【シャドバ】骨の貴公子/風読みの少年・ゼル/ライトニングブラストの下方修正(ナーフ)発表!!【ナーフ/速報】

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執筆者:編集部

5月22日、シャドウバース公式サイトで、5月23日付のメンテナンスにおいて、特定カードの能力とコストを下方修正(ナーフ)が発表されました!!

SVロゴ

引用:https://shadowverse.jp/news/important/news-0167

変更されるカードは以下の通りです。

  • 《骨の貴公子》(ネクロマンサー)
  • 《風読みの少年・ゼル》(ドラゴン)
  • 《ライトニングブラスト》(ドラゴン)

各カードの弱体化理由についても、記載がありましたので、それを見ながら、内容を確認していきましょう。

《骨の貴公子》(ネクロマンサー)

まず、《骨の貴公子》の変更点から。

【変更内容】:コスト3→コスト4

骨の貴公子

引用:https://shadowverse-portal.com/card/104521030

シャドウバース運営は、

  • 『ミッドレンジネクロ』『アグロネクロ』のデッキタイプを合計したネクロマンサークラスの使用率が高いこと
  • ネクロマンサークラスは先攻時の勝率が高く、後攻時と勝率の開きが大きいこと

の2点が、現在のネクロマンサークラスの問題点であると判断し、それに対して対応するために、《骨の貴公子》が選択されました。

理由として、

  • 『ミッドレンジネクロ』『アグロネクロ』のどちらでも、ほぼ3枚編成されていること
  • 自分の場にフォロワーが多いほど強化されるファンファーレ能力は、先攻時により有効なこと
  • 能力に対して、コストが低いこと

の3点挙げています。

特に1点目、3点目に関しては、「確かに」と思う方が多いのではないでしょうか。

1点目は、環境と構築の自由度を大きく狭めてしまいます。

もちろん必須カード、が存在すること自体は決して悪いことではないのですが、それが強すぎる、ということが理由としては大きいでしょう。

とはいえ、カードの能力そのものは依然強力であるため、今後も使用され得るカードとして、環境に存在し続けるでしょう。

《風読みの少年・ゼル》(ドラゴン)

続いては《風読みの少年・ゼル》。

【変更内容】:コスト2 2/2→コスト4 3/4

風読みの少年・ゼル

引用:https://shadowverse-portal.com/card/104421030

現在のランクマッチ環境は、ネクロマンサーとドラゴンの2強状態だそうです。

なんと使用率は2つのクラスだけで50%以上を占めているとのこと。

その片方のネクロマンサーのカードだけを弱体化してしまうと、相対的にほかのデッキ、具体的にはドラゴンデッキが強くなりすぎるため、現在よりも更に傾いた環境になってしまうでしょう。

そのため、ドラゴンのカードも弱体化が検討されることになりました。

《風読みの少年・ゼル》自体は、《骨の貴公子》とは異なり、いくつかあるドラゴンデッキの全てに採用されていたわけではありません。

また、ほかのカードを検討した場合、例えばPPを増加させるカードなどは、ほぼ必須カードになりますが、これを弱体化することは、ドラゴンというクラスそのものの戦略を否定してしまうことになるため、適切ではないと避けられました。

そこで、「能力を変更することによって現在のゲーム環境よりも多様なクラスやデッキタイプが活躍できるようになると想定されるカード」という視点から、《風読みの少年・ゼル》と《ライトニングブラスト》という2枚が選ばれました。
(《ライトニングブラスト》については後述します。)

《風読みの少年・ゼル》が選ばれた理由としては、

  • 《ウロボロス》や《サハクィエル》コンボとの組み合わせ
  • 2コスト 2/2という標準の攻撃力/体力を持ち、バトル序盤に必要であれば相手フォロワーとの相打ちを選択することができる

という2点がありました。

1点目に関しては、8+2、あるいは7+2という9-10PPの際の爆発力が非常に高く、1ターンで10点以上のダメージをリーダーに与えることが可能で、尚且つ、《ウロボロス》も《サハクィエル》コンボも、単体で十分強力なものであるため、それを出来なくしよう、ということでした。

2点目について、今後は4コストフォロワーとなるため、かなり制限されたと言えるでしょう。

ドラゴンデッキは、序盤のフォローアップが今後の課題となりそうです。

また、6+4、という組み合わせを考えてみてもいいかも知れません。

《ライトニングブラスト》(ドラゴン)

最後は《ライトニングブラスト》。

【変更内容】相手のフォロワー1体か相手のアミュレット1つを消滅させる。エンハンス 10; 相手のフォロワーすべてと、アミュレットすべてを消滅させる。→エンハンス能力の削除

ライトニングブラスト

引用:https://shadowverse-portal.com/card/104424010

選ばれた経緯に関しては《風読みの少年・ゼル》と同様です。

使用率自体は、《風読みの少年・ゼル》ほど高いわけではなく、採用枚数も0-3枚とまちまちでしたが、このカードの存在自体が環境に対して影響があると判断されたようです。

理由については、

  • エンハンス能力が、アミュレットを中心にするデッキや、場に複数のカードを展開する決着ターンの遅いデッキなどの使用を躊躇させている

という、エンハンス能力そのものに対してのみだったため、そのエンハンス能力を削除することである程度健全化を図ろう、とのことです。

カード能力とコストの変更にともなう補償

各種変更に基づき、各カードの分解時のエーテル生成数が、5月23日のメンテナンスから次回以降のアップデートまでの期間限定で変更されます。

保証内容

《骨の貴公子》《風読みの少年・ゼル》《ライトニングブラスト》を分解したときに得られるレッドエーテル
ノーマル版:50個 → 200個
プレミアム版:120個 → 200個

生成した時と同じ数のレッドエーテルが入手できるため、もしこのカードをパックからではなく生成して入手した方も、その分の保証が受けられることになります。

執筆者: 編集部