イージスビショップは前環境で戦術が完成されたデッキです。
戦い方がシンプルかつ強力なので、どんな環境でも上位に食い込んでくることが予想される程の強さです。
そこで、今回はWLD環境のイージスビショップを紹介します。
依然強い「ヘヴンリーイージス」
「ヘヴンリーイージス」はシャドウバースの中でも屈指のバリューの高いカードです。
【ヘヴンリーイージス】コスト:9
クラス:ビショップ
効果:このフォロワーへのダメージは0になる。
このフォロワーは、他のカードの能力(攻撃力/体力への能力は除く)を受けない。(例えば、「破壊する」能力や「消滅させる」能力を受けない)
現在でもその脅威は変わらず、一度出されたら逆転は難しくなります。
「テミスの審判」など中盤以降に強めの除去が揃っているイージスビショップなら、対戦相手が使うニュートラルデッキの強みさえ容易に消すことができます。
【テミスの審判】コスト:6
クラス:ビショップ
効果:お互いのフォロワーすべてを破壊する。
そのため、現環境ではイージスビショップは追い風になっています。
デッキ例
フォロワー
- 天界の忠犬 3枚
- 赤枝の聖騎士・ノイシュ 3枚
- スノーホワイトプリンセス 3枚
- 風の軍神・グリームニル 3枚
- 天空の守護者・ガルラ 2枚
- 大修道女 2枚
- ヘヴンリーイージス 3枚
スペル
- 気高き教理 3枚
- 漆黒の法典 3枚
- テミスの審判 3枚
アミュレット
- 詠唱:聖なる願い 3枚
- 詠唱:獣姫の呼び声 3枚
- 神魔裁判所 3枚
- 三月ウサギのお茶会 3枚
「昏き底より出でる者」対策を意識しよう
現在の環境はニュートラルヴァンパイアが非常に多く使われているため、対策は必須です。
特に「昏き底より出でる者」はゲームを終わらせるので、該当ターンでは使われることを前提としたプレイングが必要です。
【昏き底より出でる者】コスト:8
クラス:ヴァンパイア
効果:潜伏
このフォロワーが潜伏 状態で攻撃したなら、相手のリーダーに6ダメージ。
ラストワード このフォロワーが潜伏 状態で破壊されたなら、相手のリーダーに6ダメージ。
ビショップは「テミスの審判」と「神魔裁判所」といった優秀なランダム・全体除去があるので、致命傷になりにくいです。
【神魔裁判所】コスト:4
クラス:ビショップ
効果:カウントダウン 3
ファンファーレ ランダムな相手のフォロワー1体を破壊する。
ラストワード ランダムな相手のフォロワー1体を破壊する。
破壊してもダメージを受けてしまいますが、フェイスに攻撃されて12~16点食らうよりマシです。
また、「大修道女」による回復や「赤枝の聖騎士・ノイシュ」の効果でダメージ軽減が有効になります。
【大修道女】コスト:7
クラス:ビショップ
効果:ファンファーレ 自分のリーダーか自分のフォロワー1体を5回復。
【赤枝の聖騎士・ノイシュ】コスト:2
クラス:ビショップ
効果:ファンファーレ 次の自分のターン開始時まで、自分のリーダーへの4以上のダメージは3になる。
「昏き底より出でる者」は3回までしか出せないので、耐えきれば「ヘヴンリーイージス」のカードパワーで押し勝つことが出来ます。
出来る限り進化権は温存
「ヘヴンリーイージス」というカード自体には弱点はありません。
強いて言うなら配置したターンに隙が大きい事です。
素置きすると実質1ターンパスするようなので、中々危険です。
終盤は大型の疾走フォロワーで大ダメージを受けることも良くあるので、実は「ヘヴンリーイージス」をプレイすることは大きなリスクがあります。
そのため、「ヘヴンリーイージス」のために進化権を温存し、出したターンに盤面を取られないようにすることが重要です。
また、進化させることで攻撃力が10になり、相手のライフを詰めやすくなります。
リーサルを考えてライフを調整しよう
「ヘヴンリーイージス」の本当の恐ろしさは、進化後のスタッツで2回攻撃すれば勝ててしまうことです。
進化後の「ヘヴンリーイージス」は攻撃力10という恐ろしいスタッツが必ず盤面に残るので、いるだけでライフにプレッシャーを与えます。
また、「ヘヴンリーイージス」を出した次のターンに「風の軍神・グリームニル」を出せば追加で4点出せることを忘れないようにしましょう。
【風の軍神・グリームニル】コスト:3
クラス:ニュートラル
効果:守護
ファンファーレ エンハンス 10; 相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに1ダメージ。これを4回行う。
相手のライフを14点まで削っておけば、1ターン早く決着を付けることができます。
盤面を取らないと14点まで削ることは難しいですが、イージスミラーとなった場合は非常にに重要になり、後手で捲る数少ない手段となります。
「ヘヴンリーイージス」に頼らず戦おう
「ヘヴンリーイージス」は非常に強力なカードであることは間違いないですが、「ヘヴンリーイージス」を必ず出さなければならないわけではありません。
対戦相手はイージスが手札にあることを読んでプレイしてくるので、強引に使ってしまうと隙を突かれる可能性が高いです。
除去カードが豊富なので、相手のリソースを枯渇させるというプランも留意しながらゲームを進めましょう。