今からハースストーンを始めたいけど、カードゲームは課金が厳しそう・・・そんな事を思っていませんか?
ハースストーンは課金無しでも十分楽しめる、最高に楽しいカードゲームです。
今回からは、全くの予備知識が無い状態から、ハースストーンをお金をかけずにどう楽しんでいくか、実際のプレイを混じえながらご紹介していきたいと思います。
チュートリアルを終えよう
チュートリアル戦ではデッキを弄ることも出来ず、使えるヒーローはメイジのみとなっています。
このチュートリアルに関してはガイド通りにやっていけばおおよそ勝利することが出来ると思います。
使えるカードもかなり限られているので、チュートリアルに関する解説はスキップさせていただきます。
チュートリアル終了後にすること
チュートリアルが終了したら、いきなり対人戦に行くのではなく、まずは『ソロ・アドベンチャー』をプレイしましょう。このソロ・アドベンチャーというのは練習モードとアドベンチャーモードがプレイできるモードになっており、今回は練習モードをプレイします。
練習モードをプレイする事により、他のヒーローのデッキをアンロックすることが出来ます。
最初はメイジのデッキしか使えないので、メイジで戦いやすい相手を選択しましょう。
チュートリアルで『ヒーローパワー』について説明があったと思います。
解説を受けたとおりメイジは相手に1ダメージを与えるヒーローパワーを持っており、さらにメイジのデッキには敵に対して直接ダメージを与える呪文が多く搭載されています。
メイジの初戦は『ウォーロック』がオススメ
ウォーロックのヒーローパワーはかなり変わっており、『自分に2ダメージを与える事で、カードを1枚引く』というものです。特にAI戦ではこのヒーローパワーを考えなしに打ってきてくれるので、勝手に相手のライフが削れていきます。
後はメイジ特有の呪文で敵ヒーローを焼き払えば簡単に勝利出来るでしょう。
逆に『ウォーリアー』はオススメ出来ない
ウォーリアーは逆にヒーローパワーで『2アーマー』を得ることが出来ます。
このアーマーは1ポイントにつき1ダメージ、ヒーローへのダメージを代わりに受けてくれるというもので、呪文を使ってもウォーリアーにダメージが与えられなくなってしまいます。
VSウォーリアー『グルダン』
ウォーリアーのヒーロー名は『グルダン』。特にデッキを弄れるカードもないので、そのまま試合開始です。
ターンは後攻で、最初の手札は『センジン・シールドマスタ』、『動物変身』、『ボルダーフィストのオーガ』、『初級エンジニア』の4枚でした。コストは順に4、4、6、2です。
ここで『マリガン』が可能です。後攻のプレイヤーがカードを4枚持てるのはチュートリアルでも分かったと思いますが、マリガンというシステムはここで初登場ですね。
マリガンは最初に要らない手札を引き直すことが出来るシステムで、手札事故をここである程度防ぐことが出来ます。
マリガンをしよう
初期手札は紹介した通りコストが4、4、6、2でした。この内すぐに出せるカードはコスト2の初級エンジニアだけですね。
ここでは『センジン・シールドマスタ』と初級エンジニアを残してあと2枚をマリガンしました。初期手札に残しておくカードは、最低でもコスト4、出来ればコスト3以下が望ましいです。
この時、コインが無いならばコスト1、2、3、4のカードを1枚ずつ、あるならばコスト2、2、3、4もしくは1、3、3、4のようなコストの組み合わせで手札がくれば最高です。
『テンポ』を意識したマリガン
ハースストーンには『テンポ』という概念があります。これは如何にマナを効率よく使ってゲームを進めていくかという考え方で、例えばマナが3残っているのにこちらにコスト2のカードしか残っていなければ、残りの1マナは無駄になってしまいます。これが『悪いテンポ』です。
こういった事態を回避するために、先述のようなコスト構成で初期手札を作りたいという訳です。
序盤の展開
マリガンの結果、『魔力の爆発』、『ウルフライダー』を引いたのでコスト2、2、3、4となり、まぁまぁ良いマリガンが出来ました。
最初のターン、相手はコスト1の『マーロック襲撃兵』を召喚してきました。
こちらはコスト1のカードがありませんでしたが、後攻ボーナスでコインを持っているので、コインを使って初級エンジニアを召喚しました。
すると相手は早速ヒーローパワーを使用。
これで敵のライフを2削ることが出来ました。敵は攻撃力2のマーロック襲撃兵でこちらを攻撃してきましたが、これでイーブンです。
攻めるか守るか
敵のミニオンは2/1のミニオンが1体。こちらは1/1のミニオンが1体。
そしてこちらには敵全体に1ダメージを与えられるヒーローパワー『魔力の爆発』があります。
ここでとる選択肢が非常に重要ですが、筆者は手札が欲しかったので、初級エンジニアを召喚し、もう一体の初級エンジニアで2/1を処理しました。
これでボードの主導権を握ることが出来ました。
次回予告
次のパートではこの『ボードの主導権』について解説しながら初心者攻略を書いていこうと思います。
ボードコントロールはハースストーンにおいて最も重要な要素なので、初心者プレイヤーの方は是非目を通してくださいね!