餓狼 MotW アケアカNEOGEO

「マーク オブ ザ ウルヴス」伝説には、続きがある。

「餓狼 MotW アケアカNEOGEO」は、1999年にSNKから発売された対戦格闘ゲームの移植版だ。

「リアルバウト餓狼伝説」から10年後。テリーに育てられたギースの息子、ロック・ハワードを主人公に迎えた、「餓狼伝説」シリーズの後継作。

ブレーキングなど数々の新システムは対戦の駆け引きを奥深くさせた。四半世紀経ってなお高評価された、今だからこそ遊びたい格ゲーだ。

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格闘ゲームの火付け役「餓狼伝説」シリーズMVS版最後のタイトル

いわゆるレバー操作とボタンの組み合わせで移動や攻撃、必殺技のコマンド入力を行う格ゲーだ。

餓狼シリーズ最大の特徴だった「ラインバトル」を廃止し、ブレーキングをはじめとした数々の新システムが導入された。

参戦キャラクターも過去の餓狼伝説シリーズから引き続き参戦しているはテリーのみで、他は全て新キャラクターとなっている。

「餓狼 MotW アケアカNEOGEO」の特徴はラッシュの爽快感

40代の個人的な感想を言うと「餓狼伝説」の人気のピークは「餓狼伝説スペシャル」か「リアルバウト餓狼伝説」の頃だったと感じる。

テリー・ボガード以外のキャラクターが一新された本作は、格ゲーブームの下火もあって、あまり人気がなかった印象がある。

だが、システムを大幅に刷新して尚高い完成度は、今なお、いや、今だからこそ評価したい。どういう点が魅力かを、ざっくりと説明したい。

意欲的な新システム

攻撃力がアップし、専用技が使用可能になるパワーアップポイントを設定できる「T.O.P.システム」や、引き付けてガードすることで体力回復などが得られる「ジャストディフェンス」。

なにより必殺技をキャンセルして連続技へと繋げる「ブレーキング」などの新システムがユニークだった。

特に「ブレーキング」「フェイント」を駆使した連続技が熱い。是非物理コントローラーを使いプレイしてみてほしい。

ゲームの流れ

新主人公は、テリーに育てられたギースの忘れ形見「ロック・ハワード」。

亡き母の真実を求め「MaximumMayhemキング・オブ・ファイターズ」に参加を決意した。

 

以前配信されていたスマホ版では「SPボタン」「超必殺技ボタン」をスライドさせることにより、スマホでも技を簡単に出せるようになっていた。

だがアケアカNEOGEO版にはそんなものはないので、物理コントローラーをBluetoothで接続することを強く推奨したい。

 

さすがパワーゲイザー！

また決めちまったぜ。

 

キムカッファンの息子たちや、極限流や不知火流忍術の使い手。

餓狼伝説シリーズの遺伝子は、キャラが刷新されても引き継がれている。

 

余談だが、現在SNKはシリーズ最新作「餓狼伝説 City of the Wolves」を開発中だ。

2025年の早期に発売予定だ。是非その前に「MotW」を遊んでほしい。

「餓狼 MotW アケアカNEOGEO」の序盤攻略のコツ

強キャラとされているのはジャンプ↓Bの「ハリアビー」の性能が鬼畜な「B.ジェニー」。攻守一体の空中技を使いこなそう。

なお、ボスキャラクター使用方法は以下の通り。

グラント…ドンファンにカーソルを合わせ、スタートを押しながら↑↑↓↓↑↓と入力。
カイン…ジェイフンにカーソルを合わせ、スタートを押しながら↓↓↑↑↓↑と入力。

Bluetoothコントローラーを使おう

複数のBluetoothコントローラーをスマートフォン/タブレットに接続すれば友達と対戦も可能だ。

是非大きめのタブレットで、あの頃のように対戦に燃えてほしい。PSやSwitchのコントローラーも接続できるのでオススメだ。