今回はネクロマンサーの新カードを考察します。
いよいよリリースまで2日となりShadowversePortalも新カードに対応し、デッキ構築のモチベーションが高まりますね。
ネクロマンサーにも強力なカードが追加されています。
評価Sの新カード
新環境の中心となりそうなカード。
魔将軍・ヘクター
ファンファーレ 場が上限枚数になるまで「ネクロマンス 3;ゾンビ1体を出す」をくり返す。その後、ターン終了まで、自分の他のフォロワーすべては+2/+0されて、突進 を持つ。
盤面を構築するネクロマンス効果と全体バフ効果を併せ持ち、一枚で完結した強さを持つパワーカード。
ネクロマンス消費は重いもののそれに見合った威力の効果であり、バフ効果だけでも十分に強いです。
優勢時には一気に勝負を決めるフィニッシャーになり、劣勢時にはトップ一枚から巻き返せるポテンシャルを秘めています。
7コストなので「死の祝福」との相性もよく、新カード「ゾンビパーティ」の登場もあるので「ゾンビ」の大量展開で場を制圧する「ミッドレンジネクロ」の活躍が期待できそうです。
全体バフでトドメをさすカードとしても息切れしたあとで一枚から展開できるカードとしても働けるので「アグロネクロ」での採用も十分に考えられます。
新環境のネクロマンサーの主役となるカードではないでしょうか。
ゾンビパーティ
相手のフォロワー1体に3ダメージ。
エンハンス 7; その後、ゾンビ3体を出す。
エンハンス効果持ちの2コスト3点スペル。
今までネクロマンサーの2コストの除去スペルには使いづらい「消えぬ怨恨」しかなく「風の軍神・グリームニル」などの登場で3点除去の需要も高まりそうなので、使い勝手がいい上エンハンス効果も強力なこのカードは様々なデッキにこぞって採用されるでしょう。
評価Aの新カード
積極的に採用されるであろうカード。
破魂の少女
ファンファーレ ネクロマンス 4;相手の進化後フォロワー1体を破壊する。
相手の進化にファンファーレだけで応じることができる強力な効果。
進化権を巡って場を取り合う中盤に効果を発動することができれば、盤面争いでは優位にたてるでしょう。
それ以外の場面に引くとバニラであることやネクロマンスを消費してしまうことが欠点ですが、2コスト帯の薄かったネクロマンサーでは優先的に採用されるのではないでしょうか。
「アグロネクロ」で進化した「ゴブリンマウントデーモン」などを破壊して場のフォロワーに進化を切る使い方も考えられます。
不死の大王
ファンファーレ ワイト2体を出す。
ラストワード ワイトキング1枚を手札に加え、そのコストを0にする。
一枚で盤面を作れるファンファーレ効果と0コストの「ワイトキング」を手札に加えるラストワード効果を持ったフォロワー。
同コスト帯に「魔将軍・ヘクター」「蝿の王」「冥守の戦士・カムラ」と強力なライバルが多いのが気になるところではありますが、「ワイト」が同時に二体並ぶので直接ダメージが期待できる点やラストワード効果なので「テミスの審判」などを撃たれても後続が続く点など差別化は図れているので十分採用圏内でしょう。
「ワイトキング」自体終盤に真価を発揮するフォロワーなのも評価できます。
評価Bの新カード
デッキや環境次第では採用が考えられるカード。
魂の番人・ミント
ファンファーレ 自分のネクロマンス はネクロマンス 0になる。
(墓場が何枚であってもネクロマンス能力が働き、墓場の枚数は減らない)
この能力は、このフォロワーが場を離れるとき失われる。
効果自体は強力ですが、発揮される機会は少ないでしょう。
標準スタッツを有しており、放置できない効果なため疑似守護になるのは評価点。
ネクロマンサーは4コスト帯が薄いのでそれだけでも採用候補にはなるでしょう。
死月の使徒
ファンファーレ 自分の他のフォロワー1体は「守護を無視して攻撃できる」を持つ。
ファンファーレで「幽体化」を内蔵したフォロワー。
「アグロネクロ」での採用が考えられます。
効果を発動できることは多くないでしょうが、1コストフォロワーとして「ゴブリン」との選択肢にはなります。
1/1/2が強くない環境や、大型守護が多い環境になればこちらが優先されることになるでしょう。
今回考察するカードは以上です。
「ゾンビ」のシナジーカードを主軸にした「ミッドレンジネクロマンサー」に期待がかかりますね。