今回はロイヤルの新レジェンドカード『不滅の英雄・ローラン』について解説していきます。
『不滅の英雄・ローラン』の出す『不滅の聖剣・デュランダル』とは一体何なのでしょうか?
その効果範囲やおすすめのデッキなども書いていくのでぜひ参考にしてください。
美しき不滅の英雄・ローラン!その能力は?
ロイヤルの新レジェンドフォロワー『不滅の英雄・ローラン』は、コスト7、攻撃力4・体力5のフォロワーです。
コスト7の割りに低いステータスですが、ファンファーレで出すアミュレット『不滅の聖剣・デュランダル』の存在が大きいのでプラスマイナスゼロ、『不滅の聖剣・デュランダル』は破壊・消滅されるまでは場に残るため、むしろプラスといえます。
『不滅の英雄・ローラン』は、ファンファーレの他に守護も持っており、『不滅の聖剣・デュランダル』の効果を合わせることで壁としても機能します。
召喚される不滅の聖剣・デュランダルとは?
『不滅の聖剣・デュランダル』は先ほど紹介した通り、レジェンドフォロワー『不滅の英雄・ローラン』のファンファーレで召喚されるアミュレットです。
その効果は「自分リーダーと自分フォロワー全てへの「相手フォロワー、スペル、アミュレットが与える5以上のダメージ」は4になる。」というものです。
つまりどんなに高いダメージでも4にしてしまうアミュレットということになります。
ウィッチのタイムレスウィッチのように完全にダメージを防ぐことはできませんが、大きなダメージを最小限に抑えるという役割を持つため様々なロイヤルデッキで採用されます。
ローランとデュランダルの欠点とは?
『不滅の英雄・ローラン』と『不滅の聖剣・デュランダル』、この2つの欠点はダメージを与えるではなく、対象を破壊する・消滅する効果には通用しないことが挙げられます。
またダメージは4に抑え込むことができますが、そもそもロイヤルでよく使われるカードのほとんどは体力が4以下なので、例えダメージが4になったと破壊されやすさがなくなったとは言いがたいです。
どうしてもフォロワーを残したい場合は、体力を3増やすスペル『天上の楽曲』や兵士フォロワーの攻撃力・体力を1上げる『アサルトコマンダー』などを使って、ステータスを上昇させるのがおすすめです。
他にも『ミラージュディフェンサー』や『フロントガードジェネラル』などの守護を持ったフォロワーを置いて攻撃の優先度を変更することもできます。
フォロワーだけでなく、リーダーに対しても大きな一撃ではなくダメージ4以下の細かい数回の攻撃が来れば、ダメージ軽減は意味がないので注意してください。
どんなデッキにおすすめなのか?
『不滅の英雄ローラン』のような高コストフォロワーを使いやすく、なおかつ『不滅の聖剣・デュランダル』の能力を活用するのであれば、晩成型(5ターン目以降に勢いがつく)デッキがおすすめです。
ロイヤルデッキは低コスト(コスト5以下)の兵士フォロワーを重視し、それを支える指揮官フォロワーを入れていくというのが平均的なデッキ構成になります。
そのため序盤は低コストフォロワーで場を制圧することが多く、ロイヤルデッキ全般がコントロールデッキのようなものですが、その中でも高コストフォロワーを主力としたデッキや時間をかけて場を構築していくデッキにおすすめです。
ただし、最大の3枚を入れてしまうとアミュレットである『不滅の聖剣・デュランダル』が残った場合、場が圧迫されフォロワーが回しにくくなるので、入れる枚数は2枚までがおすすめです。
『不滅の聖剣・デュランダル』が複数枚あっても効果は変わらないので場に1枚あれば効果は十分です。
晩成型のミッドレンジロイヤルデッキにおすすめ!
『不滅の英雄・ローラン』と相性がいいデッキは、展開力で場を制圧していくミッドレンジロイヤルデッキです。
中盤(5ターン目)以降から勢いがつくので、『不滅の英雄・ローラン』などの高コストカードを使いやすい状況を作ることができます。
ミッドレンジロイヤルでは守護フォロワーとアタッカーとなる低コストフォロワー、指揮官フォロワーのバランスを取って作られていることが多く、『不滅の聖剣・デュランダル』の効果を活用しやすいフォロワーが疾走ロイヤルデッキなどの速攻デッキに比べ豊富に揃っています。
特にロイヤルフォロワーの中で一番の守護フォロワー『フロントガードジェネラル』やファンファーレでランダムに能力がつく『ジョリー・ロジャー』との相性が抜群です。
ミッドレンジロイヤルはフォロワーの展開力の良さを生かして、全体破壊・消滅されても1~2ターンで場を埋めることも可能にします。
そういったミッドレンジロイヤルの特徴と『不滅の聖剣・デュランダル』の能力を活かして、様々な構築バトルが楽しめるという点でも非常におすすめです。
巨大ダメージを4に!『深き森の異形』もダメカット!
実は『不滅の聖剣・デュランダル』の相手が与えてくるすべてのダメージに発生する効果はかなり重要で、その範囲はエルフの『深き森の異形』にも通用します。
『深き森の異形』は高いステータスを持ち、その能力は相手リーダーを攻撃した場合、相手リーダーの体力が0になるようにダメージを与えるというものです。
「0にする」ではなく、「ダメージを与える」なので『不滅の聖剣・デュランダル』の効果範囲内ということになります。
ただし、「0にする」やビショップの『封じられし熾天使』の「このバトルに勝利する」などのダメージではない能力は効果範囲外となるので注意してください。
『深き森の異形』以外では、お互いのリーダーの体力を10になるまでダメージを与える『アザゼル』や自分リーダーを5回復し、相手リーダーもしくはフォロワーに5ダメージを与える『セクシーヴァンパイア』などのヴァンパイアカード対策にもおすすめです。