【シャドウバース】現環境によく出てくる各クラスのデッキタイプの有利・不利を考察!【メタ考察】

公開日:

執筆者:編集部

環境にメスが入り一週間が経ちました。そろそろメタが回ってくる頃合ではないでしょうか?今回は各クラスの代表的なデッキのそれぞれ有利なクラス・不利なクラスをご紹介しようと思います。

まずはナーフ前環境のまとめ

ネクロマンサーとドラゴンのナーフ以前はこの2クラスが飛びぬけて強力で、メタが回りませんでした。本来ネクロマンサーに強いはずのビショップは骨の貴公子の存在により強引に押し切られ、ドラゴンはコントロールデッキに天井を設けながら自身も最大13点のバーストダメージが可能でした。

この2クラスが弱体化され、ネクロマンサーはビショップを押し切れる確率が減り、ドラゴンはコントロールデッキに逆に天井を設けられる形となりました。

エルフ

まずはシャドウバースの顔、エルフです。

主流デッキ:OTKエルフ

有利クラス:ビショップ全般、復讐ヴァンパイア

エルフは「リノセウス」を中心としたコンボで一気に打点を稼ぐことが可能。出したターンは無防備なヘブンリーイージスや封じられし熾天使を置く頃には勝負を決めることができます。また、自分からリーサル圏内に入ってくれるヴァンパイアも得意な相手。復讐状態に入らなければデッキパワーは半減、復讐状態ならリノセウスに必要なパーツも少ないので戦いやすい相手です。

不利クラス:ミッドレンジネクロ

ネクロマンサーのパワーには耐えることが厳しいことに加えて「死の祝福」による横並びの守護も鬼門。対策として「根源の回帰」を採用しているケースが増えはしましたが、相当辛い相手であることに変わりはないでしょう。

ロイヤル

現環境少し厳し目のロイヤルです。

主流デッキ:ミッドレンジロイヤル

有利クラス:超越ウィッチ、イージスビショップ

ロイヤルは「ルミナスメイジ」、「レヴィオンヴァンガード・ジェノ」を駆使して盤面を取りつつ「レヴィオンセイバー・アルベール」のエンハンス効果でゲームをフィニッシュします。疾走が多く、確実にダメージを与えられる為、コントロール寄りで尚且つ勝利に準備が必要なこの2クラス相手には優位にゲームを運ぶことができます。

不利クラス:ランプドラゴン

ドラゴンは明確に「ウロボロス」の対抗手段が存在しないことが要因。横並びをしてもサラマンダーブレスで一掃、疾走ダメージも「水竜神の巫女」や「イスラーフィール」で回復されてしまいます。後半になればなるほど厳しくなる一方で、削りきるだけのパワーも足りていないのが現状といったところでしょうか。

ウィッチ

ウィッチといえば超越ですが、今回はドロシーウィッチです。

主流デッキ:ドロシーウィッチ

有利クラス:復讐ヴァンパイア、ミッドレンジロイヤル

ドロシーウィッチに関してはカードの引きに左右される部分がありますが、その中でも特に勝ちやすいのが復讐ヴァンパイアです。直接的なフェイスダメージが多く、自分から体力を減らしてくれる復讐ヴァンパイア相手にはドロシーを引けなくても勝てることがあるでしょう。ミッドレンジロイヤル相手にはきっちりとドロシーを回すことができれば、盤面能力の圧で優位に進めることができるでしょう。

不利クラス:イージスビショップ

ダメージを稼ぐ手段が多いドロシーウィッチですが、一方で息切れも早め。バーンダメージは回復され、ドロシーの大量展開も「テミスの審判」で返されてしまうので不利でしょう。後半のバーストダメージも薄いので「ヘブンリーイージス」を置かれてしまう展開も。

ドラゴン

ナーフの対象となったドラゴンです。

主流デッキ:ランプドラゴン(サハクィエル型)

