今回はビショップでOTKを可能とするフォロワー『聖なる弓使い・クルト』について考察していきます。
個性が強いフォロワーなので、使い勝手に少し難ありですが、優秀な能力を持っているので使ってみてほしい1枚です。
興味のある方はぜひ参考にしてください。
ビショップにOTKを!『聖なる弓使い・クルト』とは?
『神々の騒嵐』で登場した『聖なる弓使い・クルト』はビショップでついにOTK(ワンターンキル)を可能としてくれたフォロワーです。
コスト2、攻撃力・体力共に2の低コストフォロワーですが、能力で「自分リーダーを回復時、相手リーダーに2のダメージを与える」を持っています。
ビショップは元々他のクラスよりも自分リーダーを回復することに特化しているので、ビショップの特性とは相性がいいフォロワーです。
ただし、回復をあまり使わないデッキとは相性が悪く少し使いにくいのがネックになります。
実はビショップデッキとは相性が・・・
ビショップの特性としては非常に相性がいいといえるのですが、デッキ構成では相性が悪いものが多く、なかなか『聖なる弓使い・クルト』を使う機会はありません。
その理由は、元々ビショップの特徴として強く「カウントダウンアミュレットによる効果を使う」という印象がついていることから来ていると考えられます。
回復を使ってフォロワーを強化する祈祷ビショップデッキもありますが、それは『エイラの祈祷』を軸としているからであって、他のデッキは回復を主軸として使う構成をしていません。
つまり、『聖なる弓使い・クルト』を本格的に使えるデッキは限られてくるということになります。
『聖なる弓使い・クルト』を主軸として使う場合は、『聖なる弓使い・クルト』を使うためだけの専用デッキを作るのがおすすめです。
『聖なる弓使い・クルト』は優秀な能力アタッカー
『聖なる弓使い・クルト』のステータスは平均的ですが能力が優秀で、特に注目すべきなのが「能力の対象は相手リーダーのみ」と「回復時に発生」というところです。
能力の対象が相手リーダーのみということは相手に場にどんなフォロワーがいても、自分リーダーを回復するだけで相手リーダーにダメージを与えられるということになります。
さらに『聖なる弓使い・クルト』の数を増やせば回復1回につき、『聖なる弓使い・クルト』の数×2のダメージを相手リーダーに与えられるので、場を整えることができれば1ターン内で勝負がつくこともあります。
おすすめのデッキは?
『聖なる弓使い・クルト』を使うデッキのおすすめのデッキは大まかにいうと2種類です。
一つは『聖なる弓使い・クルト』を主軸にしたOTKクルトビショップデッキ、もう一つは回復によってフォロワーを強化する祈祷ビショップです。
他のデッキでも使いたい能力ではありますが、能力の発動には回復が必要になるので、おすすめできるのがこの2種類になります。
祈祷ビショップデッキはカウントダウンアミュレットでのフォロワー召喚が必要で、立ち回りが少し複雑になるので、苦手な方はやることが決まっているOTKクルトビショップデッキがおすすめです。
『ペガサスの結晶像』と追い打ちOTK!
『聖なる弓使い・クルト』と最も相性がいいといえるのが、回復するカウントダウンアミュレットの『ペガサスの結晶像』です。
コスト3で4ターンの間毎ターン終了時に自分リーダーと自分フォロワーを1回復してくれるので、ダメージ軽減と『エイラの祈祷』によるフォロワー強化が毎ターン自動的に行えます。
毎ターン回復で言えば、ニュートラルフォロワーの『ユニコーンの踊り子・ユニコ』がありますが、毎ターン開始時なので、相手のターン中に『聖なる弓使い・クルト』か『ユニコーンの踊り子・ユニコ』が倒されると成立しません。
それに比べ『ペガサスの結晶像』は、攻撃はできませんが、アミュレットなのでアミュレットを破壊・消滅できるカード以外では、カウントダウンが切れるまで場から離れることはまずありません。
前もって『ペガサスの結晶像』を場に出してから次のターンで『聖なる弓使い・クルト』と『僧侶の聖水』などの回復カードを使えば、ターン終了時にさらに追い打ちをかけられます。
例を挙げると、最大PP10で『ペガサスの結晶像』が2枚出ている状態として、『聖なる弓使い・クルト』を2枚と回復カードを3枚使えば、合計20でOTKが完成です。
※画像は『聖なる弓使い・クルト』を3枚、回復カードを2枚使っているので合計24ダメージになっています。
『聖なる弓使い・クルト』を手札に呼ぶ
OTKクルトビショップデッキはできるだけ早く手札と場を整え、一気にフィニッシュを決める必要があります。
どうしても『聖なる弓使い・クルト』が手札に来ないということがあると、場が整っても勝ちを逃してしまう可能性が無いとは言い切れません。
その対策としてコスト2以下のフォロワーを手札に出す『ミニゴブリンメイジ』がおすすめです。
コスト2以下のフォロワーが多く入っていると、出にくくなるので注意が必要になりますが、『聖なる弓使い・クルト』をより手札に出しやすくしてくれます。
伏線を用意しておく
確実に『聖なる弓使い・クルト』でフィニッシュできるのであれば不要ですが、カードバトルは何が起きるかわかりません。
なので失敗した時のために伏線となる即戦力を用意しておきましょう。
おすすめなのは何をしても破壊も消滅もしない『ヘヴンリーイージス』です。
相手リーダーに攻撃するには次のターンまで待つ必要がありますが、自分リーダーの体力さえ守り切れば十分な大ダメージを与えられます。
一枚あればいいフォロワーでもあるので、デッキを圧迫しないところも魅力的です。
2pickでは扱いづらいので注意!
『聖なる弓使い・クルト』は普通のデッキで使えば優秀になりますが、デッキ内容が自由に選べない2pickでは能力がうまく使えるとは限りません。
選んだ場合はデッキ完成時に『聖なる弓使い・クルト』の能力が使えるかデッキ内容の確認をしておきましょう。
回復カードがあまりないデッキになった場合は、相手フォロワーを除去する役割で使うのがおすすめです。