『バンドリ』ゲーム内イベント『うさぎ逃走中!』のストーリーをまとめました。
放課後。たえ、有咲の2人が教室で楽器を練習していたところ、女子生徒の声が。なんと飼育小屋で飼っているうさぎが一斉に逃げ出したのです。たえ、有咲は手分けをしてうさぎを捕まえることに。
オープニング うさぎは突然に
有咲の練習に付き合うたえ。何やら技術的に込み入った話をしています。
有咲はたえに教わったことをなかなか飲み込めず、それを見かねたたえは休憩を提案。
たえは、有咲の努力の姿勢を褒めます。人が見ていないところでも練習をするのはいいこと。でも有咲にとっては、特に秘密というわけではないらしいです。
折しもその日は、香澄、りみ、沙綾は用事があるとのことで、練習できるのは有咲、たえの2人だけ。こうなるともうマンツーマンの練習以外の選択肢はありません。
「私の練習に付き合わせちゃったね」と有咲はたえを気づかいますが、たえは「放課後の教室に呼び出して2人きりって……」とボケ返しをします。
さらに「殴り合いのケンカでもするのかと思った」と畳み掛ける。これは少女漫画でも不良漫画でもありません。いちおうはバンド少女たちの物語です。いちおうww
たえは新曲も製作中のようで、有咲は進捗を聞きます。少し行き詰まっているところがあるらしく、気分転換がしたいとのこと。
「どんなところで悩んでるんだ?」という有咲の質問に対し、「もふもふで可愛い」と斜め上の返答。曲作りの質問に気分転換の話で返すのがおたえクオリティ。脚本書いてる人は”天然”という生き物をよく理解していますね。
中等部の飼育小屋にはたくさんのうさぎがいるそうで、たえはたまに気分転換で訪れているそうです。うさぎの種類はさまざまなで『ロップイヤー』『ドワーフ』というものがいるんだとか。
私も有咲と同じく、ドワーフと聞いて、ずんぐりむっくりでマッチョの鍛冶屋しか思い浮かびませんでした。「ガッハッハ! 威勢のいい小僧だ! 気に入ったぜ!」的な。
そういった雑談も適当に切り上げ、練習を再開しようというところで、女子生徒の悲鳴が……。2人は驚き、声がしたほうへ向かいます。
廊下へ出ると、何やらうさぎがいっぱい向かってきたみたいです。その中には先に話題になった『ドワーフ』もいて……ってそういうこと言ってる場合じゃないww
やがて、うさぎを追いかけて飼育委員の子がやってきました。なんでも、うさぎ20羽が飼育小屋を脱走したんだとか。なかなか大事件のようですね。
たえは事態の収拾に手をかそうとします。「私”たち”にまかせて」と。そうです。有咲も入っています。
こうして、うさぎを小屋に戻すべく、たえと有咲のドッタンバッタン大騒ぎが始まったのでした。
第1話 この手があった!
中等部のほうは飼育委員の子に任せ、高等部に逃げたうさぎを追ってきたたえと有咲。
「巻き込まれた……」と面倒くさそうにする有咲にお礼を言うたえ。成り行きで加わざるを得なかった有咲は複雑そうです。
ここでおたえ、第1うさ人(びと)を発見! ダーツの旅か。
うさぎを捕まえようと走る有咲を静止するたえ。うさぎは聴力に優れるため、バタバタ追いかけると敏感に察して逃げてしまうのです。
「じゃあどうすんだよ!?」と思わず大声を出す有咲。それを聞いたのか、うさぎは逃げてしまいました。
うさぎが向かったのは、中庭・テニスコート・体育館の方向。とりあえずは中庭から探すことにしたようです。「勘かよ!」と突っ込む有咲。そうさ。勘さ。神様の言うとおり。
でも、中庭に逃げたのは4羽。2人でそんなに一気に捕まえられるんでしょうか?
たえは「2人で手が4つあるから大丈夫」と超強気。うさぎを片手で掴むつもりか。さすがにもう少し人数がいたほうがいいんじゃないでしょうか。
そんなコントをしていると、なんと千聖とぶつかってしまいました。とっさに謝る有咲。「よかった、人手が見つかった」と気の早いたえ。強気だなww
戸惑う千聖をよそに、たえの中ではもう3人で事に掛かるというプランが出来上がっていました。「この手、人の手ですよね」といちいちセリフが面白い。人の手じゃなかったら何なんだww
たえは、自分が飼っているうさぎの『オッちゃん』を1年モフモフできるというよくわからない交換条件を切り出す始末。
そもそも状況がよくわからない千聖は、有咲に説明を求めます。きちんと筋道立てて説明をする有咲。それをよそに、オッちゃんの紹介を改めて始めるたえ。もう黙っててくれww
千聖は状況を理解してくれたようですが、残念ながらこれから仕事があるそうです。アイドルは忙しい。
たえは更に食い下がる。千聖困る。状況は膠着し、ほどなくしてついに千聖が折れました。あなたいいんですか仕事。
じっと見つめられたら断れないというのはあるんですが、千聖のほうも次のライブの衣装のアイディアが煮詰まっていて、気分転換したかったみたいです。
先輩に大きな借りを作ったからには、まずは感謝しないと。有咲はこういう点では常識人なので、たえのマイペースさには呆れています。
ブーブー文句を言いつつも、なんだかんだでたえについて来ている有咲。「うさぎも嬉しい時は”ぶうぶう”と鳴くんだよ」と、たえはなんかいい話ふうにまとめようとしています。狡いぞ。
たえと有咲のコントを見て面白がる千聖。「状況を面白がってません?」という問いに対し、千聖は笑ってはぐらかすのでした。