ボス戦ではダメージソースとして必須のアナザーフォース。
お世話になっているものの、普段はスキルを連打しているので、仕様がよく分かっていないという方も多いのではないでしょうか。
今回はアナザーフォースの仕様について様々な面から検証してみました。ダメージアップを図る際の参考にしてくださいね。
アナザーフォースの基本情報
まずはゲーム内の「よくある質問」から知ることができるアナザーフォースの情報についてご紹介します。
アナザーフォースと検索して表示されるのが「アナザーフォース」「必殺技」「コンボ」の三つの項目です。
アナザーフォース
敵を攻撃すると、アナザーフォースゲージが溜まります。
ゲージが半分以上になるとボタンが押せるようになり、「アナザーフォース」を発動できます。
発動すると敵の動きが止まり、アナザーフォースゲージが空になるまでの間、MPを消費せずにスキルを使うことができます。
さらに、発動中に連続で攻撃するとコンボが発生し、敵に与えるダメージが大きくなります。
必殺技
アナザーフォースゲージをゲージいっぱいまで溜めて発動させた場合、フロントメンバーの組み合わせによってアナザーフォースを発動させると、必殺技を使うことがあります。
メンバーによって必殺技は変わりますので、さまざまな必殺技を探してみましょう。
コンボ
アナザーフォース中はコンボが発生します。
パーセンテージが高くなるにつれて、ダメージ量が増加します。
以上、よくある質問からの引用です。
アナザーフォースのコンボ%の示す意味とは?
アナザーフォース中に左上に表示されるコンボ。普段はスキル連打に集中していてあまり気にしていないかもしれませんが、こちらはどんな意味があるのでしょうか。
結論から言うと、コンボ%は攻撃の与えるダメージの倍率を示しています。
コンボが増えることでどのような効果があるのか、以下のように検証してみました。
最初は50%から始まる
まずは基本的な情報をおさらいしておきましょう。アナザーフォースを開始すると、左上のコンボは50%から始まります。
ここから攻撃を重ねてコンボ%を上昇させていくことになります。
攻撃ダメージとコンボ%の関係
ここからはアナベルの通常攻撃ダメージでコンボ%との関連を調べています。
ルチャナ砂漠の悪魔の胞子を対象として検証しました。
まずは通常時の攻撃ダメージを見てみましょう。
アナザーフォースを使用していない、通常時のアナベルの通常攻撃の威力が2700~3000程度です。
一方でアナザーフォースを使用して最初に通常攻撃を仕掛けた時、ダメージは1400程度に留まりました。
アナベルの攻撃ダメージは1400ということで、ダメージが通常時半分まで下がっていることが見て取れます。
通常時の半分ということは、コンボの50%が反映されている、ということが分かります。
また、コンボが90%ほどの時に仕掛けた通常攻撃のダメージは2500ほどになりました。
コンボのパーセンテージが100%に近づくと共に、アナベルの攻撃ダメージが通常時のダメージ量に近づいたことが見て取れます。
以上からコンボのパーセンテージは通常時を基準(100%)としており、アナザーフォース中に攻撃で与えられるダメージの倍率を示しているということが分かります。
コンボの%は必殺技に関連する?
コンボ%と必殺技も関連するようです。
コンボの%と必殺技のダメージが比例していることが検証から分かりました。
50%のままのアナザーフォースが4200。
約100%の時の必殺技のダメージが8600。
50%の時のちょうど2倍ほどです。
125%の時の必殺技ダメージは10900。50%のダメージと比例しており、ほぼ計算通りの結果に。
以上からコンボ%と必殺技のダメージは比例します。つまり高火力の必殺技を使いたければ、ひたすらコンボ数を上げればいいということが分かります。
パーセンテージの上がり方には規則がある
以前のポムの検証をした際に、アナザーフォースで同じ攻撃を同じ回数繰り返した場合は、コンボが同じ%になることが確認されています。
▶至上のりんごと堕落の薬に使い道はある?ヒーラーのポムを使いこなしてボスをサクサク倒そう!
