ロスト イン プレイ:Lost in Play

ロスト イン プレイ:Lost in Play

パブリッシャー Snapbreak

ジャンル アドベンチャーゲーム

価格 基本プレイ無料

空想世界で生き生きと描かれる謎解き&冒険!子供のころのワクワクを取り戻せるアドベンチャーゲーム

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ロスト イン プレイ:Lost in Playのレビュー画像

主人公の兄妹が空想の世界を冒険!なめらかなアニメーションが魅力的。

空想世界での兄妹の冒険を描いたポイントクリック型アドベンチャー

「ロスト イン プレイ:Lost in Play」は、兄妹の冒険を描いたポイントクリック型アドベンチャーゲーム。

舞台となるのは兄妹が思い描く空想世界。そこでは角の生えた獣ゴブリンなど、ファンタジックな存在がたくさん登場する。

そんな絵本のような世界を、なめらかなアニメーションで生き生きと表現!世界観に思い切り浸って、子どもの頃のワクワクを取り戻せる一作なのだ。

タップで探索!パズルを解こう

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アイテムは、アイテムウィンドウからスワイプすることで使用可能。

ゲームシステムそのものはポイントクリック型アドベンチャーゲームとしてオーソドックスに作られている。

探索したい場所をタップし、情報やアイテムを獲得。獲得したアイテムは、カバンアイコンをタッチした後、スワイプで使用できる。

探索を進めるとミニゲーム的なパズル要素も出現。パズルごとに異なる操作がもとめられるが、いずれも直感的に分かるものになっているぞ。

フルプレイは有料!ただし無料でも魅力は味わえる

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ゲームをフルプレイするためには課金が必要。まずは無料部分を楽しもう。

本作はダウンロード自体は無料で行えるが、最後までフルに楽しむためには課金が必要iOS版であれば900円でフルバージョンがアンロックされる。

課金する価値があるかどうかは、無料部分をプレイするだけでも十分判断できるだろう。…いや、本作が刺さる人なら、無料部分をプレイすると確実に課金するハズ。それくらい、冒頭から魅力全開な作品なのだ。

興味を持った人は、ぜひ、まずは無料部分をプレイしてみてほしい。

「ロスト イン プレイ:Lost in Play」の魅力はなめらかなアニメーションで表現されたワクワクいっぱいの空想世界

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眼が不気味に輝くカエルの像。禍々しい雰囲気を持っている…。

本作の魅力は、なんといってもアニメーション。なめらかに動くだけではなく、パターンが豊富

キャラクターたちが次々といろんな表情を見せてくれるので、ストーリーを追っているだけでも楽しめる。

本作の空想世界が生き生きとしていて、ワクワクいっぱいなのは、このハイクオリティなアニメーションがあってこそだろう。

ワクワクいっぱい!現実と地続きの空想世界

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先ほどのカエルの像と門の、現実世界での姿がこちら。フツー…!

本作で描かれている空想世界は、目の沢山ついた獣やらゴブリンやらといったモンスターが多数登場する、ファンタジックな世界。

ただ、いわゆる「異世界」「パラレルワールド」のようなものではない。現実世界に住む主人公たちの空想として描かれている。

このため作品内においても実在しない、完全に架空の世界といえるのだが、その反面、主人公たちの空想の世界だからこそ、その世界には主人公たちの認識した現実が反映されている。現実世界の何かが置き換えられ、ゴブリンという姿になっている…というわけ。

こうした構造になっているからこそ、なめらかなアニメーションによる表現が効果的。空想世界は主人公たちの内面を反映したものなので、魅力的に描かれた空想世界を通じ、より強く主人公たちへ感情移入できるのだ。

空想世界はそこにある!モノの見方が変わる…かも?

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見方を変えれば、我々の現実世界にだって、伝説の剣は存在する…かも!?

本作をプレイして筆者は、子どものころを思い出した。下水道の中にはクマやワニといった猛獣が巣食っていると信じていたし、なんなら、その先にはショッカーのような秘密結社の基地があるとすら考えていたっけ…

もちろん現在の筆者はそんなことあるわけないと知っている。仮にショッカーでもデストロンでもゴルゴムでも秘密結社が存在するとして、わざわざ臭くて狭くて不衛生な下水道内に基地を作らないだろう。

そもそも世界征服をするということは、世界各国の軍事機構を敵に回すということ。となると、一国の軍事予算レベル程度の資産では現実的に実行できない。逆にいえば世界征服を現実的に検討できるということは、相当な資産を持っているということこになる。じゃあそんな資産家が下水道内に基地を作るかというと…いや、人目をはばかるにしたって、もっとマシな場所あるよね!?

