ハースストーンプレイヤーの皆さん、新環境のデッキは作成していますか?
ハースストーンでは新パックが出る度にスタンダードでは1つのセットが使えなくなり、大きく環境が変わってしまいます。
その度に様々な可能性を模索し、デッキを構築していくのが大きな楽しみの一つだと思いますが、中々新環境についていけない方もいると思います。
今回はそんな方向けに、新環境でも大活躍の前セットのカード『飛刀流忍者・六丸』をご紹介致します。
隠れ身を持つマーロック界唯一の(?)忍者
六丸はマーロックでありながら忍者でもあります。
マーロックの中にも『サー・フィンレー・マルグルトン』のような高い知能を持ったキャラはいましたが、忍者キャラは初めての登場ですね。
見た目の通り隠れ身を持つ2/4のミニオンですが、それだけではありません。
このミニオンの攻撃で敵を倒した時、デッキからマーロックを2体呼んでくることが出来ます。
隠れ身を有効活用できる能力
六丸の効果は隠れ身と非常に相性の良い効果です。
六丸は突撃こそ持っていませんが、隠れ身を持って他のミニオンが弱るのをじっと待っている事が出来ます。
弱ったミニオンをみかけたらここぞとばかりにとどめを刺し、増援を呼ぶと姿まさに仕事人といった感じですね。
攻撃力は2とあまり低いですが、マーロックの戦隊長を使うことで4/5というかなりバランスの良いスタッツになります。
このミニオンとマーロックの戦隊長の間には特殊なシナジーが存在し、例えば4/2のモンスターに攻撃を仕掛けて相打ちになった場合、六丸の効果で戦隊長を呼ぶことが出来れば、六丸のHPがその場で1点増加し、攻撃を耐えることが出来てしまいます。
戦隊長の『新相棒』
マーロックの戦隊長は、スタンダード環境で相棒だった『大いなるマーク・アイ』を失ったため、しばらくあまり使われていませんでした。
それまでのマーロックデッキは特にマーク・アイと戦隊長のコンボでとどめを刺すというパターンが多く、マーク・アイの抜けたマーロックデッキでは決め手にかけていたからです。
ですがこの六丸が登場し、再び戦隊長は相棒を手に入れることになります。
六丸の効果で戦隊長とブルーギルウォーリアーを呼べればその場で4点ダメージを与えられますし、戦隊長×2ならば戦隊長がそれぞれ5/4になるので、これらのミニオンと共にデッキに入れておくだけで獅子奮迅の活躍を見せてくれることでしょう。
六丸を手に入れよう
飛刀流忍者・六丸はレジェンドカードなので、かなり入手難度は高いです。
クラフトには多くの魔素が必要ですが、現環境では作って損しないカードだと思います。
特にアグロデッキが好きな方は、アグロデッキに戦隊長と一緒に組み込むだけで仕事ができるミニオンなので、是非いれておきましょう。
六丸を採用するデッキ
六丸は先述の通りアグロデッキに戦隊長とセットで他のマーロックが入っていなくても採用することが出来ます。
その際はブルーギル・ウォーリアーも出来れば一緒にいれておくと、大きなバーストダメージが期待できるでしょう。
ブルーギル・ウォーリアー2体と戦隊長2体が揃った時の総攻撃力は22で、ここに六丸を合わせれば総攻撃力は28。敵のライフをほぼワンコンボで削りきることが出来てしまいます。
特にアグロデッキでは後半手札切れに悩むことが多く、デッキから直接ミニオンを呼んでくることが出来るこのカードの存在はかなり貴重と言えるでしょう。
六丸の弱点
六丸は隠れ身を持つミニオンなので、隠れ身を持つミニオン特有の弱点がそのまま六丸にも適用されます。
一番の弱点は『ランダム対象効果』や『攻撃対象変更系ミニオン』です。
攻撃力が2なので暴走コドーの能力の対象になってしまい、また必殺の一矢もランダム対象なのでハンター相手にはいとも簡単に葬られてしまう可能性があります。
対策としてはミニオンを多めに並べておく事ですが、そもそも六丸を出す辺りの手番だとアグロデッキは息切れ仕掛けていることが多く、そんな余裕がない場合もあるかもしれません。
そんな時こそ相棒の『戦隊長』を呼びましょう。彼がいれば攻撃力は4になるので、少なくとも暴走コドーの対象になることはありません。
アグロデッキなのでどうしてもミッドレンジに弱いのは仕方ありません。その辺りは切り替えて戦うしかありませんね。
まとめ 六丸はアグロデッキの切り札
六丸はアグロデッキの手札不足を解消する一つの手段でもあり、場合によっては切り札にも成り得る爆発力を秘めたミニオンです。
レジェンダリーなのでどうしてもクラフトするかどうかは迷ってしまうところですが、特にマーロックデッキを今まで使っていた方は絶対に作って損はしないと思うので、是非使ってみてくださいね!