シャドウバースのデッキはネット上で数多く出回っていますが、基本的に実績のあるデッキが注目されています。
特にランクマッチはほぼ全てのプレイヤーが遊ぶので、MPランキングで高順位に入ったデッキは誰もが知りたがるでしょう。
そこで、今回はMP上位ランカーのデッキをまとめてみました。
MPランキング1位 「あぐに」
1位のあぐにさんは、150101ポイントという歴代最高MPを叩き出しました。
2位が107414ポイントと圧倒的な差を付けていました。
クラス別勝利数でもネクロマンサーで2594勝と、こちらも大差をつけています。
貴公子は入れてないです 自分構築に自身ニキではないので参考までに pic.twitter.com/rLuoQrB4l1
— WOF あぐに 🇮🇱 (@misstopiaaaa) 2017年5月23日
「死の祝福」が採用されておらず、「ファントムハウル」が3積みとなっているので、ミッドレンジではなくアグロ型でしょう。
1コストのカードが非常に多く、回転率を重視しています。
また、途中経過画像から見るに、月末までアグロネクロでしたが、一位が確定する程ポイントに差が出て来たあたりから何種類か使っているようです。
ノルマ終了 使ってたレシピはこれ🐻 pic.twitter.com/zDjFviHex4
— WOF あぐに 🇮🇱 (@misstopiaaaa) 2017年5月26日
こちらも回転率重視の復讐ヴァンパイアです。
「インプランサー」や「アルカード」を採用しており、かなり決定力が高そうです。
ドローカードは「ベルフェゴール」しか無いので、カードの消費量には気を付けた方が良さそうです。
どちらのデッキも決着が速くなるように設計されており、ランクマッチ専用構築といっても良いでしょう。
あまりに攻撃的過ぎて、大会で使うにはちょっと怖いです。
また、非常に何度も調整された形跡があり、一般的なレシピとは趣向が大きく異なっています。
そのため、参考にするには問題なさそうですが、コピーするとなるとかなり難易度が高そうです。
他にも、途中経過画面ではアルベールロイヤル・OTKエルフ・ドロシーウィッチと思われるデッキが使われており、どんなデッキレシピなのか気になります。
MPランキング2位 「ソージ」
ソージさんもMPの多くをネクロマンサーで稼いでおり、ネクロマンサー別勝利数は2位でした。
5月のMPランキングは2位でフィニッシュしました。
ナーフ後の使用デッキは復讐ヴァンプとミッドレンジネクロです。みなさんお疲れ様でした。 pic.twitter.com/UI1AyQCUVu
— ソージ (@hakoberaa) 2017年5月31日
ミッドレンジネクロは大きな特徴はありませんが、1コストフォロワーが5枚と、比較的前のめりの構成です。
ナーフ後でも「骨の貴公子」は採用されており、マナカーブを調整する為に「オルトロス」は外されています。
おそらくカードパワーも考慮すると、現在の「骨の貴公子」採用型の多くは「オルトロス」不採用となっているでしょう。
復讐ヴァンパイアは「復讐の悪魔」を採用せず、「風の軍神・グリームニル」を2枚、「蠢く死霊」を3枚ずつ採用している所が特徴です。
コンボによる爆発力より、単体で活躍カードを優先して安定感を求めたように感じました。
ランクマッチを回すなら、大きな事故を減らすことを意識した方が良さそうですね。
MPランキング5位 「眼鏡サザンドラ」
不死者入りミッドネクロで18連勝!!! pic.twitter.com/LU8pnO1epI
— 眼鏡サザンドラ (@Hydreigon_specs) 2017年5月24日
眼鏡サザンドラさんのミッドレンジネクロには「よろめく不死者」が採用されており、かなり場持ちの良さを意識しています。
「ゴブリンプリンセス」や「不死の大王」など横展開を重視しており、「魔将軍・ヘクター」が非常に活きる構成です。
また、「骨の貴公子」は2積みはナーフの影響でしょう。
以前は簡単にアドバンテージを取れたカードでしたが、現在はそこまでコストパフォーマンスが高いカードではありません。
効果的に使うなら状況が限られているので、3積みは避けた形ということでしょう。
MPランキング8位「わこめ」
5月マスターランキング8位でした。
使っていたデッキは
ミッドネクロと純超越です。
デッキはこんな感じでした。 pic.twitter.com/JpIjBMz0D2— わこめ (@wakome9) 2017年6月1日
わこめさんは基本はミッドレンジネクロを使っていたようですが、超越ウィッチも併用しています。
現環境はかなり超越ウィッチにとって逆風なので、かなりの技術が必要だと思われます。
デッキレシピは前環境から大幅に変更されており、ピン刺しの数からしてかなり調整に気を使っていることが感じられます。
ミッドレンジネクロは「よろめく不死者」と「風の軍神・「グリームニル」が3枚ずつ、「ファントムハウル」はピン刺しと、攻撃面では他の上位プレイヤーと比べるとやや穏やかに感じました。
しかし、それでも火力不足とは思えないので、他の採用枚数から察するに、かなり細かく考えながらデッキを組み立てたと思います。
ほぼ全員ネクロマンサーを使用
上位ランカーのほとんどがネクロマンサーを使用していました。
ゲームスピード・安定感・勝率・全てが良く、まさにランクマッチ向けのデッキと言えるでしょう。
全体的にアグロ気味にカスタマイズされていることも特徴です。
次点は復讐ヴァンパイアで、速さだけならネクロマンサーを上回るでしょう。
しかし、安定感では大きく劣り、連戦でも戦いに少し不利になってしまいます。
また、ナーフ前にはヘクターネクロとほぼ同じ強さを誇ったランプドラゴンはあまり使われていませんでした。
やはり、ゲームスピードが遅いことが致命的だったのでしょう。
毎回10ターン以上かかってしまうので、回転率は極端に悪いです。
とはいえ、使用を避けているのはトップ10入りを目指すような一部のプレイヤーだけなので、ランクマッチ全体で見ると、もちろんランプドラゴンの使用率は高くなっています。