンチ以外使うのはあまりおススメはできません。
何しろ攻撃力もあまり高くないので、いくら50%回復できると言っても元々与えるダメージが少ないからです。
単に、スズメの涙程度の回復にしかならないのならば、やらないであえて後方に下げるという選択肢のほうが戦略的にも良いのではないかと思います。
パーティー内での役割
セーラーの役割は、やはり回復兼補助役になってきます。
壁となるキャラクターの背後で、回復をしつつ補助もする。そんな役割がピッタリです。
レベル上げをする際も敵キャラクターを倒して経験値を稼ぐというよりも、味方キャラクターのHPを回復させるということに専念させたほうが、思っているよりも早くLVが上がります。
なので、壁となるキャラクターには、重装備キャラクターが良いでしょう。
火属性ならドーガ、青属性ならウェンディ、緑属性ならベクトルなどがいます。
修練の塔やストーリーでは敵方の属性を確認できた後でパーティー編成もできるので、1人いれば敵キャラクターなどに狙われてやられてしまう可能性が格段と低くなるでしょう。
おススメの継承スキル
守備力が低く、回復能力の高いセーラーなので、両方の良い面を伸ばし悪い面をカバーできるような継承スキルを身につけさせるのが理想です。主観ですが2つほどを紹介します。
<h3ご奉仕の喜び3
これは杖で味方を回復したとき、回復させたHPと同じだけのHPを自分にも回復できるというものです。
おそらくセーラーには絶対に付けないといけないスキルの一つでしょう。
上記でも記したようにセーラーは自身を回復させることのできる手段が、「アブソーブ」という攻撃でしかありません。それも攻撃力が低いので相手にかなりのダメージを与えられない限り、自分のHPの回復は期待できません。
しかし、「ご奉仕の喜び3」を覚えていれば、味方のHPも回復できると同時に自分のHPも回復できるのでHPが少なくなっても、安心できます。
「ご奉仕の喜び」はリフが持っています。まだ手にいれてない人はスペシャルマップでも登場するので手に入れてみてください。
守備3
読んで字の通り守備をあげるものです。自分の守備を+3にしてくれます。物理攻撃による守備が21にまでしか成長しないセーラーにとっては、貴重なものになるのではないかと思います。
24でもあまり褒められるものではありませんが、それでも攻撃をされて一撃でやられてしまう。
というようなことは少なくなるのではないでしょうか。