【シャドウバース】マスター上位にもロイヤルはいる! 「ミッドレンジロイヤル」デッキ紹介

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執筆者:編集部

ロイヤルはシャドウバースがサービス開始したころに最強リーダーと言われた後、徐々にその地位を落としていきました。

持ち味の1つである展開力はネクロにお株を奪われ、強烈な除去が蔓延する環境では得意のバフも使いづらい……と、なかなか環境に愛されない状況が続いていたようです。

今ではその使用率を大きく落とし、最新の解析データにおけるマスター使用率は下から二番目となっていました。

しかし、どんな環境であっても、勝てるデッキというのはあるものです。

ここでは、そんなデッキの1つであり、燻し銀な魅力を持つ「ミッドレンジロイヤル」を紹介していきたいと思います。

参考デッキレシピと紹介動画

下記は「へへめけ」氏によるミッドレンジロイヤル紹介動画です。

マスター帯ならではのメタを意識して、うまくデッキをチューニングしています。

フォロワー

抜刀する執行者・タージ 3枚
ユニコーンの踊り手・ユニコ3枚
天弓の天使・リリエル シルバー 3枚
メイドリーダー 2枚
ネイビーガード・シモーヌ 2枚
風の軍神・グリームニル 3枚
ノーヴィストルーパー 3枚
フローラルフェンサー 3枚
レヴィオンヴァンガード・ジェノ 3枚
レヴィオンセイバー・アルベール 3枚
ルミナスメイジ シルバー 2枚
ツバキ 2枚
ファングスレイヤー 2枚

スペル

渾身の一振り 3枚
アルビダの号令 3枚

ミッドレンジロイヤル デッキ概要

いわゆる「ミッドレンジ」といわれる、優秀な中量フォロワーによって盤面を制圧するデッキです。

https://shadowverse-portal.com/card/101211090

他のミッドレンジデッキと異なるのは、疾走フォロワーが何枚か採用されており、盤面の取り合いで不利なデッキ相手にはライフを削るプランにシフトチェンジできるところでしょう。

https://shadowverse-portal.com/card/103241010

もはやロイヤルデッキの定番となった「レヴィオンセイバー・アルベール」や最初期からロイヤルのデッキを支え続けている「ノーヴィストルーパー」などがその例です。

もちろん盤面の取り合いでも強く、「フローラルフェンサー」の進化による展開は、テンポよく出されてしまうと返せるリーダーは少ないでしょう。

うまくフォロワーを出すため、デッキの大半がフォロワーで構成されている点も大きな特徴で、盤面を取るのが最重要の目的です。

マリガンとプレイング

ミッドレンジロイヤルのマリガンとプレイングを紹介します。

なお、フォロワーがほとんどのデッキであるため、時と場合、相手のデッキによってプレイングは大きく左右されることに留意してください。

マリガン

除去スペルがたったの3枚しか入っていないので、1コスト、2コスト、3コストフォロワーと展開していくのが理想です。

「メイドリーダー」は強力なフォロワーですが、序盤の盤面の取り合いではとても弱いので、ほかに2コストフォロワーが居る場合は返してしまいましょう。

また、1コストフォロワーである「タージ」は強力ですが、それだけではほとんど活躍できていないので、2コストフォロワーを返してまで探しにいく必要はありません。

最速進化による「フローラルフェンサー」は強力であるものの、彼女単体ではすぐさま盤面を取り返すことが出来ないため、2ターン目、3ターン目の動きが保証されているときにのみキープするようにしましょう。

「渾身の一振り」に関しては、序盤にフォロワーを破壊しなければ不利になるリーダー相手のときにのみキープしたいところです。

プレイング

盤面を取るか、相手のライフを優先して削るかの判断をそのつどしていきましょう。

フォロワー単体のバリューが低いアグロデッキ相手などには盤面を取りにいきたいところです。

1枚で盤面をひっくり返してしまうパワーカードを有しているリーダー相手には、盤面で勝負をしても仕方ないので、素早くライフをつめていきましょう。

進化権の使い方は、その時々で異なってきます。

手札からの大ダメージに弱い「復讐ヴァンパイア」などにはできるだけ一撃で大ダメージを取るためのカードに進化権を残しておきたいところですし、盤面を空けることの多いコントロールデッキなどにはライフを削るために進化権を使っていきたいところです。

基本的には「レヴィオンセイバー・アルベール」および「フローラルフェンサー」に進化権を使ってしまって構いません。

そのあたりの判断は相手デッキによって大きく異なってくるので、しっかりと磨いていきましょう。

デッキ改造案

意識をするデッキや、負けている要因によって様々なカードが採用できます。

あと一歩で勝ちきれないことが多いのなら「師の教え」を採用するのもいいでしょうし、フォロワーをもう少し前方に寄せてもいいかもしれません。

後半で息切れをして負けるのならもう少し重いフォロワーを増やしてみたりもいいかもしれません。

もし環境に「イージスビショップ」などが増えているのなら、「ローラン」を採用してもいいでしょう。

もちろん、「ローラン」自体を中心にしたデッキも存在しますが、このデッキにおいて「ローラン」を採用する目的はあくまでメタカードという位置づけです。

フォロワーの占める割合が多い為、多くの選択肢がある点はとても自由度の高いデッキといえるのではないでしょうか。

感想とまとめ ミッドレンジロイヤルは現環境に合う?

環境の最適解とは言いづらいと思います。

もちろん、弱いデッキではないのですが、丸く闘えるがゆえにどのデッキにも負けやすいという弱点を抱えてもいるのです。

依然として「アルベール」と「フローラルフェンサー」が強力なのは実感しますが、全体除去を持たないため、容易く盤面を取ってくる相手には厳しい戦いを強いられます。

さらにドローソースがないことからデッキ自体が安定しづらく、マリガン以降はテンポよくフォロワーを引くことを祈らざるを得ません。

とはいえ、実際に勝ち続けている人もいるようですし、完全に落ちぶれたリーダーではないと思います。

自由度が高く、プレイングも考えることが多い為、とても面白いデッキです。

昔からロイヤルを使っていた人や、アルベールがあるという人は、是非使ってみてはいかがでしょうか。

執筆者: 編集部