超越講座第二弾!今回はカード一枚一枚に注目して解説しようと思います。
超越ウィッチにおける採用カードはとても重要です。
超越デッキは1枚の採用数が変わるだけでデッキコンセプトそのものが変わるほどです。
なんとなくで採用してるカードはありませんか?みんなが採用してるからという理由で採用してるカードはありませんか?
なんでこのカードは超越に採用されているのか?それを理解できるとさらに勝率はよくなると思います。
今回はエンジェルスナイプ、知恵の光、光の道筋について解説したいと思います。
エンジェルスナイプ
ニュートラル シルバー
コスト1 スペル
相手のリーダーか相手のフォロワー1体に1ダメージ。
カードの効果の説明
コスト1という軽さでスペルブーストが加速できる点、1打点のスペルという小回りの利くところ、妥協超越後の足りない1点の打点を補える重要なカードです。
カードの使い方
コスト1のスペブの潤滑油という認識で使用してください。
重要性高:運命の導き、マーリン進化使用後のハンド調整のために1枚切る
重要性中:超越の際の打点およびコスト調整のために使う
重要性低:マジックミサイルなど除去スペルを使用する際の足りない打点を補う
用途としては以上の使い方です。
エンジェルスナイプはppを使い切るカードではなく、ハンドを溢れさせないようにするというカードです。
エンスナはハンドが上限の枚数になるまで極力使わないでください。
細かいテクニック
マーリン進化前を見据えたエンスナ切り
マーリン進化時でハンドを2枚ドローするのであふれる可能性があります。前ターンにエンスナを使い、ハンド数を6枚でエンドすれば、のターンマーリン進化してもハンドがあふれずに済みます。
リーサルのコスト調整のためにエンスナキープ
終盤の細かいフォロワーの展開でも先にブラストをあえて使うことで超越のコスト調整の際にエンスナを使うことでリーサルが届く場合があります。
倒せないけどフォロワーにエンスナを使っておく
マーリンやレヴィ進化時の攻撃力4でも倒せるようにあえてフォロワーにエンスナを使っておくテクニックです。
体力3のフォロワーに対して有効です。
例)相手のヒーリングエンジェル2/3にエンスナを使いターンエンド、→ヒーリングエンジェル進化顔(4/4)4/4に対してマーリン進化
知恵の光
ウィッチ ブロンズ
コスト1 スペル
カードを1枚引く。
カードの効果の説明
1コストを使用し、1枚引くという単純な能力ですが、スペブの試行回数が重要になる超越ウィッチにはまさに燃料的な存在です。
軽いコストとタイミングを選ばないためどのターンに使っても強く、ハンドを枯らさずにスペブできます。
ただし1pp使い1枚補充だけででは十分に効果を生かし切れません。
スペブのかかるカードを1枚でも引いた場合使うといいでしょう。
知恵の光マリガン問題
マリガンで知恵の光を残すか残さないかは意見が分かれるところです。
自分は序盤の対応手の選択肢に幅ができる(ブラスト、刃、エミル、炎の握撃にブースト)、運命の導きや超越に序盤でブーストかけれれば結果的に超越リーサルの速度が速くなり安定して勝てるので、自分は必ず1枚は先行後攻問わずキープしています。
知恵の光キープが裏目に出る場合はスペブカードを握れていない場合ですがほかのマリガンで来るカードやキープするカードの事を考えると可能性は低いです。
知恵の光を1tに使うか問題
これも意見が分かれるところです。
自分はスペブができるカードがある場合は迷わず使います。(そのためにマリガンでキープしています)
スペブがかかれば対応手の幅や超越の速度を早くできるからですね。
逆に1tに使わない盤面があるとするならスペブをかけるカードがない場合には使いません。
とはいえスペブカードがないからと言ってずっと耐えてるだけでも負けてしまうので2tでも来なかった場合は見切り発車で使ってもいいと思います。
著者は3tになってもスペブカードが来ない場合、3tで知恵の光を使います。
先ドローの意味
超越デッキにおいて先ドローはとても重要です。なぜなら先にドローしておけばドロー先のスペルに対してもスペブをかけることができるからです。
知恵の光で引いたカードが超越だった場合、リーサルターンが1tずれる危険性もあります。
ウィンドブラスト、炎の握撃などハンドを減らすカードを使用する前には必ず知恵の光等でドローをしておきましょう。
『先ドロー』
これを常に頭に入れながらプレイしてください。
光の道筋
ニュートラル シルバー
コスト2 スペル
カードを1枚引く。
他のカードの能力で、このカードが手札から捨てられたなら、カードを1枚引く。
2コストも使ってカードを1枚だけドローする意味とは?
超越デッキに採用されている光の道筋の効果はカードを1枚引くということしかできません。知恵の光の完全な下位互換です。
ではなぜ採用したのか?それはデッキ全体のドロソの枚数に秘密があります。
ドローソースになるカードは全部で20枚、つまりデッキの半分はドロソになります。
この数は著者が超越デッキを使う際に一番効率のよいスペブができる枚数だと考えています。(前半から後半にかけて安定したハンド数を維持できるため)
自分から能動的に使えるスペルは非常に重要で、虹の輝きと違って相手の盤面に依存することなく発動できます。
光の道筋の弱点を消すにはどうするか?
コストに対する効果が薄い光の道筋。この弱点を消すにはコストを踏み倒すカードを採用するといいと思います。
具体的に言うと炎の握撃、刃の魔術師、エミルです。これらのカードを0コストで使えれば光の道筋を使ったとしてもそのターンに隙が出ません。
光の道筋を使う優先度
相手の除去が間に合うなら優先的に使うべきカードです。しかし、盤面が厳しい場合はうかつに使ってはいけません。
盤面に干渉ができないため2pp分のロスが発生することは常に頭に入れておきましょう。
しかし、使える隙が存在するなら最優先で使います。なぜなら光の道筋は弱いカードだからです。
超越のデッキを使うにあたって弱いカードから使っていくのが基本です。
ここでいう弱いカードというのは『盤面に干渉できる度合いが低いカード』の事を指します。(たとえばブラストと炎の握撃どちらかで倒さなきゃいけない場合ブラストを優先的に使う)
使うタイミングとしては大型フォロワー一体が出た時に道筋+ブラストor握撃のパターンが多いと思います。