長い間に渡りテストや修正を重ねてきた『ワールドアリーナ』が遂に本実装となりました。
サマナーズでは初の『プレイヤー同士がランダムマッチングし、リアルタイムバトルを行う』コンテンツとなっています。
他の対戦系ゲームでは、真っ先に実装されていそうな要素ですが、サマナーズウォーでは、モンスターの数やそれに伴うスキルの種類がかなり多いため、丁寧なバランス、システム調整を重ね、満を持してようやく本実装に至ったという訳です。
育成をメインにしている方にとっては消化が面倒なコンテンツがまた一つ増えたという感じかもしれませんが、色々と考えながらプレイしていくと楽しくなること間違い無しのコンテンツなので、今回はその楽しさを余すこと無くご紹介したいと思います。
【本文】
本当の意味で『ワールド』アリーナ
リアルタイムバトルを何故『ワールドアリーナ』と呼ぶかは実際にプレイしてみれば分かります。
このアリーナではマッチング時にマッチングした相手の『国籍』が表示されるのですが、これがなんとも多種多様。
サマナーズウォーはこんなに多くの国でプレイされていたのか・・・と驚いてしまう程に、様々な国のプレイヤーとマッチングします。
実際に実装前イベントでは「○ヶ国のプレイヤーに勝利しよう」というイベントミッションがあり、意外とすんなりクリア出来ました。
流行っている国のプレイヤーの方がやはり強いというイメージがありますが、筆者のプレイ時はドイツのプレイヤーにボコボコにされてしまいました(笑)
ワールドアリーナの基本ルール
ワールドアリーナは根本的なルールが通常アリーナとは違います。
海外のMOBA系と呼ばれるようなゲームではよくある『BAN』システムに似た物が搭載されており、各プレイヤーが使うキャラクターをピック(選択)した後、お互いに相手のキャラの内1体を選んでBAN(ゲームから除外)します。
また、ピック形式もこういった対人系ゲームでよく見られる『ドラフト形式』となっており、交互にキャラを選び、相手と同じキャラは使えないルールになっています。
複雑なルールに見えるかもしれませんが、簡単に表現すれば、『順番に相手と被らないようにキャラを選び、最後に1体ずつ相手のキャラを除外する』システムだと思っていただければ良いかと思います。
ワールドアリーナならではの駆け引きがある
このようなルールがあるが故に、ワールドアリーナならではの駆け引きが出てきます。
例えば、相手が風オラクルや火ジョーカーといった『爆弾系』を選択したら、それを防ぐために闇イフリート等の『解除系』や、火司祭や風ウンディーネのような『免疫系』を選択し、それを見た相手がそれらのキャラクターをBANしてくる等といった具合に、戦闘前の『読み合い』が生まれるのが一番のアリーナとの違いになるのではないでしょうか。
アリーナとは全く別のキャラが活躍する場になる可能性
まだまだ実装して日が浅いのでわかりませんが、アリーナとは全く環境が変わってくる可能性があります。
例えばアリーナは『防衛』と『攻撃』で全く使うキャラが違ってきます。
防衛ならば事故狙いで暴走したり、追加ターンを生んだり、反撃が強力なキャラをいれておくことが多いですし、攻撃では爆弾や防御無視火力で強行突破したり、免疫や行動妨害で敵の戦略を封じたりと、敵を見てからこちらが選べるが故の戦略という物もありました。
ですがワールドアリーナでは、こちらのキャラを見せれば相手がそれに応じたキャラを選んできますし、その逆も然りなので、如何に状況に応じたキャラクターを出せるかが勝利の鍵になってきます。
最大の武器は『知識』
サマナーズウォーにはかなり沢山のキャラが存在し、それぞれに違った特性を持っているので、ワールドアリーナでは『どんなキャラだっけ・・・?』と思うようなキャラを出してくる相手もいるでしょう。
意表を突いた戦い方や、相手の策を完璧に封じる戦い方、プレイスタイルは人それぞれだと思いますが、『知らないキャラ』が出て来るのは非常に危険です
例えばバナード等の行動操作系でとにかくターンを回して、相手にターンを回さない戦略はアリーナでは非常によく取られていますが、火リッチは相手のターンが終了する度に15%の確率でターンを獲得するスキルを持っており、これを知らずに速度系のパーティをぶつけると一気にこちらが倒されてしまう危険性もあります。
出来る限りキャラに対しての知識を持っておくのが、勝利への近道になるでしょう。
ワールドアリーナだからこそ使えるキャラもいる?
先述した「火リッチ」のように、特定の戦術にメタを張れるキャラは、ワールドアリーナでは非常に重宝されると思います。
例えば『クリーピー(水ジャックランタン)』。彼は通常攻撃で敵のバフを奪い取ることが出来ます。相手が火司祭で無敵+免疫を使ってきても、それらを剥がして逆に自分が無敵+免疫になってしまうという戦術がとれます。
逆に火司祭は水シルフに対して速度で勝り、上から免疫を張ることで全体凍結を無効化出来るのでこれもメタといえるでしょう。
こうしてメタを張る為にはやはり知識が必要ですが、アリーナの知識はアリーナをやりながら身につけるのが一番速いと思います。
楽しみながら強くなれるので、まずはとにかく『ワールドアリーナ』をプレイしてみましょう!