『BanG Dream!』(バンドリ)ゲーム内イベント『あゆみ続けた道、彩られる未来』ストーリーまとめです。2・3話をダイジェストで見ていきましょう。
憧れのアイドルグループ『Marmalade』解散を聞いて、練習に身が入らなくなるほどのショックを受ける彩。そこで、パスパレのみんなの図らいで、気分転換にお茶をすることになりました。
2話 私(たち)の原点
パスパレの5人は羽沢珈琲店へ。メニューに外れがないということで、千聖のお気に入りのお店だそうです。
ここのクッキーも美味しいというイヴ。意外にもここのお店のアルバイトでした。
(てことは、つぐみとイヴを同じユニットに入れたら会話が発生したり……?)
これは、落ち込んでいる彩を励ますためのお茶会。麻弥が注文したお茶が美味しいらしく、一口どうぞと彩に勧めています。イヴもまた、彩にクッキーを勧めます。
日菜も2人に続こうとしますが、「人を励ますのって難しいね」と口を滑らせてしまいます。言っちゃダメ!ww
せっかく楽しくお茶をしていたのに、自分がどうして落ち込んでいるのか、彩は思い出してしまったようです。
それにしても、自分が何かを始めるきっかけを作ってくれた人の大きなニュースは、自分にとっても大きなニュース。
麻弥にもまた、彩と同じように、ドラムを始めるきっかけになった人がいます。
音楽は好きだけどインドア気質で、ライブに行くことはなかった。でもある時、ある人のドラムを聴いて、自分もドラムを叩けるようになりたいと思ったそうです。
それからというもの、研究のためにライブに足を運んだり、スタジオでドラムを練習したり、生活に少しずつ変化が。それからは、パスパレのみんなが知っている通りです。
そう考えると、あの時ドラムを始めていてよかったと振り返る麻弥。きっかけとなった人は、今までも、これからも目標であり続けます。
彩もまた『Marmalade』のあゆみというアイドルを目標に、ここまで頑張ってきました。
あゆみは彩にとっての憧れであり、目標でした。でも、彼女がアイドルをやめてしまったことで、自分が何を目指せばいいのかわからなくなったのです。
厳密には、”夢を与えるアイドルになりたい”という目標のために、何を先生やお手本にすればいいのかがわからなくなった。
いずれにせよ、彩は何事も努力で乗り越えてきた人。心の穴だっていつかは埋められるはず。新しい目標を一緒に見つけていこうと、イヴは励まします。
麻弥もまた、自分に勇気をくれた人が元気を失っていることを見過ごせないようです。
イヴ、麻弥が彩を気遣う中、千聖は、自分が女優を目指すきっかけとなった原体験に思いを馳せていました。
3話 あたしのきっかけ、私のきっかけ
日菜は喜々として、みんなでお茶をした時のことを姉・紗夜に話しています。
次第に打ち解けつつあるパスパレ。「もっといろんなところ行けばいいのに」と言う日菜ですが、紗夜は『Roselia』をして「仲が悪いわけじゃない」と返します。
パスパレの5人が今もっとも関心のある話題は、自分の”原点”は何かということ。
日菜は、自分がギターを始めるきっかけになったのは、紛れもなく紗夜だと言います。
紗夜のお陰でギターを初めて、パスパレに入った。といっても、もともと何でもできるし、パスパレはすぐに飽きるだろうと思ってた。でもフタを開けてみれば、パスパレでの活動は事件や困難の連続で全く飽きない。
おねーちゃん、ごもっともです……。
日菜は続けます。自分にはできても、他の人にはできないことが沢山ある。そして、そういう人達のお陰で、自分だけではできないことができる。それがバンドだった。
パスパレに入ったお陰で、他人の存在を意識するようになった。そして他人が大好きになった。
日菜は今の自分を取り巻く環境にとても満足しています。他人が好きになったのはパスパレに入ったから。パスパレに入ったのはギターを始めたから。そして、ギターを始めたのは紗夜がきっかけだった。つまり、全ての元をたどれば紗夜のお陰だと言えます。
2人は、互いに影響しあっていました。日菜が紗夜の真似をしてギターを始めたというのなら、ギターがどんどん上達していく日菜に対する悔しさが、紗夜を成長させたのです。
紗夜にとってもまた、日菜は”きっかけ”の一つであり、日菜には感謝していると言います。
日菜によれば、紗夜のギターの音は昔に比べてずっとキラキラ、楽しそうに聴こえるそうです。それがRoseliaでの経験があったからだというのなら、Roseliaにも感謝だねと、日菜は言います。
脳天気なことを言う日菜に対し、「ヘンな子」と笑みをこぼす紗夜。
「今の私たち、仲良しだよね?」と確認する日菜。紗夜は適当にはぐらかします。恐らく、仲良しかどうかということにあまり興味がない紗夜。ですが、お互いに強く影響しあっていることは確かなようです。
紗夜は日菜に念を押します。あなたは私の”きっかけ”だから、勝手にギターに飽きて放り出すことは許さないと。