有利クラス:ドロシーウィッチ、ミッドレンジロイヤル

前環境の覇者、ドロシーウィッチには前から五分で戦えていましたが、PPブーストに強化が入り、サハクィエルの相方として優秀なイスラーフィールが追加されたことで完全に有利になることができました。他には極端に有利な相手は少ないですが、全体的に五分以上戦えるクラスが多いのが今のドラゴンでしょうか。

不利クラス:イージスビショップ

ヘブンリーイージスを置かれると対抗手段がなく、事前に勝負を決めることもゼルがナーフされて厳しくなりました。大型フォロワーも神魔裁判所で易々と除去されてしまうので一転して厳しい相手となりました。

ミッドレンジネクロ

現環境の覇者・ネクロマンサーです。

有利なクラス:復讐ヴァンパイア、OTKエルフ、ミッドレンジロイヤル

現環境の覇者ということで、主流のデッキ相手には大方五分以上戦うことが出来ます。特に上記3クラスの相手は得意で、自分の勝ち筋を押し付けつつ相手の勝ち筋を潰すことが可能。復讐ヴァンパイアにはファントムハウルが、OTKエルフには死の祝福が、ミッドレンジロイヤルには魔将軍・ヘクターがそれぞれ刺さります。これらに加えて盤面勝負も可能なので磐石ではないでしょうか。有利な相手の多さ、苦手な相手の少なさ、そしてどのクラスにも勝ちを見出すことが出来るのがネクロマンサーの強さと言えるでしょう。

不利なクラス:イージスビショップ

その中で唯一、明確に不利と言えるようになったのがビショップ相手です。豊富な除去手段、リーサルを逃れる回復と守護、ヘクターに対する全体除去等、しっかりと対策が用意されています。

ヴァンパイア

最近流行しているヴァンパイアです。

有利なクラス:イージスビショップ、ランプドラゴン

復讐ヴァンパイアは自分の体力を減らし、デッキパワーを上げることでミッドゲームでの勝利を目指します。イージスビショップ相手には序盤から容易に圧力をかけることができ、ガンガン攻め立てることが可能、特に先行での復讐の悪魔、ベルフェゴールのコンボは返すことができません。

ランプドラゴン相手にも体力が3以上あるフォロワーが多いのでサラマンダーブレスやイスラーフィールの全体除去を回避しつつ勝負を仕掛けることができます。こちらは綱渡りではありますが7点未満にしなければ十分に勝ちを望めるでしょう。

不利なクラス:ミッドレンジネクロ

一方で、復讐状態に入れないとかなり厳しいものがあります。特にミッドレンジネクロ相手には常に命を握られている状況。ファントムハウルだけでも厳しいですが、ケルベロスが出てきたら自分の体力を12以上にしなければならないのは大きな足枷になります。

ビショップ

最後にビショップです。

有利なクラス:ミッドレンジネクロ

ネクロマンサーに継続して高い勝率を収めることができるのはビショップくらいでしょう。それ以外のクラスは断片的に勝つことは可能ですが、高い勝率を得ることはなかなか厳しいのではないでしょうか?復讐ヴァンパイアと違い、ネクロマンサーは低めのコストとラストワードで勝負を仕掛けるので、共に消滅が刺さりやすいです。同時に除去する手段も豊富なので魔将軍・ヘクター用にフォロワーを残さないようにすることも可能です。

不利なクラス:復讐ヴァンパイア

ネクロマンサーとは同じミッドレンジではありますが、序盤は復讐の悪魔からのベルフェゴールが鬼門になり、中盤以降は同時に複数のフォロワーを展開するカオスシップ、復讐状態で疾走してくるダークジェネラル等、なかなか対応できません。盤面を奪って圧力をかけることも困難なので、かなり厳しい相手でしょう。

まとめ

以上、大雑把に現環境で一番見かけるクラスのデッキタイプをまとめてみました。勿論他にも様々なデッキタイプがあり、上記のクラスに有利なものが沢山存在しています。これらを一つの目安にして、環境に一番刺さるデッキを探してみるのも良いのではないでしょうか!

執筆者: 編集部