『バンドリ』バンドストーリーまとめ。Afterglow編17・18話です。物語もいよいよ架橋ですね。
一悶着ありましたが、お互いに思いをぶつけ合うことで、よりいっそう強い絆で繋がることができた5人。さらに蘭は、父とも和解できました。あとは『ガルジャム』に向けて突き進むのみです。
第17話 本当の声
Afterglowの5人が関係を取り戻し、練習を再会してから数日後のこと。
蘭は、自宅のリビングで曲作りをしています。もう部屋に隠れて取り組む必要がなくなった作曲。どうやら完成のようです。
そこでモカから、ちょうどいいタイミングで電話が。「いま聴かせて」と言っているみたいですが、それは後のお楽しみということで。
今度の曲は、みんなにはもちろん、父にも聴いてほしい。自分の気持ちを届けるためには、全力でやるだけ。蘭の決意が伺えます。
その翌日、スタジオに集まる5人。もちろんこれから練習です。
蘭はさっそく、みんなに新曲を聴いてもらうことにします。
しばらく言葉を呑む4人。蘭は恐る恐る反応を伺いますが、つぐみは大絶賛。
モカは詞に着目し、蘭っぽくない詞だといいます。これまで蘭が書いてきた詞とは違い、素直な気持ちが表れていると。
こんな詞が書けるようになったということは、それだけ心境の変化が、大げさに言えば人としての成長があったということ。モカはこの曲が好きだと言います。
急かもしれないけど、この曲をライブでやりたい。蘭の提案はもちろん、みんなに歓迎されます。とはいえ、ライブまであと1週間までしかなく、仕上げるのはギリギリです。
蘭はそれを承知で頼み込みます。この曲でAfterglowの本気を見せたいんだと。
自分はこれまで、いろんなことから逃げてきた。でもこの間、みんなとケンカして、衝突して、そこで初めて逃げないでみんなと向き合えた。
確かに怖かったけど、自分にぶつかってきてくれたみんながどれだけ大切な存在かがわかった。だから、ワガママかもしれないけど、この曲で私たちの本気を表現したいといいます。
でも、お互いのことを大切に思っているのは蘭だけじゃない。それは決してワガママではなく、自分たちも同じ気持ちだと巴は返します。
5人の意見は一致しました。ライブまで1週間、全力で練習するのみです。
「でも、あんまり”ツグる”のはよくないよー」と、独自の造語でみんなを気遣うモカ。それを聞いた蘭は「モカはもっとツグりなよ」と慣れた調子で流します。
さっそく、新曲のことについて打ち合わせを始める5人。
その中でひまりは、みんなが一つになった嬉しさを噛みしめ、改めてライブの成功に期待をかけます。
第18話 食べないなんて言ってない
それから1週間後。つまりガルジャムの当日になりました。
5人は会場に到着。そのあまりのスケール感に、ひまりは驚き、つぐみは萎縮し、その2人を「ほらツグってツグって」とモカが煽ります。意味なんてわからなくていい。ニュアンスでいいんだ。
蘭も緊張しているようで、それを解きほぐすかのように煽るモカ。
それにしても、蘭はこれまでみんなが見たことがないほど緊張しています。それは、今回のライブのスケール感がというよりは、蘭にとって特別な意味合いのあるライブだからです。5人は、意を決して会場へ。
楽屋に入った5人は、意外なものを目にします。『美竹 蘭 様 祝・ご出演』と書かれたお祝いの花。恐らく蘭の父による図らいでしょう。蘭は「マジ、サイアク……」と顔を赤らめながらつぶやきます。
出演を前に、相変わらず弱気になっているつぐみと、それを元気づけようとするひまり。ひまりはところどころにいい子描写があるのがマジでずるい(かわいい)。
やがて、スタッフから打ち合わせの件で集合が掛かります。各バンドの代表が集まるようです。
Afterglowの代表はひまり。戸惑いながらも、みんなから背中を押され、打ち合わせに向かいます。
やけに嬉しそうに楽屋を出るひまり。失いかけていたリーダーとしての自信を、今ここで取り戻したようです。
さまざまなことが立て続けに起こります。今度は蘭の父と思しき男性から差し入れが。有名なドーナツ屋さんのドーナツだそうです。またも蘭照れる。
厳格ですが、一方で蘭の晴れ舞台を心から応援する、素敵なお父さん。その気持ちをせっかく受け取ったんだから、照れてないでありがたくいただきましょう。
【戦犯】モカ、ひまりのぶんのドーナツまで食べる
ひまりがライブのセッティングの件で楽屋に戻ってきました。ドーナツの件には気づかれていません。モカは重刑を免れました。
モカは口の周りにドーナツの食べかすがついているのをツッコまれます。こういう時くらいはしっかりしてくれと。