今回は『レオニダス』の出す『レオニダスの遺志』と、『不滅の英雄・ローラン』の出す『不滅の聖剣・デュランダル』のコンボについて書いていきます。
ロイヤルにとっては珍しい晩成型になりますが、非常に強力です。
各カードの欠点やコンビネーションのメリットなども解説していくので、ぜひ参考にしてください。
『レオニダスの遺志』とは?
アミュレット『レオニダスの遺志』は、フォロワー『レオニダス』のラストワードで召喚される特殊なアミュレットです。
場に出したフォロワー全てを強化するのですが、『王家の御旗』のような攻撃力を+1するだけの強化ではなく、攻撃力・体力共に+3し突進を持たせる強力な強化です。
ステータスを大幅に強化することに加え、突進を持つことができれば相手フォロワーを除去し、場を一気に優勢に持っていけます。
ただし、元となる『レオニダス』のコストが9であることに加え、『レオニダスの遺志』を出させないように破壊ではなく消滅で処理されることが多いのがネックとなっています。
『レオニダス』の今の立ち位置
『レオニダス』はコスト9、攻撃力7・体力8で、ラストワード「『レオニダスの遺志』を出す」を持つ指揮官フォロワーです。
出た当初は、終盤でフォロワーを大きく強化するアミュレットが出せる強力な指揮官フォロワーとして、デッキによく入れられていました。
優秀な能力ですが、『レヴィオンセイバー・アルベール』(エンハンス9で攻撃2回を持つ)が登場すると、疾走フォロワーを使った疾走ロイヤルデッキが目立ち始めたため、人気は低迷しています。
それでも終盤ぎりぎりの戦いになってくると使える可能性が出てくるので、デッキに1枚入っているかいないかの存在です。
『不滅の聖剣・デュランダル』の隠れた欠点
『不滅の聖剣・デュランダル』は、指揮官フォロワー『不滅の英雄・ローラン』(コスト7、攻撃力4・体力5)が出す「5以上のダメージを4にする」指揮官アミュレットです。
『不滅の聖剣・デュランダル』は「5以上のダメージを4にする」ことはできても、フォロワー自体のステータスを強化する能力ではありません。
そのため、ダメージが4になるとしても体力が1~4のフォロワーは次のターンまで耐え抜けず、フォロワーが場から離れやすい状態に変わりはありません。
改善するには体力を増やすということになりますが、体力を増やすにも進化や体力上昇スペル『天上の楽曲』、ステータス強化用・指揮官フォロワー『フェンサー』など数に限度のあるものばかりです。
そこでおすすめなのが『レオニダスの遺志』とのコンビネーションです。
『レオニダスの遺志』とのコンボでフォロワーが超強化!
『神々の騒嵐』が登場してから攻撃力が高いフォロワーが一気に増えたので、『不滅の聖剣・デュランダル』はリーダーを守るのに重宝しますが、それだけではフォロワーにまで効果が反映される意味がありません。
ですが、フォロワーを大きく強化する『レオニダスの遺志』の効果を組み合わせることで、『不滅の聖剣・デュランダル』の効果を活かし、フォロワーを攻守共に強化できる場を作り上げます。
つまり、『不滅の聖剣・デュランダル』では補いきれない体力面を『レオニダスの遺志』で補い、相手にほぼ確実にダメージを与えるアタッカーを用意できる組み合わせです。
元々の体力が2以上のフォロワーであれば、ダメージを与えて破壊する場合最低でも2回攻撃する必要があるので、次のターンまでフォロワーが高確率で生存し、一気に畳みかけることができます。
破壊・消滅には敵わない・・・
ここまでほぼ無敵の布陣として紹介してきたのですが、唯一苦手なものとしてアミュレットも含む破壊・消滅があります。
単なるフォロワーを破壊・消滅されたところでフォロワーを大量に使えるロイヤルでは、新しいフォロワーを出せばいいだけになりますが、重要なアミュレットも破壊・消滅されてしまうと場が一気に崩れてしまいます。
特に気をつけなければならない相手はドラゴン、ビショップ、ウィッチです。
相手の場のカードを全て消滅してしまうのが今のところドラゴンの『ライトニングブラスト』だけとはいえ、『レオニダスの遺志』、『不滅の聖剣・デュランダル』のどれかが無くなるとフィニッシュが決めにくくなります。
ビショップとウィッチは、単体の消滅カードを元々持っていただけに苦戦を強いられやすい相手なので注意しましょう。
おすすめの対策として相手に破壊・消滅カードをわざと使わせて、アミュレットの対策ができない状態にする方法があるので、手札に余裕がある時はやってみてください。
デッキ構成はどうなる?
『レオニダスの遺志』と『不滅の聖剣・デュランダル』の組み合わせは晩成型なので、速い立ち回りを重視するロイヤルデッキとしては少し異色となります。
ただ、それ以外の構成の自由度が高くミッドレンジロイヤルデッキなどの、フォロワーを多く使うデッキでコンボする形がおすすめです。
『レオニダスの遺志』『不滅の聖剣・デュランダル』は共に後半戦で出すフォロワーから出るアミュレットなので、デッキの軸とする場合は序盤をどう支えるかが鍵となります。
破壊・消滅をされた時の伏線として『レヴィオンセイバー・アルベール』などの強カードも用意しておきましょう。
『ヘヴンリーイージス』にも勝利できる立ち回りを可能に
『レオニダスの遺志』と『不滅の聖剣・デュランダル』の組み合わせ最大の利点は、自分の場及びリーダーすべてが「5以上のダメージを4にする」という防御力を持つ頃ができ、攻撃力を上げることができる事です。
どんな大ダメージも4に変えてしまう効果は破壊も消滅も効かない『ヘヴンリーイージス』の攻撃にも反映されます。
そこに『レオニダスの遺志』があれば、出したフォロワーは『ヘヴンリーイージス』の攻撃に耐えることもできるので、次のターンに相手にとどめをさすことも可能にしてくれます。
『ヘヴンリーイージス』に限らず、一気に勝負を決めてしまうような大ダメージを出す『深き森の異形』や『ウロボロス』といった、高ステータスフォロワーに対して耐久戦を行える布陣です。
『レオニダス』(『レオニダスの遺志』)、『不滅の英雄・ローラン』(『不滅の聖剣・デュランダル』)を持っている方はぜひロイヤルデッキの戦略に加えてみてください。