ランクマッチでも、大会でもよく見かけるアグロドロシー。
対戦してその理不尽さに辟易とした方も多いのではないでしょうか?
今回はバハムート環境の中心にいるといっても過言ではない、アグロドロシーについて解説します!
アグロドロシーを知ろう!
アグロドロシーの最大の特徴は圧倒的な展開力!圧倒的なバーンダメージ!理不尽な動きを押し付けて勝つデッキです。
圧倒的な展開力
フォロワーのコストを軽減することで同時に展開することが可能です。ドロシーで5枚引いた先に軽減フォロワーを引けば追加で大量展開を狙うことができます。
除去スペルや進化などで対処されにくいよう、フォロワーは小出しにするのではなく同時に展開することを意識しましょう。
圧倒的なバーンダメージ
ルーンの貫き、レヴィ、マジックミサイル、デモンストライクなど、相手のライフに直接ダメージを与えるスペルが沢山採用されています。
ドロシー後の息切れもトップでバーンダメージを引くことにより無理やりリーサルに持ってくことも可能です。
強い立ち回りを知ろう
アグロドロシーは強いデッキではありますが、その力を最大限に生かすためには強い立ち回りについて知る必要があります。
スペルブーストのかけ方
ドロシーに対して優先的にブーストをためる。
2枚以上コスト軽減フォロワーがいる場合はゴーレム、クラークを優先して出す。
同時展開をなるべくするため、フォロワーのコストの足並みはそろえるようにする。
ドロシーがハンドにいる場合はドロソになるカードをなるべく切らないようにする。
打点を意識する
レヴィに対して進化権を切るようにする。(進化顔より紅蓮の魔術のほうがお得)
進化をする場合、相手が一番除去しにくい選択肢をとる。(サラマンダーブレスケア、森意志ケアなど)
バーンスペルの打点の合計値は常に頭に入れておく。
ドロシーの使い方
基本的には早いタイミングで使用する。ドロシー使用前はなるべくドローをしないようにする。(ドロシー先で来るはずだったコスト軽減フォロワーを引かないようにするため)
ドロシー使用の時はppを1余らせておくと非常に効果的!(ルーンの貫きと刃の魔術師がドロシー先で期待できる)
氷像+ドロシーの大量展開は非常に強力!相手が進化除去しにくいので全処理しにくく、フォロワーが生き残りやすい。
テミスなど全体除去をケアする場合、大量展開+ドロシーをあえてキープも効果的。
採用カードを知ろう
アグロドロシーは似たような構築になりがちですが、全部が全部同じわけではありません。
採用必須カード
- 知恵の光×3 ブースト+ドロソ
- マジックミサイル×3 打点を伸ばすため。ドロソ
- ゴーレムの錬成×3 2・2・2フォロワー。全体のスペブ
- レヴィ×3 進化のバーンスペルが非常に相性がよい
- クレイグ×3 最速のドロシーを狙う
- エミル×3 序盤のテンポ取り。ドロシーサーチ先用
- クラーク×3 全体2ブーストが非常に強力。大量展開の起点
- デモンストライク×3 リーサルの詰め手
- ルーンの貫き×3 2点バーン&2点除去と非常に強力
- ゲイザー×3 ドロシー先でコスト0 3tで出せた場合も強力
- 刃の魔術師×3 リーサルの決め手
- ドロシー×3 ハンドリフレッシュ、スタッツともに優秀
36枚は固定なのでもうデッキが完成しそうですね(笑)
相性のいいカード
氷像
氷像の後に大量展開することでフォロワーの生存率を高める。リーサルに持っていきやすい。
死の舞踏
2点バーン&守護剥がし。遅延することでドロシーのチャンスをうかがえる。
虹の輝き
2コストフォロワーの対策&リーサルのバーンスペルをもってくる役割。
魔力の蓄積
最速ドロシーを狙うため。 コスト軽減で大量展開の足並みをそろえやすい。
ディザスターウィッチ
生き物としてのスタッツが確約されているので後半の息切れ防止になる。バーンの紅蓮の魔術も優秀。
エンジェルスナイプ
エルフ対策。
対策したい相手によって変えていきます。氷像は1は積んだ方がいいです。
アグロドロシーを構築しよう!
では実際にアグロドロシーを構築してみましょう。
デッキレシピ
- 知恵の光×3
- マジックミサイル×3
- ゴーレムの錬成×3
- レヴィ×3
- クレイグ×3
- エミル×3
- クラーク×3
- 蓄積×1
- 氷像×2
- デモンストライク×3
- ルーンの貫き×3
- ゲイザー×3
- 舞踏×1
- 刃の魔術師×3
- ドロシー×3
スペルブーストの足並みを揃えるために蓄積が採用されています。
これにより氷像+大量展開のコンボを狙いやすくしています。
マリガン
知恵の光、ドロシーはキープ。基本的にはドロシーが引けるようにマリガンする。ドロシー以外のコスト権限フォロワーは基本的には返すようにしよう。
相性を知ろう
アグロドロシー側が完璧なムーブをした場合、勝てるデッキは少ないと思います。しかし勝ちにくい相手がいるのも事実です。
全体除去や回復に弱いため、それらを使用してくるデッキには注意しましょう。
ビショップ
テミス、回復、守護と苦手なカードが多いクラスです。
4t鉄槌の僧侶、裁判所 5tエンシェントレオ 6t以降テミス 8tセラフ置き
この動きには常に気を付けましょう。テミスを誘発させ、相手に先に進化権を切らせるよう強要させましょう。ライフを高く維持されると、陽光やセラフを置かれやすくなるで注意しましょう。
対策カードとして虹の輝きが有効です。
ランプドラゴン
竜の闘気・サハルシの回復。gmd・プリズンドラゴンのスタッツの良い守護。サハルシ、サラマンダーブレス、バハの除去。
これらに非常に悩まされます。特に進化権きれてる状態でサハルシをされると勝ちが遠くなってしまいます。
ドラゴンの対策として、序盤の動きが弱いのでコスト通りにフォロワーを並べるようにします。
バハやサハルシに到達する前にフェイスにダメージを与えておくこことが重要です。
最後に
環境トップのアグロドロシーは大会でも必ずと言っていいほど人気なデッキです。
アグロドロシーが嫌いな人もアグロドロシーを使ってみて動き方を勉強するといいと思います。
そうすると、相手の嫌がる動きもわかってくるので対策も取りやすくなると思います。