6月28日、シャドウバース公式サイトで、6月29日付のメンテナンスにおいて、特定カードの能力とコストを下方修正(ナーフ)が発表されました!!
変更されるカードは以下の通りです。
- 《シャドウリーパー》(ネクロマンサー)
- 《力比べ》(ニュートラル)
各カードの下方修正理由についても、記載がありましたので、それを見ながら、内容を確認していきましょう。
《シャドウリーパー》(ネクロマンサー)
まずは《シャドウリーパー》の変更点から。
【変更内容】:PPコスト2→PPコスト3
前回の下方修正(《骨の貴公子》《風読みの少年・ゼル》《ライトニングブラスト》)の結果、ドラゴン・デッキに関しては使用率が相当数減少し、環境トップのデッキとして存在する上で望む結果が得られていたようです。
ですが、ネクロマンサー・デッキ(アグロ / ミッドレンジ)に関しては依然勝率(特に先行時)・使用率共に高い水準を誇ったままだったため、どちらのタイプのネクロマンサー・デッキでも使用されている、《シャドウリーパー》のコストを1引き上げることでそれを解消しよう、という目的のようです。
確かに、複数体が早い段階で並んでしまうと、それだけで非常に処理が面倒な上に、片方を処理しようとすると、もう片方が強化されてしまい、結局サイズの大きくなった《シャドウリーパー》が場に残ってしまうことで、ゲームスピードを非常に早めていました。
今後、複数体展開することをPPコストを引き上げることで敬遠していく方向のようです。
ですが、能力は変更されておらず、依然強力なカードではあるので、今後もネクロマンサー・デッキにおいては使用され続けるでしょう。
※筆者としては、《魔将軍・ヘクター》の方があまりにも壊れている、という認識なのですが、運営としてはレジェンド・カードに関しては直接触りたくないのかな、と感じています。
《ウロボロス》も同様に自身ではなく、相方の《風読みの少年・ゼル》が対象になったことも踏まえると、そういった方針のようです。
《力比べ》(ニュートラル)
続いて《力比べ》。
【変更内容】:【カウントダウン 2】このアミュレットが場にある限り、お互いのフォロワーすべてと新たに場に出たフォロワーすべては、相手の場に攻撃できるフォロワーがいるならリーダーを攻撃できない。
↓
【カウントダウン 2】このアミュレットが場にある限り、お互いのフォロワーすべてと新たに場に出たフォロワーすべては【守護】を持つ。
実質的に【守護】ではなく、能力として【守護】を与えるようになりました。
これにより《ヘヴンリーイージス》が《力比べ》の能力を受けなくなるため、今後自分のフォロワーが無敵の《ヘヴンリーイージス》に突撃することはなくなるでしょう。
個人的には、このコンボは成立するのが最短9ターン目なので、特別凶悪なわけでもなく、コントロールデッキがゲームを終わらせるための手段の1つとして、非常に優れたものだと考えていました。
ですが、シャドウバース運営によると、「低ランクになるほど勝率が高くなるという特徴的な傾向」があるらしく、原因として、筆者はゲームの終わらせ方が判らず、勝てる場面で勝機を逃してしまい、ゲームが不必要に延びる結果として、コンボの成立が容易になってしまうためと感じています。
とは言え、【守護】を持つようになっただけなので、【ラストワード】能力で何かを出す《デュエリスト・モルディガイ》や《闇の従者》といったカードとのコンボは依然使用することができます。
カード能力とコストの変更にともなう補償
各種変更に基づき、各カードの分解時のエーテル生成数が、5月23日のメンテナンスから次回以降のアップデートまでの期間限定で変更されます。
保証内容
- 《シャドウリーパー》を分解したときに得られるレッドエーテル
ノーマル版:250個 → 800個
プレミアム版:600個 → 800個 - 《力比べ》を分解したときに得られるレッドエーテル
ノーマル版:10個 → 50個
プレミアム版:30個 → 50個
生成した時と同じ数のレッドエーテルが入手できるため、もしこのカードをパックからではなく生成して入手した方も、その分の保証が受けられることになります。