筆者のこの考えは、子どものころの考えと比べて正しいだが、楽しくない

どう考えたって、下水道の中に秘密結社の基地がある方がワクワクする!街の下に秘密結社の基地が存在し、下水道を通じてネットワークが構成させれていて、日夜改造手術を行っているのだ。その改造手術の結果生み出されたものは、人面県や口裂け女、くねくねや八尺様、スレンダーマンやシャイガイといった存在として目撃されているに違いない!

え?なんのためにそんな改造出をやっているのかって?…知らない!知らないが、こういう妄想めいた考え方の方が、楽しさやワクワク感の面では上ではないだろうか。

そして筆者に限らず、子どものころは誰しもが空想の世界を自然に楽しんでいたハズ。けれど年齢を重ねるにつれ、物事を正しく見ることしかできなくなっていった。

でも本作をプレイし、主人公たちに感情移入することで少し、子どものころの楽しい空想の世界を思い出せた気がする

そうそう、そうだったよ。空想の世界は別に異世界なのではなく、今ココの現実の世界と同時に存在しているんだった。見方を変えるだけで、街中は冒険の舞台だし、立ち向かうべき敵はいるし、サンタクロースは実在するのだ。

…こんな風な気持ちになれる点で、本作は素晴らしい名作だと思う。

ゲームの流れ

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最初の舞台はだたっぴろい草原。ここではスタッフロールをはじめとしたオープニング演出とチュートリアル、そして世界観の説明がセットで行われる。

ここだけでも非常にクオリティが高く、プレイしてよかったと思わせてくれるシーン。とりあえずいろんなものをタップしながら右へ右へと進もう。

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草原の中で謎解きを進めていくと、最初のパズルが出現。

太陽マークが矢印通りに回転するので、上手く動かして色を揃えよう。

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草原をクリアすると…舞台は兄妹の部屋へ。でもお兄ちゃんはまだお休み中。

妹を操作して、お兄ちゃんを起こしてあげよう。そのためには目覚まし時計がカギになるぞ。

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なんとかお兄ちゃんを起こしたけど、携帯ゲームをぷれいしながら不機嫌そうに家の外へ行ってしまった。

妹としてはなんとかお兄ちゃんの気を引きたい。そのためのカギは、床に落ちているマンガ本の中にありそうだぞ…?

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さらにストーリーが進むと、今度はお兄ちゃんを操作することに。

舞台は、不気味な木々が生い茂った森。どうやら空想の中の模様。ここからどんな展開が待ってるのか…?

「ロスト イン プレイ:Lost in Play」の攻略のコツは好奇心にアリ!いろいろタッチしよう

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とにかく色んなものをタッチしまくろう!思わぬものがクリアのカギになるかも。

本作のようなポイントクリック型アドベンチャーゲームを攻略する上での鉄則が、くまなく、さまざまなものを調べるということ。

人間だれしも先入観というものを持っている。このため画面を一見しただけで、「これはゲーム進行に関係がありそう」「これは関係がなさそう」などと、勝手に判断してしまう。しかし、この判断が合っているとは限らない。

なので、とにかくいろいろなものをタッチ!正しいものを探そうとするのではなく、次から次へと好奇心に任せてタップしていくのがコツだぞ。

一定方向へ回転させるのがコツ!ギアのパズル

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このかたちはクリアの一例。歯車が繋がっていればOK。

基本的には調べることが攻略のコツになる。ただ、パズルパートに関しては、調べるだけではクリアできない

そこで序盤の2つのパズルについて攻略上のポイントを書いておこう。

まず、時計の裏側にある歯車のパズル。このパズルでは、左下から右上へとギアを繋ぎ、動力を伝えることができればクリアとなる。

パズルを解くコツは、一般的なスライドパズルと同様、パネルを一定方向に回転させること。時計回りだったら上→右→下→左、逆時計回りだったら上→左→下→右…といった具合に一定方向へ動かすことで、意図通りの場所へパネルを運ぶことができるだろう。

ヒツジは順番に動かす!倉庫番パズル

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黒い羊は順番に動かすこと。そうでないと、他の羊が動かせなくなってしまう。

2つめのパズルは、黒い羊を灰色のマスまで移動させる倉庫番的パズル

このパズルを解くコツは、同じ羊を連続で動かさないこと。ある羊を1マス動かしたら、今度は別の羊を1マス動かす…という前提で考えよう。

そうしないと、動かした羊が別の羊の動きを邪魔するかたちになり、行き詰ってしまうぞ。