新カードが追加されて以来、環境は強い盤面を作ることができるニュートラルデッキが流行りました。
その結果AoEと回復に優れたデッキが求められ、その一つがランプドラゴンです。
そこで、今回はWLD環境のランプドラゴンを紹介します。
PPブーストが鍵
ランプドラゴンは序盤に強いフォロワーが少ないので、とにかくPPを増やして大型フォロワーは早めに使うことが重要です。
そのため、PPをせるカード「竜の託宣」「ドラゴンナイト・アイラ」「水竜神の巫女」「竜の闘気」をそれぞれ3積みの12枚体制が基本です。
【竜の託宣】
コスト:2
クラス:ドラゴン
効果:自分のPP最大値を+1する。このカードをプレイするとき既に覚醒 状態なら、カードを1枚引く。
【ドラゴンナイト・アイラ】
コスト:3
クラス:ドラゴン
効果:ラストワード 自分のPP最大値を+1する。
【水竜神の巫女 】
コスト:5
クラス:ドラゴン
効果:ファンファーレ このターンが自分の5ターン目以降(5ターン目を含む)なら、自分のPP最大値を+1する。
覚醒 状態なら、自分のターン終了時、自分のリーダーを3回復。
【竜の闘気】
コスト:5
クラス:ドラゴン
効果:自分のPP最大値を+1する。カードを2枚引く。
自分のリーダーを3回復。
これだけ多く採用していれば、7~8ターンには10PPになっているでしょう。
デッキ例
フォロワー
- ドラゴサモナー 3枚
- 風の軍神・グリームニル 3枚
- ドラゴンナイト・アイラ 3枚
- ゴブリンブレイカー・ティナ 2枚
- 水竜神の巫女 3枚
- サハクィエル 3枚
- ルシフェル 2枚
- バハムート 3枚
- ゼウス 2枚
スペル
- ブレイジングブレス 2枚
- 竜の託宣 3枚
- ドラゴニュートフィスト 2枚
- サラマンダーブレス 3枚
- 竜の闘気 3枚
- 灼熱の嵐 2枚
アミュレット
- 連なる咆哮 1枚
除去スペルも必須
現環境では1ターン目からフォロワーを出してくる事も珍しくないので、PPブーストと同じ位除去スペルが重要です。
前環境から使われてきた「ブレイジングブレス」や「サラマンダーブレス」も当然使いますが、それだけでは足りない事もあります。
【ブレイジングブレス】
コスト:1
クラス:ドラゴン
効果:相手のフォロワー1体に2ダメージ。
【サラマンダーブレス】
コスト:2
クラス:ドラゴン
効果:相手のフォロワー1体に3ダメージ。エンハンス 6; その後、相手のフォロワーすべてに2ダメージ。
2体除去出来る「ドラゴニュートフィスト」も採用し、可能な限り対応力を上げましょう。
【ドラゴニュートフィスト】
コスト:2
クラス:ドラゴン
効果:ランダムな相手のフォロワー1体に2ダメージ。これを2回行う。手札からコスト最小のカードをランダムに1枚捨てる。
2コストで2体のフォロワーを破壊できるので、テンポアドバンテージの観点から見ると、非常に有効的な除去スペルです。
回復力を重視
現在の主流はミッドレンジ型が多く、中盤までは細かく ライフを削ってきます。
そのため、回復効果を持つカードが活きてきます。
前環境と比べると横展開は控えめなので、「サハクィエル」の相方は「イスラーフィール」ではなくて、4回復できる「ルシフェル」がお勧めです。
【サハクィエル】
コスト:7
クラス:ニュートラル
効果:ファンファーレ 手札のニュートラル・フォロワー1枚を場に出す。それは突進 と「自分のターン終了時、手札に戻る」を持つ。
【イスラーフィール】
コスト:9
クラス:ニュートラル
効果:ファンファーレ 自分のリーダーを4回復。攻撃時 相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに2ダメージ。
【ルシフェル】
コスト:8
クラス:ニュートラル
効果:自分のターン終了時、自分のリーダーを4回復。
相手のリーサル範囲から逃れよう
終盤戦になれば、どんなデッキでも大ダメージを作るカードを用意してきます。
そのため、ランプドラゴンは相手のリーサル手段を読むことが重要です。
多少不利トレードを強いられても、安全圏を作ることが最優先です。
一回相手の攻撃を止めてしまえば、「ゼウス」や「連なる咆哮」から生まれる「突風のドラゴン」など疾走フォロワーで一気に決着をつけることができます。
【ゼウス】
コスト:10
クラス:ニュートラル
効果:疾走必殺
守護
【連なる咆哮】
コスト:9
クラス:ドラゴン
効果:自分のターン開始時、突風のドラゴン1体を出す。
爆発力は随一
ランプドラゴンはPPブーストカードを如何に序盤に使えるかで強さが大きく変わります。
「竜の託宣」を何枚も使えるような手札なら、6ターン目にPPが10になることもあります。
そうなれば使えるカードパワーに圧倒的な差が出来るので、ニュートラルヴァンパイアでさえ一方的に倒せるでしょう。
しかし、PPブーストが来ないと手札が詰まり、本来有利なロイヤルにも負けてしまうことがあります。
上振れと下振れの差が大きいので、ある程度の手札事故は諦めましょう。