エルフの新カード「エルフの双撃」がshadowverseの公式ツイッターにて公開されました。今回はこちらのカードの評価をしています。
エルフの双撃の能力
レアリティ:ゴールド
コスト:2
クラス:エルフ
スペルカード
ランダムな相手のフォロワー2体に「自分の他のニュートラル・カードの枚数」と同じダメージ。
エルフの双撃の強い点
①:序盤に複数体除去できる
2コストでありながら複数のカードを除去することができます。後攻でも相手アグロの1コス、2コスを除去できるのは相当に強いパワーを持っています。ランダムというデメリットも序盤に使えばほぼデメリットはないでしょう。
②:ニュートラルの枚数に応じてダメージが増える
デメリットも兼ねてはいますが、デッキコンセプトとしてニュートラル寄りにすれば結構なダメージを与えられるようになるのではないでしょうか。今後の新カードに期待、といったところでしょうか。
エルフの双撃の弱い点
①:ニュートラルの枚数に依存する
ニュートラルデッキといえど、クラス固有のカードを入れることになるのは間違いないので、確実に効果を発揮することができるかどうかは現段階だとまだわかりません。序盤にニュートラルが手札に来ない、という状況も十分に考えられるので運要素はありそうです。
②:対象を選ぶことができない
「ドラゴニュートフィスト」もそうなのですが、確実に相手フォロワーを狙うことができません。序盤は十分な効果を発揮しますが、中盤以降相手の盤面が揃っていると少し博打的な面があるかもしれません。
③:フェアリーが増えない
こちらは「森荒らしへの報い」との比較してのことですが、フェアリーが増えないのは地味に痛い部分ではあります。1コストのカードを増やすことでリノセウスの打点アップ、エンシェントエルフの強化に繋がるので、フェアリーを増やすという目的もあるならば森荒らしへの報いを優先、もしくは両方採用という形になるでしょうか。
エルフの双撃の採用デッキ
①:ニュートラルデッキ
採用するならば、ニュートラルを中心にエルフのカードを加える形のデッキになりそうです。逆にエルフのカードを大目に採用するならエルフの双撃よりも「森荒らしへの報い」を引き続き採用した方が良さそうな感じがします。
大よそ半分のカードがニュートラルで埋まっていれば効果を発揮するのに困らないのではないでしょうか。
②:OTKエルフ
現状のOTKエルフでも、「歴戦の傭兵・フィーナ」「ミニゴブリンメイジ」「風の軍神・グリームニル」が3枚ずつ、計9枚デッキに入ってるデッキタイプも多いので、一応使うことはできそうです。
ただしその場合だとミニゴブリンメイジかフィーナをマリガンでキープする、といった工夫が必要になってくるかもしれません。
相性の良いカード
エルフの双撃の使用に当たって、現状のカードプールで相性の良いカードを挙げていこうと思います。
覇食帝・カイザ
レアリティ:シルバー
手札にアルティメット・キャロットを追加するフォロワーです。エルフは自分のフォロワーを手札に戻すこともできるので、上手く回収することができればエルフの双撃のダメージを増やすことができるでしょう。アルティメット・キャロットもラストワードで手札に戻ってくるので相性バッチリ。
ニュートラルデッキのキーカードになりそうな「不思議の探求者・アリス」との相性も良いので、流行すればほぼ採用は間違いないでしょう。
エンジェルスナイプ
レアリティ:シルバー
こちらはOTKエルフのデッキにエルフの双撃を入れるなら。1コスでダメージを与えつつプレイ回数が増えるのでOTKエルフとの相性が良く、エルフの双撃の登場で手札圧迫のデメリットも軽減されました。エンジェルスナイプも入れれば12枚のニュートラルカードがデッキに入ってくるので、エルフの双撃の最低条件を満たす確率が上がってくると思います。
エルフの双撃のまとめと評価
評価C~A
現状発表されているカードプールでも、OTKエルフなら使用することができそうですが、運要素が高め。現状のデッキに組み込む形だと森荒らしへの報いに分がありますが、逆に今後ニュートラルデッキが一線に浮かび上がってくるなら一気に評価が高くなります。
序盤から複数体除去できることだけでなく、ダメージアップもニュートラルデッキなら追い風。書いてあることはニュートラルを中心に組むことができれば間違いなく強いので、今後の新カードの発表に期待ですね!