そのため、コンボ%の上がり方は決してランダムではなく、なんらかの規則性があることが予想されます。
そこで様々なパターンで攻撃を仕掛け、パーセンテージの上がり方を検証してみました。
剣攻撃を繰り返した場合
アルドとアナベルで剣攻撃を繰り返しました。
すると上昇した%は5、2、2、2(合計11%増加)…という結果に。
同じ攻撃を繰り返すと%の上昇割合が激減してしまうことが分かります。
同じスキルを繰り返した場合
アルドとミランダのファイアスラッシュを4回繰り返しました。
すると上昇%は6、2、2、2(合計12%)…とかなり低い値に留まりました。
火属性はこのfearの弱点なので、コンボが6%上昇するようです。
同じスキル名の攻撃を繰り返すと上昇%を容赦なく2%に下げられるので、たとえ弱点だからと同じスキル名の技を繰り返すのは避けた方がよさそうです。
剣と杖で通常攻撃を繰り返した場合
剣と杖で通常攻撃を繰り返してみました。
すると、コンボの上昇%は5、5、4、4(合計18%)…という割合に。この後も4%の増加が続きました。
通常攻撃という括りではなく、武器種による区別はあるようです。
剣と斧で通常攻撃を繰り返した場合
同じ斬攻撃である斧攻撃、剣攻撃を繰り返してみました。
上昇%は5、5、4、4…でした。
斬攻撃、という括りではなく武器種(スキル名)により区別されていることが分かります。
通常攻撃とスキルを混ぜてみる
アルドの通常攻撃とアナベルの華やかなる一撃を繰り返してみました。
こちらは5、5、4、4…という結果に。
同じスキル、通常攻撃を使っても、その間に別のスキルが挟まれば2%に下げられることは無いようです。
バラバラのスキルを使ってみる
通常攻撃、エックス切り、ホーリーセーバー、ボルケーノブレイドという順で使ってみました。
すると5、5、5、6、という上昇割合を見せました。
アナザーフォース中で初めて使うスキルであればコンボは5%(弱点攻撃は6%)上昇するようです。
弱点攻撃を繰り返してみる
火属性攻撃であるアルドのボルケーノブレードとミランダのブレイズアクスを交互に繰り返してみました。
上昇割合は6、6、4、4…という結果に。
別のスキルを挟むことで、上昇%が2%になることを防ぐことができました。
弱点攻撃を連発する時はやはりスキル名が異なるものを間に挟んだ方がよさそうです。
別の弱点攻撃を使ってみる
アルドのブレイズソード、ボルケーノブレード、ミランダのファイアスラッシュ、ブレイズアクスを混ぜて使ってみました。
上昇%は6、6、6、6でした。
初めて使った弱点攻撃はやはり6%上昇するという結果に。攻撃の使い方によっては最終的なコンボ%に大きな差が出る可能性も出てきました。
もしかすると、手持ちによっては多くの技を混ぜた方がアナザーフォースで大ダメージを狙えるかもしれません。こちらに関してはさらなる検証が必要です。
アナザーフォースのコンボ%の上がり方まとめ
・同じスキル名の技(ファイアスラッシュなど)連発は駄目!
・弱点攻撃はコンボ%が上がりやすい
・初めて使う技はコンボ%が上がりやすい
・2回目の技はコンボ%が上がりにくくなる
いろいろな検証を重ねてみましたが、コンボの%については思いがけない事実も多かったのではないでしょうか。
敵の弱点を突くために同じ攻撃を繰り返す場合などは、スキルをうまく織り交ぜなければ延々と2%の上昇値で攻撃することになります。
すると、最初のゲージの量や連撃、弱点攻撃の数などにもよりますが、最終的なコンボ%に大きな差が出てくることも予想されます。
コンボ%は攻撃ダメージ、そして必殺技で与えるダメージにも関連してきますので、何も知らないままに同じ攻撃を繰り返すと合計ダメージは激減します。
やむをえず同じスキルを使う場合もキャラの並び順によって、スキルの使用順を変更できるので、工夫してコンボ%が小さくなってしまわないように注意しましょう。