Dawn of Ages(ドーン・オブ・エイジ)

Dawn of Ages(ドーン・オブ・エイジ)

パブリッシャー BoomBit Games

ジャンル リアルタイムストラテジーゲーム

価格 基本プレイ無料

放置ゲーのように手軽!でも重厚な世界観としっかりした駆け引きが楽しめるリアルタイム・ストラテジー

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Dawn of Agesのレビュー画像

ファンタジーではなく、実際の中世を舞台にしたリアルタイムストラテジー。

歴史上の中世をファンタジー要素なしで描いたリアルタイム・ストラテジー

「Dawn of Ages(ドーン・オブ・エイジ)」は、歴史上の中世を舞台にしたリアルタイム・ストラテジー。

魔法やドラゴンといったファンタジー的な要素を描かないことが公式にうたわれており、現実的な中世を描くことがコンセプト。フランク人、アングロ・サクソン人、チュートン人、ヴァイキングという4つの文明から自分の文明を選び、歴史上の戦いを体験していくという構成になっている。

育成もバトルも手間なくプレイできるバランスに調整されているため、気軽にプレイ可能。その一方で、戦術カードをめぐる駆け引き要素も楽しめるようになっている点が魅力だぞ。

バトルはオート!ユニットを配置しカードを選んでスタート

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バトル前には戦術カードを選んで自軍ユニットに有利な効果を発動させよう。

本作でプレイヤーのやるべきことは大きく2つ。

ひとつは、内政。自国内の施設を建設して資源を獲得、兵士たちを強化していく。

もうひとつは戦闘。マップからステージに挑戦し、勝利すると新たなステージが解放され、ストーリーが進んでいく。

バトル中は基本的にフルオート。プレイヤーができることはバトル開始前に集約されており、ユニットを配置して戦術カードを選んだら、後は見守るだけになる。

戦術カードとは、ユニットへのバフをはじめとした様々な効果が発動できるカード。中には、ユニットへの行動指示を可能とするカードも存在しているぞ。

PvPも用意されており、2人のプレイヤーが、お互いのユニットを使って戦うものになっている。

資源は超重要!時間がないなら課金でゲット可能

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コインはゲーム進行とともに手に入るが、資源不足の際には課金の検討が必要かも…?

本作において超重要なのが、資源。施設の建設やアップグレードに用いるほか、ユニット装備の強化にも使用するためどうしても不足しがち。

時間の経過を待てば生産施設から入手できるものの、場合によっては待てないこともあるだろう。そんな時はショップで購入してしまうのがオススメ。

比較的ゲーム内で獲得しやすいコインでも購入することが可能になっているぞ。また、もしコインが不足している場合、課金アイテムのジェムをコインに換えれば購入できる。

「Dawn of Ages」の魅力は気軽さと戦術性のバランス

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ジャンヌ・ダルクやバルバロッサといった歴史上の英雄も登場するぞ。

実際の歴史をモチーフにしているという点から、本作の第一印象は、とても重厚な作品というイメージだった。しかし実際にプレイしてみると、放置系RPGのように手間なく気軽に楽しめる

「よし、遊ぶぞ!」と意気ごむことなく起動し、1分程度の短時間で1バトルだけプレイする…なんてスタイルでも十分楽しめるのは間違いなく本作の魅力だろう。

とはいえ、ストラテジーという頭脳プレイを楽しむゲームジャンルなのに、考えなくてもプレイできるのは歯ごたえがない…。この点を本作は、戦術カードというかたちでフォローしている。

TCGほどの深さはないものの、戦術カードは一定の駆け引きを本作に生み出しており、ライトなプレイ感を保ちつつも、戦術的な楽しさが味わえるようになっているのだ。

一見戦略ゲー!プレイ感は放置ゲー

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施設アップグレード頻度はそれほど高くない。手間は最低限に抑えられている。

