土の秘術を使った鉄壁を築く秘術デッキを解説します。
秘術デッキはウィッチとは思えない戦い方になるので、テンポウィッチや超越ウィッチを使う方には新鮮かもしれません。
秘術デッキの組み方やバランス、必須カードを紹介するので土の秘術を使ったデッキを組みたい方はぜひ参考にしてください。
土の秘術について
まず、今回紹介する秘術デッキで使われる『土の秘術』について簡単に解説したいと思います。
クラス・ウィッチといえばスペルカードによるスペルブーストを使った『超越デッキ』や『テンポウィッチデッキ』が代表的です。
ですが、クラス・ウィッチにはもう一つ特性があります。
それが『土の秘術』です。
『土の秘術』の特徴はアミュレット『土の欠片』を消費して能力を発動するところです。
逆に言えば『土の欠片』ないと効果が発揮できないということです。
スペルブーストを使ったウィッチデッキよりもフォロワー数が多いことも挙げられます。
土の秘術で出るトークンは?
『土の秘術』で出せるトークンの種類には限りがあります。
現在は2種類あり、王道の『ガーディアンゴーレム』とバハムート降臨パックから『ゾンビ』が出せます。
まず、『ガーディアンゴーレム』ですが、『土の秘術』にとっては欠かせない存在といえます。
スペルブーストを使った無防備な状態とは裏腹に、『土の秘術』は『ガーディアンゴーレム』による鉄壁を構成します。
新しく『土の秘術』のトークンに加わった『ゾンビ』は攻撃力・体力共に2で何の能力も持ちません。
ですが、相手のフォロワーを破壊して召喚できるため相手のフォロワーの破壊と兵力増強を同時に行えます。
『土の秘術』によるトークンは2種類ですが、トークンを出すだけではなく相手のフォロワー・アミュレットの消滅・破壊が可能です。
その点で言えばスペルブーストよりも優れている面があります。
豆知識・トークンについて
先ほどから解説している中に出ている『トークン』ですが、カードゲームをしたことがあまりない方は「?」となると思います。
トークンとはカードによる効果のみで場、もしくは手札に加わる特殊なカードを指します。
今回解説している中で言えば『ガーディアンゴーレム』、『ゾンビ』ですが、この2種類はカードとして存在していません。
要するにデッキに加えられないカードになります。
逆に言えば、『ガーディアンゴーレム』を使いたい時は「ガーディアンゴーレムを手札に加える」といった効果を持つカードさえあれば使えるようになります。
他のクラスで言うとエルフはフェアリー、ロイヤルはナイト、ネクロマンサーはゴーストという感じになります。
トークンはフォロワーだけにとどまらず、アミュレットやスペルにも存在します。
秘術デッキでは『土の秘術』を行う際に『土の欠片』を消費しますが、その『土の欠片』もトークンになります。
土の秘術デッキには使用することはありませんが、スペル『ファーストカース』も使うことでフォロワーへのダメージと『セカンドカース』を手札に加えるという効果があります。
この場合『セカンドカース』がトークンになります。
他の攻略でもトークンという言葉が出てきたらこれだと思ってください。
秘術デッキの組み方
秘術デッキを回すのに欠かせないのは『土の欠片』と『土の秘術』を持つカードです。
『土の欠片』はトークンとして出てくるただの『土の欠片』だけではなく、効果を持つアミュレットとしても存在しています。
『土の秘術』を行うのに必要な分デッキに加えなくてはいけません。
だいたい10枚ほどがアミュレットとして入っている状態で『土の秘術』持ちカード(フォロワー、アミュレット、スペルすべて)が同じく10枚くらいという感じになります。
中には『土の秘術』を行わない状態でも効果があるカードもあるので状況に合わせて使うようになります。
空き枠についてですが、序盤は『土の秘術』の準備しかできないので守りの態勢になります。
なので、空き枠は序盤の防御や相手フォロワーの除去に向けます。
よくある最強デッキ版の秘術デッキでは『古き魔術師・レヴィ』、『タイムレスウィッチ』を採用しています。
『くず鉄の錬成』もある分防御はすでにある程度固いので、最強デッキのような形じゃなくても十分防御は固くなります。
他の方法では『ウィンドブラスト』や『虹の輝き』を利用した序盤の回し方があります。
デッキの回しが早くなるのですが、欲しいカードが入手しやすい点ではおすすめです。
必須カード・エンシェントアルケミスト
『エンシェントアルケミスト』はコスト5、攻撃力2・体力4、ファンファーレで『ガーディアンゴーレム』を召喚できるスペルを3枚手札に加えるフォロワーです。
『ガーディアンゴーレム』はスペルの状態だとコスト2で召喚できるコスト4、攻撃力・体力3の守護持ちトークンフォロワーです。
PP5の状態で『エンシェントアルケミスト』を使えば、次のターンに『ガーディアンゴーレム』を3体召喚できます。
『ガーディアンゴーレム』を一気に召喚するのではなく、使い分けるという方法もできるため非常に使い勝手がいいカードです。
必須カード・禁忌の研究者
コスト6、攻撃力3・体力5のフォロワーです。
『土の欠片』さえ場にあればターン終了時にランダムに相手のフォロワーを破壊します。
それだけではなく、バトルにより相手フォロワーを破壊時に『ゾンビ』を場に召喚します。
なので、『土の秘術』でターン終了時に破壊した時も『ゾンビ』を自分の場に追加します。
『土の欠片』だけで場ががら空きの時に非常に役立ちます。
必須スペル・変成の魔術、破砕の禁呪
『変成の魔術』はどんなフォロワーやアミュレットでもクレイゴーレムに変換してしまうスペルです。
能力を受けないカードには使えませんが、『土の秘術』によりクレイゴーレムではなく、対象カードを消滅します。
『破砕の禁呪』は通常は体力2以下のフォロワー全てを消滅させます。
通常でも十分な能力ですが、『土の秘術』によって体力5以下のフォロワーを全て消滅になります。
この2種類のカードは必ずデッキに加えましょう。
特に『破砕の禁呪』はスペルブーストデッキでも使えます。
あると便利なカード
必須カードで紹介したもの以外にも『ドワーフアルケミスト』、『運命の導き』、『錬金術の代償』、『ノノの秘密研究室』があると便利です。
特に『ドワーフアルケミスト』、『ノノの秘密研究室』はピンチを逃れるためにあると便利です。
『ドワーフアルケミスト』はファンファーレで『土の欠片』を手札に1枚加え、進化時『土の秘術』を持つカードをランダムに1枚手札に加えます。
手札に『土の秘術』を持つカードがない時に事故回避に使えます。
『ノノの秘密研究室』は場にフォロワーがいない状態を回避できます。
『土の秘術』を行えばファンファーレで『ガーディアンゴーレム』を出せますが、無い状態でも3ターンの間ターン終了時『ガーディアンゴーレム』を1体場に出します。
高コストですが時間稼ぎになるのでおすすめです。
土の秘術は、良くも悪くもアミュレットありき
『土の秘術』において最も大きな欠点は『土の欠片』がないと効果が発揮できない点です。
トークンに関しても『禁忌の研究者』は土の秘術が無くても召喚可能な面がありますが、『エンシェントアルケミスト』は『土の欠片』がないとただのフォロワーになってしまします。
なので『土の欠片』が絶えない状態を作っておきましょう。
『土の秘術』と『土の欠片』は1対1の状態を保つことがコツになります。
1対1でなくとも『土の欠片』は少し多くてもいいのですが、『土の秘術』が多くなりすぎないように調整をしましょう。