2pickには「強いリーダー」と「そうでないリーダー」があります。エルフはコンボが強力なリーダーなので、2pickでは本領を発揮できませんが、それでも敵に回した時に相手のデッキ次第では厄介になりかねません。
エルフのおススメカード
全てのデッキでの2pickの戦い方を知っておくことで、相手に対する策も練りやすくなるはずなので、エルフを使わないという方も、この機会に2pickでのエルフの立ち回りやピックすべきカードを知っておきましょう。
勿論、エルフを使いたいという方は必見です。
『リノセウス』は使用できない
構築戦ではエルフを相手にする時は注意が必要な『リノセウス』ですが、2pickでは現在スタンダードのカードパックのカードはピックリストに出てこないので、リノセウスが出て来ることはありません。そもそも、流石に2pickではそこまでコンボパーツが揃うことはなく、1ターンでそれほど大きなダメージを出すことは出来ないでしょう。
どんなデッキになるかわからない2pickではただ出しておくだけで強いカードの方が重宝されるので、もしピック候補であったとしてもリノセウスをピックすることはあまりないでしょう。
エルフのおすすめカード① クリスタリア・エリン
エルフ専用でただ出しておくだけで強いカードの代表格がこのカードです。
コスト6で4/6、守護持ちという決して低くないスタッツを持ちながら、ファンファーレでリーダーを2点回復してくれます。
さらにエンハンス:8でEPを1回復してくれるので、エンハンスで出してそのまま進化させるという使い方も可能です(進化後は6/8)。
手札事故などでリーダーのライフが減ってしまいやすい2pickでは構築戦より回復カードは重要ですし、進化回数が増やせる効果は強力の一言なので、ピックリストに出てきたら是非ピックしていきましょう。
エルフのおすすめカード② ジャングルの守護者
こちらも是非ピックしておきたいカード。単体でフィニッシャーとして活躍できます。
コスト5で4/5の守護持ち。これだけでも十分採用圏内の使いやすさなのですが、注目すべきはそのエンハンス効果にあります。
エンハンス:10なのでコスト的には重いですが、もう一体ジャングルの守護者を出せるので合計コストとしてはジャングルの守護者を2体出すのと同じ。さらにジャングルの守護者全てに「疾走」を付けてくれます。
これによって相手が無防備ならばそのターンだけで8ダメージ、進化も含めれば10ダメージを出せるという超強力なフィニッシャーに変身できます。
2pickではこういったフィニッシャーの存在が試合の勝敗を大きく分けることになるので、確実にピックしたい1枚です。
意外とパワーカードが多いエルフ、敵に回しても厄介
上に紹介した2枚のように、意外と単体のパワーカードが多く、2pickで敵に回しても侮れないのがエルフです。
特にジャングルの守護者には注意が必要で、勝ったと思ったところから一気に逆転負けしてしまう可能性もあるでしょう。
ニュートラルカードとシナジーのあるカードもそれなりに持っており、この辺りも上手く噛み合うと強力です。
ただし、エルフを使う場合、例えニュートラルのシナジーカードが引けてもニュートラルカードばかりピックしても強力になるわけではないので注意が必要です。
2pickでおすすめできないカード① エルフの双璧
ニュートラルカードと強力なシナジーを持つカードです。
ニュートラルエルフで採用されるカードで、ランダムな相手のフォロワー2体に、自分の他の手札のニュートラル・カードの枚数と同じダメージを出せるスペルですが、手札補充カードやニュートラルカードを充分に積み込んでこそ真価を発揮できるカードであり、手札のニュートラルが1~2枚では少々カードパワー不足になってしまいます。
とはいえ、ニュートラルが3枚以上手札にあれば充分コストに見合った働きをしてくれるカードなので、対立候補があまりよくない場合で、尚且つニュートラルの良いカードを多くピック出来た場合には採用も充分有り得るでしょう。
2pickでおすすめできないカード② フェアリードラゴン
こちらはフェアリーとシナジーを持つカードです。
このカードは元々のスタッツが0/4と攻撃力が無いのがネックです。
本来はそのバトルで破壊されたフェアリーの数だけ攻撃力が上昇するので、かなり高い攻撃力になることも多いですが、2pickでそこまでフェアリーの枚数を稼ぐのは難しいので、ピックしないほうが無難でしょう。
エルフの2pickまとめ パワーカードに要注意
特にエルフを相手にする場合に気をつけたい事をメインに紹介させて頂きました。
エルフを使いたい場合、後半に上げたようなピックすべきでないカードには十分考慮してピックしていくと良いデッキが出来ると思います。決して2pickで弱いリーダーではないと思うので、是非使ってあげてくださいね。