公式によるナーフ情報が発表され、「トーヴ」「グリームニル」「昏き底より出でる者」「ゴブリンリーダー」「バフォメット」「スノーホワイトプリンセス」「ウロボロス」に弱体化のメスが入りました。
大方の予想通り「ニュートラルヴァンパイア」に対するお仕置きをしっかりしてきたようですね。
加えて、ニュートラルカードを採用せずとも環境の次点についていたビショップ、およびドラゴンにも弱体化が入りました。
しかしながら、ナーフ前環境でマスター帯の勝利が二番手だったネクロマンサーには一切の打撃がなく、これに喜んだ方は多かったのではないでしょうか。
加えて、次の環境で頭角をあらわしそうなネクロマンサーを使う人も多いと思うので、ここではネクロマンサーの第二弾構築デッキから作れるデッキを紹介していきます。
ネフティスネクロ
元々のデッキのテーマをそのまま実戦級にチューンナップした形のデッキです。
除去カードを大量に投入し、かつ「ネフティス」による能力を最大限に活かしたデッキです。
構築済みデッキでは「ネフティス」の能力がとても不安定になっているので、必ずリターンが得られるように構築しています。
「ネフティス」を出したときの圧倒アドバンテージを返せるクラスはほとんどなく、8ターン目に「ネフティス」を出せば、よほどのことがなければほぼ負けません。
なお、構築済みを1つ買ったときの生成コストは15450エーテルとなっています。
3つ買えば、「ネフティス」を2枚作らなくても済むのでかなり安めで構築可能です。
絶対に生成すべきカード
デッキには投入されておらず、3つ購入しても生成しなければならないカードを紹介します。
「ネフティス」のアドバンテージを極限まで高めてくれる強力なフォロワーです。
何度倒れても立ち上がるその能力は、このデッキにおける真のフィニッシャーといえるでしょう。
オリジナルの構築済みデッキには1枚も投入されていないので、必ず生成が必要になってきます。
アグロを除いて、多くのデッキに投入されるスタンダードのカードです。
ネフティスネクロでは、フォロワーを生成できる貴重なカードで、かなり重宝することでしょう。
分解してもいいカード
「死神の手帳」「バロール」はネフティスネクロのコンセプトにマッチしたカードですが、サンプルレシピには投入していないため、分解しても構いません。
前者はデッキの構築的に確実なリターンを得ることができず、後者は6コストフォロワーを投入すると、デッキのマナカーブを調整するのが非常に難しくなるからです。
「破魂の少女」はネフティスネクロのデッキコンセプトには合わないものの、4コストフォロワーを抜いて2コスト、3コストフォロワーを出すような構成にするのであれば投入も考えられるのでとっておいたほうがいいでしょう。
ほかのデッキに入っていないカードは基本的に分解して構いません。
ラストワードネクロ
「ラストワード」を関したフォロワーを集めたデッキです。
「闇の従者」および「よろめく不死者」といった、「死んではじめて強力な能力を持つフォロワー」と、「フォロワーを破壊するカード」のシナジーを重視したデッキです。
アドバンテージ面では非常に優秀なデッキとなっており、アドバンテージ差をつけて戦うデッキが使いたい人にはかなりおすすめできます。
盤面にカードが残りやすいという特性から「魔将軍・ヘクター」との相性は抜群で、不死の軍勢がすぐさま相手の首を落としてくれるでしょう。
味方を殺しては利用し、不死の軍勢を従える姿はまさにネクロマンサー。
クラスの特性を十二分に発揮したデッキでもありますね。
構築済み1つからサンプルデッキレシピをつくるためのレッドエーテルは24300。
1つ買っただけですと、「魔将軍・ヘクター」を2枚生成しなければならないので作成コストは高めです。
絶対に生成すべきカード
デッキには投入しておらず、必ず複数枚生成しなければならないカードを紹介します。
「ケルベロス」はラストワード能力を持ってはいないものの、場に残ったフォロワーを脅威に変換する他、「魔将軍・ヘクター」によるバーストダメージの増加など、柔軟な運用が可能な強力カードです。
レアリティはレジェンドであるものの、色々なネクロマンサーデッキに投入できるので3枚作成しても損はありません。
味方を殺して相手を殺す、まさにこのデッキにはうってつけのカードです。
「よろめく不死者」を破壊することで、1:2交換をすることが出来ます。
他にも余った「スケルトン」をはじめ、場に残ったあまりものフォロワーを利用すれば、破壊耐性持ちを除いたあらゆるフォロワーと交換可能です。
このデッキのアドバンテージを担うフォロワーであるといってもいいでしょう。
分解してもいいカード
「死神の手帳」はこのデッキにおいてもそれほど活躍しないため、分解してしまっていいでしょう。
「バロール」に関しては環境によっては入る余地がないこともないので分解しても構いませんが、エーテルに余裕があるのならもっていても構いません。