シャドウバースの大型大会「RAGE」の東日本予選が5月14日に開催され、東日本代表の5名が選出されました。
出場選手誰もがトップランカーなだけに研ぎ澄まされたプレイングが配信で見ていた人も含め、たくさんの人を魅了していたようです。
もちろん、神懸ったトップデッキが見られる試合もあり、波乱あり感動ありの内容の濃い大会だったと思います。
ただし、大会中に議論の余地のある試合があったり、運営がトラブルを起こしたりもした大会でもありました。
ここでは、5月14日に開催されたRAGE東日本選手権に関するまとめと、大会中におきたトラブルについてまとめていこうと思います。
大会結果まとめ……ランク戦の縮図が見えた!
大会の結果と、観戦してみての雑感をまとめていこうと思います。
激戦の末、本大会への切符を手にしたのは5名
手に汗を握る試合の連続でしたが、トーナメント形式の「BO3」で勝利したのは「Ellinor選手」「MAO選手」「まる選手」「ザイル選手」「マトモ/ALSee選手」の5名。
いずれもプレイングと引きが冴え渡る戦いでした。
大会の雑感
全体を通して、基本的にはランク戦の圧縮のような大会になったと思います。
やはり「神々の騒乱」環境におけるトップである「ネクロマンサー」「ドラゴン」の2クラスを持ち込む選手が多かったようです。
それぞれネクロマンサーの何デッキを使うのか、ドラゴンの何デッキを使うのかといった選択に見所はあったと思いますが、クラスのみで見るとやはりこの2クラスがかなりの比率でした。
また、相性を見越してかビショップのクラスを持ち込んだ人もなかなかの数がいたようです。
ドラゴン、ネクロマンサー、次点でビショップというのはまさにランク戦の延長といった感じで、本大会は現在の縮図を描き出していたと思います。
ユーザーからの反応
RAGE面白すぎる
— いりす@DMP (@irisu_dm) 2017年5月14日
RAGE面白すぎるな!!
来年は出場できるようにがんばるドン— アム⊿ (@amu_roob) 2017年5月14日
RAGEメタクソ熱かった…
ほとんどネクロとドラゴンしかいなかったけど、そんな中でロイヤルとかウィッチ使ってた人いたからマジで尊敬する…— 新TOWER (@TOWER_2876) 2017年5月14日
RAGEの配信ちょいちょい見てたけどいつ見てもネクロかドラゴンしかでてこなくて笑っちまう
— jakkmi (@jakkmi) 2017年5月14日
大体面白いけれど、ドラゴンとネクロばかり、という印象をもちがちのようですね。
マスターランクの人にとってはいつも勝てるデッキを持ち込むわけですから、当然といえば当然かもしれません。
ただし、ネクロマンサーはネクロマンサーでもネフティスの入ったネクロが活躍しているところが印象的でした。
ランク戦でも「死神の手帳」「ネフティス」などが投入されたネクロが多くなった、と感じている人もいるようです。
こういった大型大会は普段のランク戦にもメタの変異をもたらすあたりがなかなか面白い点でもありますね。
RAGE本戦ではどのようなデッキ選択が及ぼされるのかも含めて、楽しみにしておきたいところです。
大会中におきたトラブルについて
とてもいい大会ではあったのですが、残念なトラブルもありました。
それは、とある試合のときに起こりました。
試合中、ある選手が試合中にエモートを連発、いわゆる煽り行為を行います。
机を揺らしたとも言われていますが、本人は癖の貧乏ゆすりと弁解していました。(同選手のTwitterは現在非公開)
この行為の是非はともかく、この行為によってかそうでないのか、相手の選手がプレイングミスを連発。
そんなとき突然、RAGE運営がこんなコメントを投稿します。
「○○(プレイングミスをした選手の名前)wwwwwwww」
これまで運営は煽りコメントなどは禁止、と再三注意していたのにも関わらずこのコメントは、どう見ても煽りコメントと取られても仕方ありません。
原因は配信スタッフが個人用のアカウントと運営用のアカウントを取り違えたとのことですが、コメント欄含め、運営に不信感を募らせた人も多かったようです。
運営が個人用のアカウントでプレイヤーを煽ったりしていいのか、という是非はともかく、今後はこのようなトラブルがないようにしてほしいですね。
騒動の発端となった選手の行為について
本人は、「相手精神的動揺を誘うためにやった、それぐらい勝ちたかった」とTwitterで大会後に謝罪しています。
結果として相手選手はプレイングミスをしてしまったので、これは効果的だったといえますが、あまり褒められたことではありませんよね。
ゲーム内の機能としてあるから、という弁も勿論あります。
ゲームの機能を使う分には、チートで山札を操作しているわけでもないのですら、反則ではないかもしれません。
RAGEの大会規定にはエモート禁止というものはないわけですし、ルール上はなんら問題ないでしょう。
ただ、コメント欄の大半の人は、それをよしとはしていなかったようです。
どちらの論が正しいのかは簡単に断じることは出来ませんが、見てる側としては観戦後にすっきりとした気分にしてほしいものですね。
本戦にも注目! RAGE予選まとめ
本大会で勝ち上がった5名は、6月10日に行われるRAGE本戦に出場します。
大阪大会で勝ち上がった勇士たちとどのように激突するのかも楽しみですね。
また、どのようなメタを組んでいくのか、はたまた、どのような試合が展開されるのかにも含めて、楽しみにしたいと思います。
そして、どんなデッキが優勝するのか。
本戦は楽しみなことだらけですね。
また、運営の今後の対応についても注目したいと思います。
騒動の発端となった選手は、今後も似たような「戦術」を続けるのでしょうか。
シャドウバースの大会シーンがどのように動いていくのかも含めて、関心を寄せていきたいところです。
※憶測を含む情報が記載されていたため、記事を修正いたしました。