『バンドリ』バンドストーリーまとめです。Afterglow 1・2話をダイジェストでお送りします。
『Afterglow』は『Poppin’ Party』と比べると骨太で、攻撃的なサウンドが特徴の5人組バンド。
バンドストーリーは、ガールズバンドの登竜門『ガルジャム』への出演と、蘭の家庭の事情を主軸として物語が進んでいきます。
第1話 「いつも通り」
『Afterglow』の5人がスタジオで練習してます。今の曲も、いい感じに仕上がってきたようです。ひまりは、自分たちのパワーに自信満々。怖いものなしですね。
ただし、Aメロでミスがあったことをモカに突っ込まれてしまいますが、それをつぐみが優しくフォロー。
巴は、先程の演奏について、蘭に感想を聞きます。
蘭は『いつも通り』と答えると、ひまりは舞い上がりました。
蘭が使う『いつも通り』という言葉には特別な意味があります。常に100%の力を出せる。そして、それが当たり前だという意味です。
いつも最高の音を出すからこそ、『いつも通り』という言葉がポジティブな意味合いを持ちます。
でも、5人はずっとスタジオに篭りっきり。モカは、そろそろライブがしたいと言います。
過去のライブで、ひまりはステージで感動して泣いてしまったことがあるそうです。モカはそれをイジっていきます。モカは人をイジるのが好きだな。
そうこうしているうちに、練習も終わりの時間。あっという間ですね。
5人はお腹が空いたらしく、パン屋さん、つまり『やまぶきベーカリー』に寄っていくことに。
その前に、スタジオの片付けです。ひまりは、スタジオ代の支払いのため、全員からお金を預かります。
金額はいつもと同じ。モカは「100円だっけ」とすっとぼけます。待って。スタジオ潰れるからやめて。
そんなコントを尻目に、蘭の携帯が鳴ります。
スタジオ利用料の支払と次の予約を済ませるひまり。ちょうど、スタジオの片付けも終わったようです。
電話を終え、蘭が戻ってきました。心なしか、疲れたような顔をしています。
それはさておき、練習が終わったらパンを食べに行く予定でした。急がないとお店が閉まってしまいます。
モカののんびりしたテンションについて行ける蘭。ひまり、つぐみはそれを凄いと言いますが、わたし知ってる! 硬派風な人とボケッとした人ってなぜか気が合うの! ふしぎ!
実際に演奏中も息がぴったりの2人。言葉ではなく感覚で惹かれ合っているところがあるみたいです。
ともかく、急がないとパンが食べられません。蘭とモカはさっさと先に行ってしまいました。まあ、これも『いつも通り』ではあります。
どんな時でも『いつも通り』であることは別に嫌いじゃない。そう言いながら、残る3人は後を追うのでした。
第2話 なかなかアツいイベント
それから数日後のこと。練習のため、いつものスタジオで受付をするひまり。他のみんなは、もうすでに入っているようです。
自分がいちばん最後。慌ててスタジオに入ろうとするひまりを、スタジオスタッフが呼び止めます。どうしたんだろう?
スタジオの中では、4人が待ちくたびれています。
そこへひまりが入ってきました。どうやら、スタジオスタッフに、とあるチラシを渡されたようです。
『ガールズバンドジャムvol.12 出演者募集』と記されたチラシ。『ガルジャム』という通称を持つこのイベントは、ガールズバンド界隈ではメジャーなイベントだそうです。
まさかのまさか。ひまりが遅刻をしたのは、『Afterglow』にイベントに参加してほしいというお誘いを受けていたからなのです。
最近、5人が頑張っている姿を見ていたスタジオスタッフ。推薦するから、ガルジャムに申し込んでみないかというのです。
巴が言うには、ガルジャムからブレイクしたバンドは多く、実際にギャラリーとして参加してみたところ、かなりアツいイベントだったとか。
Afterglowがそれまで出てきたイベントは、学生バンド中心で小規模なもの。それに比べれば、ガルジャムはとてつもない大舞台。
いくらスタジオスタッフが推薦してくれたからといって、出演するのはこれまでにない覚悟が必要です。
その上で、真っ先に出演を希望したつぐみ。
前の練習ではみんなライブに出たいと言っていた。だからチャレンジだと思って出てみようと言うのです。
巴は呆気にとられて笑ってしまいますが、それと同時に感心しています。「ガッハッハ! 威勢がいいな小僧! 気に入った!」的な。山賊の親玉か。
確かに、いい機会だと思ってチャレンジするのも悪くない。
もちろん、モカ、蘭も賛成の様子。5人の意志が固まり、ガルジャムに出演することに。
気持ちを盛り上げるため、ひまりは「えい、えい、おー!」の掛け合いをしようとしますが、一同総スルー。あっ、わかった、モカがイジリ屋っていうか、ひまりがイジられキャラなんだ。かわいい。
冗談はともかく、ガルジャムに出演するというのなら、これまで以上に熱を入れて練習する必要があります。
Afterglowの晴れ舞台に、ド派手な音をガツンとぶつけてやろうと、巴は意気込みます。
さっそく蘭は、この間引っかかったフレーズを合わせたいと、モカにお願いしています。さっそく火がついたみたいですね。
練習も半ば、ひまりはいったんラウンジで休憩することに。
ラウンジでは、蘭が誰かと電話しています。しかし言葉が「口出ししないで」「関係ない」となんだか物騒ですね。どう考えても口論。
もしかしたら、蘭と仲がいいモカなら、何か事情を知っているかもしれません。
それにしても、何があったんだろう? ひまりは一人、頭を抱えます。