9thシーズンも中盤に差し掛かりある程度環境がまとまってきたと思います。
著者も得体のしれない使命感からかずーっとランクマッチに潜り続けついにMPランキング25位まで上り詰めました(3/17現在)
著者が使用してるデッキは超越ウィッチです。
コントロールデッキに対する相性がかなり有利ですが、アグロデッキに弱いという弱点があります。
そんな超越ウィッチですが、現環境ではやっているのはロイヤル。アルベールの疾走を止めるのが困難で負けが続いてた時期もありました。
今回はそんなアルベールロイヤルにも対抗できるデッキを紹介したいと思います。
デッキ内容
- エンジェルスナイプ×3
- 知恵の光×3
- 光の道筋×2
- レヴィ×1
- マジックミサイル×3
- ゴーレムの錬成×3
- ウィンドブラスト×3
- 虹の輝き×3
- 魔力の蓄積×3
- マーリン×3
- ファイアーチェイン×1
- ゲイザー×3
- 運命の導き×3
- 刃の魔術師×3
- 超越×3
デストロイヤーを採用していない超越となります。
レヴィが1枚の理由
レヴィというカードは進化時の効果が非常に強力でアグロデッキなどの横の展開に対する最善の回答だと思われています。
ですがこのデッキにはレヴィが1積みです。
レヴィというフォロワーの強さと弱さを加味しての枚数調整となっています。
レヴィの強さ
2/2/2というバニラスタッツながら進化時に1コスト3打点のスペルをハンドに入れることが優秀です。紅蓮の魔術というスペルをハンドに温存しておくことでマーリン進化のタイミングで合わせて使うことによりマーリンのターンの隙をなくせるのが強みだと思います。
紅蓮の魔術は除去だけでなくリーサルでも使えます。進化後に超越できればレヴィの4+紅蓮の魔術の3点で計7点のダメージが狙えます。
著者は進化権があるタイミングでのレヴィの素出しの強さという点を評価してます。
相手側から見ると7点のバーンがいることになるので除去に回らないといけないことも多いです。
つまり疑似的な2/2/2の守護としての働きも期待できます。
レヴィの弱さ
進化権を行使しないといけない点が非常に弱いです。進化権を使う=マーリンに対する進化権を使うことができないとなります。
超越デッキにおいてハンドの選択肢を広げるのは非常に重要なので、レヴィに進化権を使い切ってしまっては結局超越を探せずに負けてしまうこともあります。
マーリンと共存できないという点が非常に弱いです。
フォロワー単体として見ても紅蓮の魔術を使用しなければスペブに絡むことができないので超越の速度が落ちる原因にもなります。
つまりレヴィを複数枚採用すると元来有利マッチであるコントロールデッキに負ける可能性も出てくることになります。
レヴィの採用数の問題
自分の出した結論は1枚でした。理由としては刃の魔術師の採用数の数です。
6ブーストかけることで真価を発揮する刃の魔術師とは相性が悪いです。
刃のシナジー性を高めるために採用している光の道筋もレヴィに合うカードとは言えません。
自分は素出ししてヘイトを集める役割としてピンの採用しました。採用数を増やした場合盤面からの勝ち筋が強くなりますが、超越での勝ち筋が弱くなります。
ファイアーチェインの強さとは?
4コストの除去スペルであるファイアーチェインこのカードの強さはAOEとしての機能があるところです。
チェインの役割とは?
ウィッチの全体除去スペルとして活躍します。ただし使える盤面は限られています。
潜伏や攻撃の対象にできないフォロワーへの回答→ツバキ・シャドウリーパー・マイニュ
これらのカードは環境でよくみられるため、役割を持てます。超越デッキの性質上疾走ダメージに弱いのに、さらに打点を稼がれる・・・といったことをケアできます。
盤面に残ったフォロワーを守る
これはチェインを併用して有利トレードを行い相手の場を空にし、こちらの場にフォロワーを並べるという意味です。つまり盤面からの有利トレードを避けれるためフォロワーの展開の勝ち筋を強くすることができます。
空うちできるスペル
ミラーやセラフ対面の場合フォロワーを置かない動きをされることがあります。除去札ばかりでハンドが重い・・・となった場合、チェインは空うちできます。
スペブの加速の度合いで勝敗が決まる相手には有効な手段です。
チェイン1枚の採用理由
超越におけるウィンドブラストは最強ですが、それだけでは除去が追いつかなくなる場合も多いです。4枚目の除去札として採用しました。
アグロデッキには上から有利トレードをし続ける構築なので中盤の段階で試合をリセットできるのも強いです。
マーリンのサーチ先を増やさず、狙ったカードを引けるようにするためチェインを1枚だけ採用しています。
デッキの勝ち筋を知ろう
このデッキには二つの勝ち筋があります。フォロワーの展開によるテンポプラン、超越でリーサルを決める超越プランです。
基本的には超越プランを目指しますが、いつでもテンポ軸でも勝てるようにフォロワーの投げる判断を考えましょう。
テンポ軸での勝ち筋
ロイヤル、エルフに対しては横並びの展開が刺さります。相手の除去札がなにがあるのかを予測し、全滅しないよう注意します。
対ロイヤル
アルベールの進化のタイミングでマーリン進化で倒せるように調整するとテンポロスが発生するので勝ち筋が強くなります。
マーリン進化の前のターンにレヴィ進化やゲイザーを置いておくことによって3+4=7点となりアルベールをきれいに打ち取ることができます。
0コストフォロワーを展開しての勝ち筋を狙う場合は超越の事を考えない方がいいと思います。初手のハンドがスペブフォロワーばっかりの場合はテンポ軸のみでの勝ち筋を狙いましょう。
超越での勝ち筋
基本的にはマーリンを進化させながら超越の勝ち筋を狙います。サラマンダーブレスやテミス等強力な全体aoe除去が予測されるリーダーには初手がきつくても超越での勝ち筋を狙いましょう。
このデッキではデストロイヤーが採用されていないため打点が足りない可能性があります。進化権はなるべく切らないようにし、リーサルに必要な打点は常に頭の中に入れておきましょう。
刃の魔術師進化→超越が1つのフォロワーで一番火力が出るので(8ダメ)それを基準に考えるといいと思います。
後半は多少きつくても超越のためにフォロワーをキープしておきましょう。