領地の拡充や戦闘などといった本作のゲームシステムは、戦略ゲームのシステムを踏襲している。だから、見た目は完全に戦略ゲーム以外の何物でもない

しかし、実際にはプレイヤーがやらなければならない要素を最低限に抑えているため、手間なくプレイできる

たとえば施設建設は配置固定となっており、ある程度ゲームが進めばプレイヤーのやることはアップグレードと資源回収だけ。このため、手間的に放置ゲームの資源回収と同レベル

バトルも、一旦配置が決まってしまえばそうそう配置変更しないため、プレイヤーが行うことは実質戦術カードの選択のみ。

つまり本作は、ほぼ見ているだけで問題なくプレイできるようなシステムに調整されている。

戦術カードを巡る駆け引き!PVPがアツい

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戦術カードは5枚のデッキからバトル時に3枚が提示される。その中の1枚を選ぶ。

一方で、ストラテジーゲームとしての魅力を担っているのが、戦術カード

本作のようなストラテジーゲームでフルオートという前提だと、基本的にユニットの相性と能力値で勝敗が決まる。そして、対戦前にユニットの編成と戦力が確認できる以上、戦う前から勝敗が見えてしまう

しかしここに、戦術カードが加わると、勝敗が読めなくなるどのユニットにどんなバフをかけるかによって、ある程度の相性さや戦力差はひっくり返せるのだ。

そして最大のポイントが、相手がどんな戦術カードを選んでいるかわからないところ。ただ、相手のユニット編成から、おそらくこういうカードを持っているのではないか…と読むことはできる。ここで、PVPにおける駆け引きが発生

選択可能な戦術カードの数は1枚のみ、しかも戦闘前に選ぶだけ…というかたちなのでシステム的にこれ以上ないほどライト。でも、駆け引きの楽しさはしっかり味わえるようになっているのだ。

ゲームの流れ

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躍動感のあるタイトル画面。iOS版だとAppleログインかゲストログインが可能。

ゲストログインを選べるのは良心的!…ただ、Appleログインは手間なく行えるし、万が一の際のデータの保持も行われるので、可能ならAppleログインがオススメ。

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ゲームを始めると、時代背景がオープニングムービーとして語られる。

本作は日本語対応しているのだが、一部の文字が化けて□で表示されてしまう。できれば早い段階で修正して欲しい。

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オープニングが終わると、陣営の選択。各陣営毎に、サポート役として異なる歴史上の英雄が優位されているぞ。

ちなみに筆者はジャンヌ・ダルクのいるフランク人をチョイスした。

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冒頭はバトルだけを繰り返し行う展開となっている。

チュートリアルに従ってタップしていけば、負けることはないぞ。

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バトルをこなし続けると、やがて領地を獲得。ここでタイトルカットが表示される。カッコいいぜ。

この後、内政やPvPなどといったコンテンツが段階的にアンロックされていくぞ。

「Dawn of Ages」の序盤攻略のコツはこまめな武器強化と狂乱カード

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序盤はバトルチュートリアルに特化。内政なしでバトルをこなしていく。

本作の序盤では、CPU戦を重ねていくことになる。

序盤だけあってほとんどのバトルで問題なく勝利できるが、敵も次第に強くなっていく。何もしなければ、最終的には負けてしまうだろう。

そこで、序盤の展開で意識したいのが、武器強化と狂乱カード

バトル後は細かく装備を確認!可能なら強化

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新たな武器を手に入れたら必ず装備を確認。可能であれば強化も行おう。

本作では1バトル終わったタイミングで必ず何らかの武器が手に入る。

ここでついつい次のバトルに進んでしまうが、面倒でも装備の確認を行おう。新たに手に入った武器が現在の武器より強いかどうかを確認し、強ければ装備を切り替える

また、強化可能であれば必ず限界まで強化を行う

これを怠ると、早い段階で負けるハメになるぞ。

戦術カードはコレ!狂乱カードがオススメ

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複合的なバフ効果を持つ「狂乱」が強力!オススメだぞ。

また序盤では、戦術カード「狂乱」がオススメ。

全ユニットの抵抗力が50%アップした上、移動力と攻撃力が16%アップするというかたちで、複合的にかかるバフが強力

戦術カードに迷ったら「狂乱」カードを選んでおこう。