3月より運営公式から予告されていた「グランブルーファンタジー(グラブル)の「奥義演出スキップ」(奥義スキップ)機能が5月31日ついに実装されました!今回はこの機能の仕様や使い方を解説していきます。
待望の「奥義スキップ」ができるように。
グラブルの戦闘演出の一つである「奥義」演出が短くなる「奥義スキップ」機能。実際に有効にした時の動画を撮影しTwitterに投稿してみました。
演技スキップをONにした時の動画です。 pic.twitter.com/QZWrm72yyU
— 大栄ぼびん@グラブル記事ライター (@die_bobin) 2017年6月1日
5月31日16時55分にアップデートが行われ、「奥義演出設定機能」として「奥義スキップ」ができるようになりました。「5月中」とのことでしたので本当にギリギリの実装でしたね…。
奥義スキップの詳細仕様
奥義演出スキップを有効にすると、演出構成が見直され、かかる時間が「短く」なります。
演出自体が省略され「ダメージのみ表示される」という物ではありません。またスキップされるのは「主人公と仲間キャラクター」の奥義演出なので、敵の攻撃エフェクトや特殊行動など短縮されません。
奥義スキップONで省略される演出。
パーティの奥義ボイス(台詞)。
パーティのSDキャラモーション。
一部長くなる奥義演出、他
奥義スキップの設定方法
奥義スキップの設定はバトル中の画面でのみ設定可能です。
ホーム画面のメニューには設定項目がないので、今後のアップデートで追加される物と思われます。
全体に「奥義スキップ」を設定したい場合。
奥義発動ボタンの隣に「奥義演出切り替え」ボタンがあるのでタップします。機能追加後のは「奥義演出ON」(黄色)になっており、「すべての奥義演出を見る」設定です。
ボタンタップすると「奥義演出SKIP」(青色)となり、SDキャラに「奥義演出SKIP」というエフェクトが表示され、奥義演出が「短縮される」状態になります。
この設定は一度ボタンを押すと次のバトルにも引き継がれます。(メンテ直後やPC版とアプリ版など同一アカウントでも設定を引き継がない場合もあります。)
キャラ別に設定する場合。
お気に入りのキャラの演出だけみたい!という人は個別に設定することも可能です。その場合はアビリティ選択ボタンに小さく表示されている「演出」ボタンをタップして切り替えます。
バトルスピード設定について。
いままで奥義スキップ設定ボタンの場所に配置されていた「バトルスピード」ボタンは廃止されました。
今後バトルスピードを設定したいときは、バトル中に右上の「MENU」>「表示・演出設定」ボタンををタップし、「バトルスピード」の項目を選択してください。
いままでのスキップOFFからどれぐらい短くなる?
では「リロード」法とくらべてどれぐらい効果があるかを考えてみましょう。
奥義演出スキップ機能をOFFにした状態で撮影した動画はこちらになります。
ここれは同じキャラで演技スキップoffにした時の動画。今までどおりです。 pic.twitter.com/qhGkY2WG3C
— 大栄ぼびん@グラブル記事ライター (@die_bobin) 2017年6月1日
若干の誤差はあるものの、攻撃ボタンを押してからチェインバーストのダメージ結果が表示されるまで約10秒前後短縮されたため、リロードのペナルティタイムと合わせると「リロード」を行った場合とほぼ同じ時間で入力受付されることになります。
短縮時間は敵側の演出にも左右される
先にも説明したとおり「敵」の特殊攻撃演出はスキップされないので、長い演出のある「団イベボス」「マグナ」「グランデ」「プロバハ」のような敵を速攻倒す時はあまり効果のない可能性もあります。
まとめ:周回、ATに超便利!さらに改良が必須。
以上、「奥義スキップ」機能についてのまとめをお伝えしました。プレイヤー側の演出時間はかなり短縮されるので、格段にテンポが短くなるのがうれしいですね。
特にAT時の最初のターンの時間短縮は滑り込みで合流する場合、もう1回攻撃がはいるチャンスが生まれそう!
ただ、今回の機能追加では「プレイヤー」側の奥義演出のみが「省略」されるのではなく「短縮」される。という扱いなので、多少語弊がある機能となっています。
また「敵」側の演出のスキップは行われないため、演出の長い敵のマルチバトルで「リロード」を使うプレイヤーは相変わらず存在する事が予想されるのが残念です。
さらに機能を拡張し、敵側の演出も短縮、テンポの良い戦闘ができるアップデートにきたいしたい所です。
オマケ:「奥義スキップ」導入の経緯。
今回の「奥義スキップ」が実装された経緯を独自解釈で考えてみたのでオマケとして、書いてみます。
※公式の見解ではありませんので、参考情報です。運営に問い合わせしないようお願いします。
奥義演出とは。
奥義ゲージが100%にになり奥義発動条件が「オート」になっている場合、プレイヤーが攻撃ボタンを押すと通常攻撃の代わりに「奥義」が発動します。
奥義には仲間キャラそれぞれに固有の演出が存在し、バトルの演出時間が間延びしてしまう。という問題点がありました。
何十、何百と周回するクエストで演出を見るのはプレイヤーにとって苦痛となります。
今までは「リロード」法を用いるのが主流に。
グラブルはブラウザの仕様、技術をつかったゲームのため、他のゲームとは異なりリロード(再読込み)がいつでも行えます。アプリ、PC版でも左下の「リロードボタン」が付いているのがその証拠です。
攻撃ボタンを押した直後にリロードを行うと、味方と敵のターン処理が終わった状態で入力受付画面に戻るため、演出を「スキップする」手段として使うプレイヤーが多い現状でした。
「リロード」はプレイヤー側では便利ですが、いままで読み込んでいたデータをサーバー側から再度取り寄せる必要があるため今でもいくつか問題を抱えています。
「リロード」法の抱える問題
「スマホの通信量が増えてしまう」
「サーバーの負担が高くなる」
「活用する、しないではクリア速度に差が出て不公平」
など。
リロード時の「ペナルティタイム」を導入。
現在は攻撃ボタンを押した直後にリロードするとに10秒前後の「ペナルティタイム」が発生し、プレイヤーの入力を受け付けないよう制限が掛けられています。
またPCブラウザの「Andapp」版グラブルでは「戦闘中なにもしていないのにタイトル画面に戻される」という不正防止機能が過剰に働いているシーンも少なからず存在。
この二つはPCで遊ぶ通常プレイヤーのストレスを増やす原因になっています。