『バンドリ』バンドストーリー『Poppin’ Party』1・2話まとめです。
『Poppin’ Party』は、花咲川女子学園に通う戸山香澄、花園たえ、牛込りみ、市ヶ谷有咲、山吹紗綾の5人で結成されたガールズバンド。
ストーリーは、朝の登校時間、香澄が有咲にあいさつをするところから始まります。
第1話 5人そろって、ポピパです
朝の登校時間。有咲を見つけてあいさつをする香澄と、ひっつかれて怒る有咲。様式美ですね。
どうやら今日の練習で、昨日聴いた曲を合わせてみるようです。朝から放課後の話をするということは、相当楽しみなんでしょうね。
有咲は廊下で香澄を呼び止めます。クラスが違う有咲の教室に香澄がついてきたらしい。有咲好きすぎるだろ……www
香澄の頭の中はバンドと有咲のことしかないのか(困惑)
朝のHRになんとか間に合った香澄。夜更かし、というか夜通しギターの練習をしていたら寝坊したそうです。
しかも、香澄は放課後に数学の再テストだというのに、ギターを練習ばかりで全く勉強していないらしい。こりゃとんでもねぇ。
わたし知ってる。これちょっと昔にけいおん部の人がおんなじことしてた。平沢唯ちゃんっていう子なんだけど。
放課後、有咲の家の蔵。彼女らは蔵の地下にスタジオを作り、毎日の練習の場所にしています。
蔵に集まった4人は、再テストを受けている香澄のことを気にかけます。再テストなので、合格点を取るまで帰れないそうです。合格するまで帰れま10。
香澄はもう今日は来れるかどうかわからないし、仕方がないから沙綾は練習を始めようと提案しますが……。
その頃学校では、香澄はようやくテストを終わらせたようです。早く練習がしたくて、有咲に勉強を教えてもらったとのこと。
「計算ミスは多いけど……」って、それってできてないじゃんwww
香澄がようやく開放され、有咲の家の蔵にやってきました。これで5人がそろいましたね。でも結局、4人で練習はしていなくて、香澄が来るまで待っていたようです。
待ったのは有咲の提案。香澄はすぐテストを終わらせて戻ってだろうということで、待つことにしたそうです。「自分が勉強を教えたんだから、早く戻ってきてくれるでしょう」と。もちろんデレながら。
というわけで、ちょっと遅いですが、練習開始です。
第2話 5人でしかできない演奏
改めて、有咲の家の蔵で練習を始める5人。香澄は鼻歌を歌うなどして上機嫌。ギターもいい響きです。調子が良さそうですね。
ただ、香澄はギターがテンポが早く、走り気味だったようです。
りみの提案により、もう1回音を合わせてみますが、「走ってる」(曲のテンポに対して前のめりになっている)と有咲・たえから総ツッコミを受けます。
たえに泣きつく香澄。たえは「大丈夫、ドラムをよく聴いて」とアドバイスします。
たえは香澄にとってギターの先生のようなものですが、たえはその認識はあまりないみたい。
確かに形式上は教えている形でも、”教えながら同時に教わっている”ことはよくあります。相手の上達は自分の上達でもありますからね。
沙綾も、紗南(妹)がテストでいい点を取ってくると、教えた甲斐があったなって思うそうです。
りみは自分が妹の側なので、妹がいることが羨ましいみたい。
りみの姉・ゆりは、『Glitter Green』というアニメ版オリジナルバンドのギター&ボーカル。ポピパのメンバーも一目置いている人です。
姉がすごすぎて、自分が教えられることがない。姉のようになりたいけど、道は遠い。りみはため息をつきます。
それでも、りみはポピパの大切なベーシスト。5人そろってのポピパなんです。
……という趣旨のことをサラッと言える香澄。「恐れ入る」といった態度の有咲に向かって、さらに香澄は歯の浮くような言葉をかけます。
でも結局、他人は他人、兄弟は兄弟。自分のペースで頑張ればいいんです。
たえは、香澄のちょっと走り気味のベースは嫌いじゃないと言います。わくわくするあまり、前のめりになる。そんな感情が伝わってくるというのです。かといって、そのままでいいというわけではないんですが。
この5人だからこそのポピパだと沙綾は言います。息をピッタリ合わせた演奏ができるようになって、この5人にしかできない演奏、目指したくない? with B
香澄、りみ、たえも同意見。有咲が照れ隠しで「目指したくない」と言っていますが、これはツンデレ的にはYesです。気にしないでください。
5人なら、なんでもできそうな気がする。もっとバーンって、みんながワーッていうようなことができそうな気がして舞い上がる香澄。
大きなことをして、みんなを巻き込んで、世間を動かすようなことをしたい、ということですね。
とはいえ、ただの高校生5人のバンドが、そこまで大きなことができるかというと、微妙なところ。「できてせいぜい商店街くらいだろう」と。有咲はわりとリアリストですね。
それでも、商店街まででも動かせれば大したもの。香澄のようにエネルギーの有り余った人の持つ可能性は計り知れません。