【シャドウバース】速報!ルーンの貫き・ミニゴブリンメイジのナーフが決定!!

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執筆者:編集部

本日2月21日11時30分シャドウバース運営事務局から2枚のカードの変更が発表された。

今後の環境を大きく左右するナーフ情報なので、しっかり注目していこう。

ナーフ対象と変更内容

ウィッチカードのシルバーレアカード「ルーンの貫き」、ニュートラルカードの「ミニゴブリンメイジ」の二枚が今回のナーフ対象だ。

ルーンの貫き

ルーンの貫き

引用元(https://shadowverse.jp/cardpack/riseofbahamut/)

このカードの能力の「自分のフォロワーが進化したとき、このカードのコストを1にする」が「自分のフォロワーが進化したとき、このカードのコストを2にする」へ変更となった。

ミニゴブリンメイジ

ミニゴブリンメイジ

引用元(https://shadowverse.jp/cardpack/riseofbahamut/)

このカードの能力「コスト2のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える」が「コスト2以下のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える」へ変更となった。

変更への経緯 ールーンの貫きー

運営の公開情報をまとめていくと以下のようになる。

ウィッチクラスの圧倒的使用率

ROB環境でのランクマッチはウィッチの使用率が約32%と非常に高いことが明らかとなった。ドロシーウィッチをはじめ、超越ウィッチ、土の秘術ウィッチこれらをふくめたウィッチクラスの高い使用率が大きな問題となった。

先攻と後攻での勝率の開き

ウィッチクラス特有の問題として先攻と後攻での勝率の差に大きな差があるということも公開された。このゲームにおいて先攻後攻はランダム要素である。そのランダム要素で勝敗が左右されてしまうのは問題であるとされたのだ。

なぜルーンの貫きなのか

「ルーンの貫き」の変更が適切と考えた運営は理由として三つの点を上げている。

  1. 「ドロシーウィッチ」「超越ウィッチ」「土の秘術ウィッチ」すべてで2~3枚使われていること
  2. 自分のフォロワーが進化したときに強化される能力は後攻時により有利なこと
  3. 強化されたときのコストが能力に対して低いこと

進化時にコストが小さくなる点を考えると進化をより多く使える後攻が有利になってしまうのだ。

また1コストにしては強すぎるということ。

具体的な動きでは後攻4ターン目に古き魔術師・レヴィ進化から余った2コストで紅蓮の魔術とルーンの貫きの連打が可能で非常に強力であった。

変更への経緯 ーミニゴブリンメイジー

ランクマッチ現環境でのTier1としてウィッチクラスと共にエルフクラスも君臨している。

ルーンの貫きのナーフによりウィッチが正常な使用率へ下がると考えられるが、エルフの使用率が極端にあがってしまうことが考えられた。

エルフデッキとしては主に「ミニゴブリンメイジ」により「リノセウス」をサーチしてコンボを決める「コンボエルフ(OTKエルフ)」が使用されている。

エルフ特有の使いやすさ

「ミニゴブリンメイジ」はサーチカードとして使用できるが、そのためには低コストのフォロワーをデッキ構築の時点で多くいれられない(多く入れればサーチの意味がなくなる)。

そうした場合序盤の展開が弱くなり、安定して戦うことができなくなるのだ。

しかしエルフは1コストフォロワーが非常に優秀な為、デッキ構築で「ミニゴブリンメイジ」のサーチ先(主にリノセウス)をしぼっても序盤はコスト1のフォロワーによってテンポがとりやすく、安定して戦えるのだ。

サーチ機能はそのままに

従ってミニゴブリンメイジは今後もアドバンテージをとれるサーチカードとしての能力はそのままに、能力のサーチ先がコストフォロワーからコスト2以下フォロワーへとなった。

カード変更に伴う補償

今回の二枚のカードの変更に伴い補償もきちんとされるようだ。

「歴戦の傭兵・フィーナ」は直接のナーフ対象ではないが、進化時能力で手札に加える「ミニゴブリンメイジ」に変更があるため、補償対象に含まれるぞ。

「ルーンの貫き」「歴戦の傭兵・フィーナ」の分解時に得られるレッドエーテル

ノーマル版50個⇒200個

プレミアム版120個⇒200個

「ミニゴブリンメイジ」の分解時に得られるレッドエーテル

ノーマル版10個⇒50個

プレミアム版30個⇒50個

まとめ -新たなる時代の到来ー

今回ナーフが決まったカードが含まれるデッキの使用率も非常に高いことから、このカード変更に影響を受けるプレイヤーは非常に多いのではないだろうか。

ルーンの貫きはまだ生きる?

ドロシーウィッチや超越ウィッチではルーンの貫きが1コストで除去をしながらスペルブーストもでき、リーサルにも近づける強力カードとして使われている。

2コストということでテンポは多少とりにくくはなるが、性能自体がとても優秀なので今後も使われるのではないだろうか。

コンボエルフの改良必須

一方、ミニゴブリンメイジを採用しているコンボエルフの型だが、こちらは改良の余地がありそうだ。

現時点でのコンボエルフの主な構築だと、ミニゴブリンメイジのサーチ先にウォーターフェアリーやベビーエルフ・メイも加わり、序盤の安定さを優先しすぎるとリノセウスへのアクセスが困難になる。

これはデッキのコンセプト自体が弱くなってしまうので、デッキの構築から大幅な見直しが必要になりそうだ。

新たな時代の幕開けか

Tier1の二つのデッキに関するカード二枚がナーフされたことにより他のリーダーの使用率が上がることが考えられる。尚、ナーフ実施日は2月27日。最近はネフティスネクロやランプドラゴンも勢いを増し始めており、今後のランクマッチ環境の変動に注目だ!

執筆者: 編集部