ディスカードドラゴンデッキについて解説していきます。
さらに、2017年2月27日のメンテナンスでのミニゴブリンメイジの効果修正によるディスカードドラゴンデッキへの影響についてもまとめています。
ディスカードドラゴンデッキ以外のデッキでもミニゴブリンメイジを使う際の参考にしてください。
ディスカードドラゴン(OTKドラゴン)とは
ディスカードドラゴンデッキとは別名OTK(ワンショットキル)ドラゴンデッキと呼ばれる一撃必殺デッキの一つになります。
ディスカード(discard)とは破棄するという意味を持っており、ディスカードドラゴンではカードを捨てて戦います。
カードを捨てるという効果はドラゴンが得意としている効果の一つで、ディスカードドラゴンデッキではダークネス・エボルヴパックから出た『荒牙の竜少女』を軸としています。
他にも2月27日のメンテナンスで修正された『ミニゴブリンメイジ』や手札をまるごと入れ替える『新たなる運命』を使うため低コストデッキに仕上がります。
レジェンドカードを使う量が他のデッキに比べ少ないので、無課金の方でも作りやすいデッキです。
キーカード『荒牙の竜少女』
『荒牙の竜少女』はコスト2、ステータスが攻撃力2/体力2と低コストの平均的な能力値を持っています。
問題はそのカードの効果です。
『荒牙の竜少女』は効果で相手のリーダーに捨てたカードの枚数×1のダメージを与えます。
そのため先ほどのデッキ説明で上げた『新たなる運命』との相性が抜群にいいフォロワーです。
3枚場に出し、『新たなる運命』を使えば最大15のダメージを相手リーダーに与えられます。
『新たなる運命』を使えない状態で場に出すとすぐに破壊されてしまい、効果を発揮せずに終わってしまうので注意してください。
やってはいけない組み合わせ
最もディスカードデッキでやってはいけない組み合わせはアミュレット『竜巫女の儀式』が場に出ている状態での『新たなる運命』の使用です。
『竜巫女の儀式』は捨てたカードの枚数×1枚デッキからカードを引く効果を持ったアミュレットです。
そのため『新たなる運命』で5枚捨て、5枚引くと『竜巫女の儀式』でもさらに5枚引くことになります。
手札が増えてうれしいのですが、デッキの残り枚数が致命的になってしまいます。
致命的になるどころか自ら負けになることもあるため、『竜巫女の儀式』はディスカードドラゴンデッキには使わないようにしましょう。
他にもディスカードドラゴンデッキにおすすめしないカードとして『竜の知恵』や『竜呼びの笛』があります。
『荒牙の竜少女』と『新たなる運命』以外での大幅なデッキ消費もおすすめしません。
ミニゴブリンメイジの重要性
ディスカードドラゴンデッキにとってキーカードは『荒牙の竜少女』ですが、そのキーカードが確実に手札に来るわけではありません。
その時に使うのが『ミニゴブリンメイジ』です。
『ミニゴブリンメイジ』はコスト3、ステータスは攻撃力2/体力2です。
効果としてコスト2以下のフォロワーを手札に加えられます。
『荒牙の竜少女』を確実に手札に呼び出したいときには必要不可欠のカードです。
最初の引き直しで『荒牙の竜少女』が出てもバトルのでだしが悪いので、まず『ミニゴブリンメイジ』があれば安定して序盤が回せます。
さらに『歴戦の傭兵・フィーナ』を使えばコスト0の状態で手札に『ミニゴブリンメイジ』が加わります。
効果で手に入るコスト0の『ミニゴブリンメイジ』はデッキから手札に入れるわけではないので、『荒牙の竜少女』を呼ぶだけではなく場を固めたい時にも便利です。
ミニゴブリンメイジ修正後の影響は?
2017年2月27日のメンテナンスで『ミニゴブリンメイジ』の効果内容が変更されました。
変更前は「ファンファーレ:コスト2のフォロワーを自分のデッキからランダムに一枚、手札に加える。」だったのが、「ファンファーレ:コスト2以下のフォロワーを自分のデッキからランダムに一枚、手札に加える。」になりました。
「コスト2のフォロワー」だったのが「コスト2以下のフォロワー」になったことでディスカードドラゴンデッキにも影響があります。
コスト2以下ということはコスト1のフォロワーも手札に加わるということになります。
そこでディスカードドラゴンデッキへの影響です。
ディスカードドラゴンデッキへの考えうる影響といえば、『荒牙の竜少女』を『ミニドラゴンメイジ』で出す際に確実に出せるわけではなくなったというところが挙げられます。
基本的なディスカードドラゴンデッキだとコスト1の『アイボリードラゴン』を加えていることが多いので『荒牙の竜少女』もしくは『アイボリードラゴン』が出ることになります。
さらにニュートラルの『ゴブリン』が入っていると、『荒牙の竜少女』が出る確率が低くなるので注意してください。
歴戦の傭兵・フィーナへの影響
『歴戦の傭兵・フィーナ』は進化時、『ミニゴブリンメイジ』をコスト0にして手札に加えます。
そのため何等かの影響がありそうですが、変更されたのは分解した際のエーテル量が増えたことくらいです。
分解時のエーテル量が増えた原因は『ミニゴブリンメイジ』の分解エーテル量が増えたためなので、カード効果や使い方は特に変わりありません。
修正前と修正後の立ち回りの差
やはり、コスト2だけではなくコスト1のフォロワーも手札に出してくるので、修正前のようにすぐに『荒牙の竜少女』を手札に置くのは少し難しくなっています。
ですが、覚醒後に『アイボリードラゴン』を出せればカードが引けるというメリットもできました。
『アイボリードラゴン』、『ゴブリン』がなければ確実に『荒牙の竜少女』を引けるので、引けないもどかしさをなくしたい場合はおすすめです。
『新たなる運命』で一気にデッキの残りカードを消費してしまうのを考えれば、一枚ずつ引ける『アイボリードラゴン』は魅力的です。
コスト1のフォロワーを残すか、無くすかは微調整が必要になりそうです。
低コストフォロワーの入れすぎに注意
ディスカードドラゴンデッキは低コストフォロワーによるワンショットキル(OTK)を目的としたデッキです。
準備が整うまで場を固めて相手を牽制する必要があるため、低コストフォロワーでデッキを組みます。
ただし、そこで低コストフォロワーだけになってしまうと高いステータスを持ったフォロワーで場を崩されやすくなります。
さらにコスト2以下のフォロワーは入れられる数に限りがあります。
最低でも3枚、コスト6以上のフォロワーを入れてデッキを組むようにしましょう。
おすすめなのは疾走を持つ『ダークドラグーン・フォルテ』やディスカード系フォロワーの中でも諸刃の剣となる『インペリアルドラグーン』です。
ディスカードドラゴンデッキは、レジェンドカードはほとんど使わないものの、ゴールドやシルバーのカードが多いので必要なカードを生成する際は注意してください。