今回はヴァンパイアデッキの中でも最速のデッキアグロヴァンパイアデッキについて解説していきます。
最速のアグロヴァンパイアデッキとは一体何なのか、アグロヴァンパイアの立ち回り方や弱点、強みも書いていくので参考にしてください。
速攻デッキアグロヴァンパイアとは?
コスト1~3の低コストカードを中心にしたリーダー袋叩きデッキです。
眷属・『フォレストバット』を従える我らが美少女『吸血姫・ヴァンピィ』と眷属の巣窟のアミュレット『吸血鬼の古城』といった『フォレストバット』中心のカードを使い、相手をじわじわ追い詰めていきます。
もちろんそれだけではフィニッシュまでは難しいので、相手リーダーにもダメージを与えられるスペル『鋭利な一裂き』や速攻フォロワー『インプランサー』で場を整え、時にはフィニッシュを決めることもあります。
体力を削るカードは使いますが、『復讐』を使うカードはほとんど使わないので、体力を10以下の状態になることはあっても体力を維持する必要がありません。
なので体力管理をしない分、自分の体力を顧みないため短期戦のデッキになります。
フォレストバットを従える少女!吸血姫・ヴァンピィ
『吸血姫・ヴァンピィ』はコスト2で攻撃力・体力共に2のフォロワーです。
能力効果で『フォレストバット』が場に出る度相手リーダーにダメージを与えます。
『フォレストバット』を2体召喚するスペル『眷属の召喚』と合わせて使用すれば相手リーダーに2のダメージ、進化すれば『フォレストバット』を1体召喚するので合計3のダメージとなります。
他にもターン終了時『フォレストバット』を召喚するアミュレット『吸血鬼の古城』や、交戦時に『フォレストバット』を1体召喚するフォロワー『吸血貴・ヴァイス』と相性が抜群です。
『吸血鬼の古城』はターン終了時に出した『フォレストバット』で場が埋まると『フォレストバット』の数×1のダメージを相手リーダーに与え、破壊されます。
破壊されるまで毎ターン終了時に『フォレストバット』を出せるので同時に『吸血姫・ヴァンピィ』の効果も発動します。
体力を削って相手にダメージを与える!鋭利な一裂き
ヴァンパイアではどのデッキにも使用されることの多いスペルです。
自分リーダーの体力を2削り、相手フォロワーか相手リーダーに3のダメージを与えます。
フォロワー除去としても使われることの多いカードですが、1枚で3のダメージ、最大3枚で合計9のダメージが出せるので、相手リーダーを直接攻撃するフィニッシャーとして使います。
フォロワーにも使えますが、相手リーダーにダメージを与えるために使いたいので、フォロワーを破壊したい時は、『死の舞踏』や『エクスキューション』といった破壊専用のカードでフォロワーを破壊しましょう。
他にも『フォレストバット』を2体召喚、その後『フォレストバット』の数×1のダメージを相手フォロワーに与えるスペル『夜の群れ』もおすすめです。
敵を切り裂く速攻フォロワー・インプランサー
疾走を持ちコストは6、攻撃力3・体力6と少し体力を多めに持っているフォロワーです。
進化すれば攻撃力5・体力8となるので相手のフォロワー除去にも使うことができ、相手リーダーに一気に5のダメージを与えることも可能です。
疾走を持つフォロワーでは他にもコスト2で体力を2削って使える『ブラッドウルフ』がいますが、後半戦(6ターン目以降)に入って体力が気になる場合はマイナス効果のない『インプランサー』がおすすめです。
レジェンドカードが無くても作れる?
アグロヴァンパイアではレジェンドカードをほぼ全くと言っていいほど必要にしません。
召喚時相手フォロワーすべてに2のダメージを与え、相手フォロワーが破壊される度1のダメージを相手リーダーに与える『血餓の女帝』であればアグロヴァンパイアでも使えます。
ですが、コスト7の『血餓の女帝』を使うとすると、すべてのフォロワーが破壊できるというわけではありません。
なので実際は、コスト2の『鋭利な一裂き』を3枚使った方が多くダメージを与えられます。
つまり低コストカードを主体としている分無理にレジェンドカードを使うよりも、カード同士を組み合わせた方が戦いやすいということになります。
アグロヴァンパイアの立ち回り方
アグロヴァンパイアの戦力はヴァンパイア特有の効果によるダメージです。
『吸血姫・ヴァンピィ』で『フォレストバット』1体につき1のダメージになりますが、守護を無視してダメージを与えられ、『フォレストバット』を召喚すればするほどダメージを与えます。
守護を持った体力の多いフォロワーを倒すことは不可能ですが、その代わり相手リーダーにダメージを与え続けます。
他にも相手がフォロワーを出す度相手リーダーにダメージを与える『レヴィオンデューク・ユリウス』や、先ほども出た『鋭利な一裂き』を使ってダメージ量を増加させていきます。
自分のダメージについてですが、ヴァンパイアは体力が10以下になると『復讐』が発動します。
アグロヴァンパイアでは必要のない能力ですが、相手は最も『復讐』になることに警戒するので、体力を11以上で保ち、一気にフィニッシュしようとする人が多いので攻撃力3以下のフォロワーは破壊する必要があまりありません。
アグロヴァンパイアの弱点
アグロヴァンパイアの弱点は手札の枯渇です。
低コストカードを使うため、ターンを経るごとに使用枚数も増えます。
そのため手札の枯渇は否めません。
なので、体力を2削ることで2枚引くスペル『血の取引』や、ファンファーレで体力6削って3ターンの間毎ターン体力を2回復・カードを1枚引くアミュレット『漆黒の契約』といったカードをデッキに入れておきましょう。
アグロヴァンパイアの強み
アグロヴァンパイアの強みでは展開の速さは当たり前ですが、それよりも相手に直接与える効果ダメージです。
『吸血姫・ヴァンピィ』や『吸血鬼の古城』の効果ダメージは直接相手リーダーにダメージを与えることができます。
なので相手からすれば気が付けば体力がない!ということになります。
展開の速さと合わせると大体早くて6~8ターンほどでバトルの決着がつくこともあります。