タイトルだけでは何のデッキだかわからないでしょう。文字通り秘術、超越、冥府、ドロシーのすべての要素を混ぜたハイブリッドデッキです。
そんなデッキで勝てるの?と思う方もいるでしょう。実は案外勝てちゃいます(笑)
今回はそんな欲張りデッキである超越土冥府ドロシーの解説をします。
デッキ内容
気になるデッキ内容です。ウィッチにおける強いとされるすべての要素を取り込んでみました。
デッキレシピ
- 知恵の光×3
- くず鉄×3
- レヴィ×2
- マジックミサイル×3
- ゴーレムの錬成×3
- 虹の輝き×3
- 炎熱の術式×2
- 魔力の蓄積×2
- 変成の魔術×3
- 冥府×1
- マーリン×2
- ルーンの貫き×2
- エンシェントアルケミスト×3
- 運命の導き×3
- ドロシー×2
- 超越×3
文字通りすべての要素を使って勝つデッキです。
秘術の粘り強さと冥府と超越の確実なリーサル力を武器に戦います。
超欲張りデッキ
まずはどんなデッキなのかを知りましょう。
実際勝てるの?
案外勝てます。守護がとても刺さりやすい環境で、その中でもガーディアンゴーレムは特に優秀です。
エルフは楽に突破することはできず、根源otkのエルフでも白狼は3/3というスタッツに対しては倒されることができません。
リーサルの決め手となる超越、冥府もエンシェントアルケミストの効果で案外達成が早いです。
つまりこのデッキはエンシェントアルケミストの性能を最大限生かせる構築なのです!
欲張りすぎない?
それぞれのカードに明確な役割を持たせて事故を減らしています。
基本は超越の軸に合わせて構築されています。
マーリンでのサーチ先を超越or運命の導きのみにすることで超越の完成速度を速める工夫もしています。
ブラストではなく変成を採用しているので序盤に小回りの利いた除去ができません。
炎熱や虹の輝き、進化後のルーンなどでカバーしましょう。
冥府の使い方
ピン積されている冥府。
本当に発動するの?活躍するの?バハムートとかに割られない?ちゃんとハンドに来るの?
ご安心ください!ちゃんと明確な意図をもって冥府を採用しています。
墓地はちゃんと30になる!
エンシェントアルケミストでガーディアンゴーレムを並べた場合は下記の墓地が肥えます。
印+エンケミ+ガディゴ×3=1+1+2×3=8墓地
つまりエンケミの効果を3回発動し、全て倒された場合だけで墓地が24肥えます。
通常のプレイでは2回ほどしか発動できませんが、序盤のスペルの連打などで墓地を稼ぐことができます。
墓地の肥やし方としては超越を空打ちしながらスペルを連打し、墓地を肥やす方法もあります。
冥府の効果を有効に使おう!
全体除去、6点のバーンダメージと効果が発動すればとても強いです。
現環境では天敵であるバハムートがいるので、コントロール相手には超越と一緒に使うようにしましょう。
超越と一緒に使用した場合は6+6=12打点出ます。
息切れしたアグロドロシーやロイヤルの最後の展開の追い討ちで置くのも有効です。
ドロシーの使い方
デッキに2枚採用されているドロシー。欲張りで入れた・・・だけでなく、採用理由にはちゃんと意味があります!
ハンドの事故防止
ハンドをリフレッシュし、カードの選択肢の幅を広げることができます。
特に、バハムートやセラフなど変成がほしい盤面や、墓地が30たまっているのに冥府がハンドにない場合探しに行くことができます。
超越時のリーサル手段
ガーディアンゴーレムだけではリーサルに届かない危険性があります。最後の火力の足しにすることでリーサルが届くことも多々あります。
デッキの立ち回りについて
気になるデッキの立ち回りです。
序盤はとにかく丁寧に除去をする
相手にペースを握られないようにします。レヴィの進化で得られる紅蓮の魔術も1コストフォロワーに対して打っても構いません。
理由としては5tにエンシェントアルケミストをなるべく安全に出すためです。
相手が出してくるフォロワーを予測しながら除去スペルやフォロワーを出していきましょう。
終盤でエンシェントアルケミストを置くタイミングを見つけろ!
