ランプドラゴンはToG環境で猛威をふるったデッキの一つです。
ナーフで使用率は下がりましたが、新カードは高打点を期待できるカードが追加されているので、以前の環境のように戦えるでしょう。
そこで、今回は新環境版のランプドラゴンを紹介します。
序盤・中盤は変わらず
ランプドラゴンにおいて、序盤で活躍できそうな新カードは「竜技の達人」くらいです。
【竜技の達人】
コスト:3
クラス:ドラゴン
効果:守護
交戦時 覚醒 状態なら、ターン終了まで+4/+0する。
終盤まで耐えることが重要なこのデッキにとって、低コストフォロワーの評価は高めです。
「赤き猛竜」のスタッツは恐ろしいですが、序盤に10点与えてもランプドラゴンでは優位に立てません。
【赤き猛竜】
コスト:3
クラス:ドラゴン
効果:攻撃不能
進化後 攻撃可能
自分のターン終了時、このフォロワーを破壊する。
PPを増やすカードも無いので、5コスト以下の構成はToG環境とさほど変わらないでしょう。
フォロワー
- ドラゴンナイト・アイラ 3枚
- 竜技の達人 2枚
- 風読みの少年・ゼル 3枚
- 水竜神の巫女 3枚
- サハクィエル 3枚
- ウロボロス 2枚
- イスラフィール 2枚
- 天窮の竜神 2枚
- バハムート 3枚
- ゼウス 2枚
- ジェネシスドラゴン 1枚
- 魔海の女王 3枚
スペル
- 竜の託宣 3枚
- サラマンダーブレス 3枚
- 竜の闘気 3枚
アミュレット
- 無謀なる戦 2枚
高打点を期待出来る新フィニッシャー
ドラゴンの高コストカードの中でも特に強力な効果を持つフォロワーは「天窮の竜神」です。
【天窮の竜神】
コスト:9クラス:
クラス:ドラゴン
効果:ラストワード 次の自分のターン中、自分の場にドラゴン・フォロワーが出るたび、その攻撃力/体力を2倍にする。
この効果は進化などのスタッツ上昇量も2倍にするので、大型疾走フォロワーと相性が良いです。
特に「ジェネシスドラゴン」は進化込みで18点になるので、ゲームがほぼ決まる威力を持っています。
【ジェネシスドラゴン】コスト:10
クラス:ドラゴン
効果:疾走
難点がラストワードによる発動なので消滅に弱いことと、発動が次のターンためややテンポが遅いことです。
ニュートラルカードですが、「魔海の女王」もランプドラゴンでは有効です。
【魔海の女王】
コスト:10
クラス:ニュートラル
効果:ファンファーレ 手札のニュートラル・カード(魔海の女王を除く)1枚と、ニュートラルでないカード1枚のコストを0にする。その後、それら以外の手札をすべて捨てる。
このカードの恐ろしいことはファンファーレでコストを0にするので、最大20コスト分追加でそのターンに使えることです。「天窮の竜神」と違って手札から即座に使えるのでまともに防ぐ手段はほとんどありません。ToG環境で猛威をふるった「ゼル」に「バハムート」や「イスラフィール」を組み合わせるコンボが事実上再現できるので、かなり恐ろしいです。
【風読みの少年・ゼル】コスト:4
クラス:ドラゴン
効果:進化時 覚醒 状態なら、 自分の他のフォロワー1体は疾走 を持つ
【バハムート】コスト:10クラス:ニュートラル
効果:ファンファーレ 他のフォロワーすべてと、アミュレットすべてを破壊する。
相手の場にフォロワーが2体以上いるなら、このフォロワーは相手のリーダーを攻撃不能。
【イスラフィール】コスト:9
クラス:ニュートラル
効果:ファンファーレ 自分のリーダーを4回復。
攻撃時 相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに2ダメージ。
単純に「ゼウス」と「ジェネシスドラゴン」を出せば進化込みで14点になるので、コンボが多彩な事も大きなメリットです。
【ゼウス】コスト:10
クラス:ニュートラル
効果:疾走
必殺
守護
「無謀なる戦」は活躍できるか?
「無謀なる戦」はニュートラルフォロワーに疾走を付与するという非常に強力な効果を持っています。
【無謀なる戦】
コスト:7
クラス:ドラゴン
効果:自分がニュートラル・フォロワーをプレイしたとき、それは疾走と「ターン終了時、このフォロワーは破壊される」を持つ。
元々ドラゴンは高コストニュートラルフォロワーを多く採用しているので、ニュートラルデッキにしなくても運用は可能です。
弱点はほぼ1ターン盤面に干渉できないので、アグロ・ミッドレンジデッキに対して使い道がないことです。
環境に超越ウィッチやコントロールデッキがどれ程多く存在するかで、採用枚数が決まるでしょう。
疾走付与の対象となるカードは「イスラフィール」や「魔海の女王」です。
特に「魔海の女王」に疾走を付与すれば7点与えつつファンファーレでさらに疾走フォロワーをだせるので、1ターンに20点以上のダメージを期待できます。
コントロールデッキとしてはトップクラス
ドラゴンはToG環境の決定力を取り戻したの、他のコントロールデッキでは太刀打ちできない程の強さを持っているでしょう。
しかし、環境が高速化すると付いていけなくなる可能性があるので、Tier1に入れるかどうかはまだ分かりません。