The Abandoned Planet（ザ・アバンドンド・プラネット）
Snapbreak
アドベンチャーゲーム
基本プレイ無料
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不時着した惑星を探索する、ポイント＆クリック型アドベンチャーゲーム。
不時着した惑星を探索するレトロスタイルなポイント＆クリック型アドベンチャーゲーム
「The Abandoned Planet（ザ・アバンドンド・プラネット）」は、不時着した惑星を舞台にしたレトロスタイルのポイント＆クリック型アドベンチャーゲーム。
主人公は、突如開いたワームホールによって、未知の惑星へと不時着した宇宙飛行士。乗っていた宇宙船は不時着の際に壊れてしまったため、自分の星へ帰るためこの惑星を探索することとなる。
ポイント＆クリック型アドベンチャーというゲームジャンルもさることながら、2Dドット絵で描かれたビジュアルはこの上ないほどレトロ。だが、プレイするとその印象は一変。2Dドット絵かと思ったビジュアルは3Dを組み合わせた演出によりグリグリ動く。さらに魅力的なBGM・効果音とハイテンポな展開が加わり、圧倒的な臨場感が味わえてしまうのだ。
ゲームシステムはオーソドックス！タップで探索
タップで探索。スワイプでアイテムを使用しパズルを解こう。
ゲームシステムはポイント＆クリック型アドベンチャーゲームをストレートに踏襲したものとなっている。
画面をタップで探索し、情報やアイテムを入手。アイテムは、使いたい場所までスワイプすることで使用可能。
アイテムや情報を踏まえてパズルを解くことでストーリーが進んでいくぞ。
冒頭は無料！フルプレイは有料
フルプレイのためには課金が必要。なお、この価格はiOS版の価格だぞ。
本作は無料でダウンロードできるが、全編無料でプレイできるわけではない。
全5章をフルプレイするためには課金が必要だぞ。
本作はPC版もリリースされているがSteamセール時の価格よりスマートフォン版の方が安いので、お得にプレイするならスマートフォン版でキマリだろう。
「The Abandoned Planet」の魅力は圧倒的な臨場感
単純な2Dドット絵ではない。3Dも組み合わせて豊かな表現を実現している。
アドベンチャーゲームを揶揄する言葉として、「紙芝居ゲーム」というものがある。かつてのアドベンチャーゲームは、技術的な制約もあって静止画を見ながら文章を読むというスタイルが主流。これを、絵を見ながらお話を聞く紙芝居にたとえてクサした言葉が「紙芝居ゲーム」。
だが、本作にこの言葉は当てはまらないだろう。冒頭からとにかく動く。
「冒頭だけムービーで表現して、あとは静止画かな？」と思いきや、あらゆるアクションをきっちりアニメーションで見せてくれる。だからこそ、圧倒的な臨場感が味わえるのだ。
動くだけじゃない！BGMも効果音も魅力的
主人公が道具を使うシーンなどは、アニメーションによって省略なく描写されている。
本作は、ただいたずらにアニメーションを動かしているわけではない。マチェットでモノを切る、スイッチを押す、ギミックが動く…など、明らかに物体が動いているシーンに対しアニメーションを用いている。
つまりこれは、作品世界で起きていることを省略することなく描写しているということ。省略がないからこそ、そこに物体が存在していると実感できる。
さらに、BGMや環境音、効果音が臨場感を倍増。このため、作品世界へと一気に引き込まれてしまう。
没入感が続く！ハイテンポな展開も魅力
謎の難易度は控えめ。サクサクとテンポよく進められる。
ポイント＆クリック型アドベンチャーゲームの醍醐味といえば、物語性とパズル要素だろう。ただ筆者は、物語性とパズル要素は、水と油のように相いれない要素ではないかと考えている。
というのも、物語に没入している時は、どうしたって先の展開が見たくなる。アドベンチャーゲームにとって、いわばアクセルのようなもの。
これに対しパズル要素はブレーキとして機能する。なぜなら、プレイヤーによってはパズルを解くことができず、行き詰ってしまう場合があるから。
これがRPGでボスが倒せないなどの状況であれば、キャラクターをレベルアップして再戦するだとか、より強い装備を手に入れて再戦するだとかいった方法で打開できる。しかし、パズルについてはプレイヤー本人が解法をひらめかない限り、打開できない。時間をかければ必ずひらめくというものでもないので、場合によっては先の展開が見れなくなってしまうこともあるだろう。
これに対し本作は、謎解きの難易度が非常に抑えられている。謎解きの前にある手掛かり探しも、探索すべき場所を知らせてくれる機能があるので、行き詰ってしまうことがない。
このためハイテンポにガンガン物語が進行。没入感が冷めてしまうようなことがないのだ。
ゲームの流れ
起動直後に日本語表示されていない場合、まず、言語設定を変更しよう。本作は日本語にバッチリ対応しているぞ。
翻訳のクオリティは高く、不自然に感じられるところはなかった。
ゲームスタートすると主人公が惑星へ墜落する様子がムービーとして描かれる。
その後、宇宙船のコックピットのシーンへ移り、チュートリアルがスタート。ガイドにしたがって操作しよう。
チュートリアルでは、宇宙船からの脱出を目指す。ガイド通りに進めればまったく問題なく脱出できるハズ。
脱出後もある程度ガイドが出現するので、とりあえず、行ける場所へ全部行ってみるのがオススメ。
通常の画面でもふんだんにアニメーションが盛り込まれているが、「ここぞ！」というシーンではショートムービーが挿入される。
BGMや効果音の出来も非常によく、思わず作品世界へと引き込まれてしまう。
いくつかパズルを解いて先に進むと、地下で巨大な階段を発見。しかし、途中で階段がなくなっている模様。
これ、どうやって登るんだろう？まずは行ける場所へ行って、手掛かりを探そう。
「The Abandoned Planet」の攻略のコツは手掛かりを漏らさず獲得し整理すること
情報やアイテムを取り逃さないことが攻略のコツ。
ポイント＆クリック型アドベンチャーゲーム攻略のコツは、くまなくタップして情報の取り漏らしをなくすこと。この点は本作でも同様。
ただ、本作はとにかく手掛かりやアイテムが次々獲得できてしまう。なので、獲得したあときちんと整理していくことが重要だぞ。
まずは主人公をタップ！探索ポイントを把握しよう
新たな場所に着いたら、主人公をタップして探索ポイントを表示しよう。
くまなくタップ…と書いたが、本作には探索ポイントを表示する機能がある。これを使わない手はない。
新しい場所に行ったらまずは主人公をタップ。手掛かりやアイテムがどこにあるのか確認し、効率的に探索しよう。
主人公をタップ可能な回数に制限はないので、ガンガン使ってもまったく問題ないぞ。
若干マップを覚えにくい？メモした方がいいかも…
マップは地上だけではなく地下も存在する。覚えるのはちょっと大変。
本作は物語がテンポよく進んでいく。ただその過程で、移動可能な場所もハイテンポに増加してしまう。
このため、場合によってはマップ移動時に迷うかもしれない。
これを防ぐためには、カンタンなかたちでいいから位置関係をメモしておくことがオススメだぞ。