デッキの要はエンシェントアルケミストです。無理やりにでもいいので早いタイミングで置くようにしましょう。
5tでは進化を切りながら置きます。ハンドがあふれないよう事前にハンドの枚数は6枚になるよう調節するといいです。
6tではルーン、くず鉄、紅蓮の魔術を使用しながら出すのがベストです。
7t以降ではエンケミ+ガーディアンゴーレムで出します。進化を使用する際はエンケミに切りましょう。エンケミ使用時のハンドは7枚で大丈夫です。
勝ち筋のプランを知ろう
どのような勝ち方が多いのかを知りましょう。
超越+フォロワー
オーソドックスな超越プランです。この勝ち方が多いと思います。
ガーディアンゴーレムを横に並べる+超越が一番狙いやすいです。
打点が足りないことも多いのでレヴィ進化+超越も常に狙いましょう。
超越→ドロシーを使用する際はドロシー先でレヴィ、ルーン、ゴーレムで打点が伸びることも期待しましょう。
ガーディアンゴーレム×3+ドロシー
フォロワーのみで押し切るプランです。これも実戦ではよく狙います。
ドロシー先で除去スペルや超越を引けることにも期待します。
相手はガーディアンゴーレムの処理に手間取るはずなので、ドロシーの攻撃力でそのままリーサルに持っていくこともできます。
超越+冥府
試合がもつれ込んだ場合に使います。
12点削れることが強みで盤面を一掃できます。
冥府置きの後は守護をはることで疾走をケアすることもできます。
各クラスへのマリガンの基準、立ち回り
実践で使用する際に気を付けたいマリガンの基準です。
基本的なマリガン基準
対処カードを必ずキープ、事故のもとになるカードは返しましょう。
炎熱、虹の輝き、ゴーレムは優先度が高いです。
後攻の場合はレヴィ、ルーンもキープしてよいでしょう。
超越、ドロシーはハンドが事故を起こしてる場合は返すのが無難です。
対ロイヤル
対処カードを基本的にキープします。後攻の場合はレヴィ&ルーンは絶対にキープします。
超越、ドロシーは返しましょう。
基本的にはエンシェントアルケミストでガーディアンゴーレムを並べることを目標にします。
冥府が刺さるクラスなので冥府起動も積極的に狙っていきましょう。
対エルフ
対処カードをキープします。エンシェントアルケミストもなるべくキープします。
ドロシーはキープしてもいいかもしれません(終盤のリーサルをずらすためにくず鉄などを探す必要があるため)
基本的にはガーディアンゴーレムを並べ、守護で押し切ります。
どれだけ早いタイミングでガーディアンゴーレムを並べられるかが勝負の分かれ目になります。
対ウィッチ
ハンドの選択肢を増やせるカードをキープします。
相手が超越の場合、ガーディアンゴーレムを並べまくって押し切るパターン、超越を最速で狙うパターンの二つに絞って立ち回ります。
相手がドロシーの場合はとにかく丁寧に除去をし、相手のハンドを枯渇させるのを狙います。変成はドロシー、ゲイザーになるべく使いましょう。
対ドラゴン
対処カードキープ、超越キープ。
特に変成はアイラ、GMD、バハムートなど多岐にわたって使えます。大事に使いましょう。
基本的には超越の勝ち筋のみを狙います。
ガーディアンゴーレムで疾走は止めることができます。
対ネクロ
虹、炎熱を探しに行く。
序盤の処理は炎熱、虹の輝きがあれば対処できます。
コントロール相手の場合は超越プランで勝ち、モルディガイに変成をなるべく当てましょう
アグロの場合は5tにエンシェントアルケミストを置き、ガーディアンゴーレムを6tに並べるのを目指します。
対ヴァンプ
対処カードキープ。マジックミサイルも必ずキープします、
序盤で処理を丁寧にし、終盤でガーディアンゴーレムを並べます。デモンストームには注意しましょう。
対ビショップ
超越、運命の導き、虹の輝きを必ずキープ
変成は終盤引きたいカードなので返します。
マーリンを進化させて確実に超越で勝つようにしましょう。