【シャドウバース】未だ現役!疾走ビショップのデッキ解説

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執筆者:編集部

長くシャドウバースを遊んでいる人なら、1度は疾走ビショップを使ったことがあるでしょう。

新しいデッキが出てきたことで見なくなりましたが、今でも少しずつ形を変えて残っています。

そこで、今回はToG環境の疾走ビショップを解説します。

かつて猛威を奮ったデッキ

エボルヴ環境で非常に高い使用率を誇っていました疾走ビショップですが、現在はそれほど使用者は多くありません。

しかし、実績のあるデッキなので、次の環境に移っても一定のププレイヤーが研究を続けていました。

いくつかパーツは変わって火力は上がっていますが、中核となるカードは変わりません。

登場から半年以上経過したにもかかわらず、未だに「詠唱:獣姫の呼び声」は強力なカードです。

また、疾走ビショップの理想ムーブは現在でも耐えることは難しいです。

除去カードが増えてもアミュレットを消滅させることは出来ないので、マナカーブ通りに動けたらガンガン攻撃を通すことができます。

フォロワーを残すことが重要

疾走ビショップの特徴として、フォロワーのスタッツが高いことが挙げられます。

「壮麗なる隼」や「ホーリーフレイムタイガー」は簡単に倒されることはないので、次のターン二も攻撃できることが多々あります。

「天界の忠犬」は2コストで高い体力の守護フォロワーになるので、他の攻撃力の高いフォロワーを守ることができます。

また、遅れてフォロワーが登場するので、タイミング次第では1ターンに3~4体のフォロワーが出ることがあります。

こうした展開力も、フォロワーを盤面に残しやすくしています。

攻守のバランスが重要

疾走ビショップはアグロデッキに属していますが、ヘクターネクロや復讐ヴァンパイアといった流行りのアグロデッキと比べると、ややスピードが劣るように感じます。

そのため、対戦相手によっては守りを重視したプレイングが重要になります。

幸いなことに、「鉄槌の僧侶」や「エンシェントレオスピリット」といった除去能力が高いカードを採用出来るので、状況に応じて柔軟に対応することができます。

カードの選択の幅が広いので、流行っているデッキに応じて細かい調整が効くことも魅力です。

汎用性が高い「ダークジャンヌ」

ToG環境で追加されたカードの中では「ダークジャンヌ」が注目すべきカードです。

相手の小型フォロワーを処理するAoEとして活用することが多いですが、このデッキでは火力アップに使います。

疾走ビショップに採用しているカードはアグロデッキとしては体力が多く、「ダークジャンヌ」の2ダメージを耐えることは難しくありません。

「ホーリーファルコン」は耐えられないので、事前に進化させて4/3にしておくと、効果で攻撃力6の疾走フォロワーという強力なカードに変わります。

もちろん対アグロデッキ用のAoEとしても活用できるので、対戦相手に応じて使い方を吟味しましょう。

ドラゴン・ヴァンパイアに有利

疾走ビショップは主流デッキではないので、相手の不意を突くような形になります。

対戦相手のデッキの多くは疾走ビショップの対策はされていません。

ランプドラゴンは単純に序盤に攻撃されるだけでも厳しいですが、「バハムート」がアミュレットを壊してしまいます。

「詠唱:獣姫の呼び声」を壊してしまうと返しのターンに6点も飛んでくるので、非常に使いづらいです。

また、アミュレットを消し去る「ライトニングブラスト」がナーフされたことも大きいです。

復讐ヴァンパイアは、対戦相手が勝手に体力を減らしてくれるので、非常に攻めやすいです。

瞬間火力はこちらも負けていないので、ダメージレースになれば有利になります。

相手が復讐状態を避けるようでしたら、除去優先でバリュー勝負に出ましょう。

こちらの除去カードは相手より優秀なので、比較的戦いやすいです。

ただし、疾走ビショップ以上の爆発力があるので、手札次第では一気に攻め込まれて負けてしまうこともあります。

昔ほどのデッキパワーはない

新パックが発売されるたびにバリューが高いカードが追加されるので、強かったデッキもいつかは廃れます。

相性の良いカードが追加されれば強化されて生き残りますが、残念ながら疾走ビショップと相性が良い新カードは少なく、現在は以前ほどの圧倒的な存在ではなくなりました。

そのため、今流行っているヘクターネクロやイージズビショップといったカードパワーが高いデッキには純粋に力不足で負けてしまいます。

ドラゴンやヴァンパイアに有利なのはデッキ構築の隙をついたことが要因です。

研究の余地はまだある

疾走ビショップは今のところそれほど使われていませんが、現環境はナーフの影響で非常に混乱しています。

そのため、疾走ビショップにも強い動きやデッキレシピが発掘される可能性はまだ残っています。

あまり使っている人がいないからこそ、未発見の部分が多いので研究しがいがあると言えます。

執筆者: 編集部